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真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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泣き顔に弱いのです『兄弟の事情』

2009-07-11 | 読了本review
本日はディアプラスの新刊で

渡海奈穂さん『兄弟の事情』
 水橋家の三男である受様は公園に捨てられていたところを
 次兄に見つけられたのがきっかけで水橋家の養子になる。
 あるきっかけで次兄への思いが恋だと気付いた彼は・・・。

三人兄弟の次兄と末っ子の恋物語

基本的に近親モノは好みじゃないのですが、
本作は養子で他人同士なので手に取りました

受様は水橋家の養子です。
受様の実の母は三歳の息子を公園に捨てて逃げ、
ぼんやりしていた受様は水橋の次男に拾われ、
水橋家の夫婦は彼を養子として家族の一員とします。

二人は死ぬまで引取った受様を実の子と同じく育て、
長兄も次兄も養子である事実を隠していたので
受様も知らないふりをして暮らしてきましたが、
受様が次兄に寄せる気持ちは兄としてではなく、
一人の男としてのモノだったのです

そんなある日、
受様は酔っ払った次兄の友人に襲われ
危うい所を次兄に助けらたものの、
生理現象を見咎めた彼にからかい半分で手で出され、
手コキされてしまいます

お兄ちゃんもかなり酔っ払ってますよ~

しかも彼はあまりモノを深く考えないため、
三男の存在を意識しても普段の行動は変わりません。
しかし手を出された受様は
生真面目さゆえに考え込んでウダウダ状態に。

果たして二人の未来はいかなる事に

渡海さんのお話は
主人公の相手が何でこんな男がいいんだという
悪い男系というか変わった性格のお相手が多く、
本作の攻様もモテル理由は判るけど
他にも良い男はいるよと言いたいようなお相手ですが、

優しく迎えてくれた家族の絆は大切にしたいけど
次兄への恋心を抑えられない受様の切なさともどかしさに
ヤキモキしつつ読み進み、
開き直ったかのような次兄の告白には
呆れながらもホッとできて良かった

基本受様人称ですが、
攻様人称もチラホラ入って進むため、
気付いていないだけなのね見たいな感じも
コメント
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