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真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

日々のちょっとした楽しみに・てんてんの書籍買物&萌review♪
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気分は既に新婚家庭『幼馴染みは俺の嫁!』

2009-07-05 | 読了本review
本日はもう1冊ルビー新刊を

真上寺しえさん『幼馴染みは俺の嫁!』
 結婚を控えていた彼女に振られ落ち込んでいた主人公。愚痴を
 聞いてもらった友人にとりあえずの居候をさせてもらう事にな
 ったのだが、引っ越し初日にといきなり迫られ押し倒されて!?

今回は外資系企業のコンサルタントと
メンズセレクトショップの店員の同級生カップルが
友達だと思っていた相手を改めて意識して恋人になるまで

受様は近々結婚を控えていましたが、
その彼女に好きな相手が出来たと振られてしまいます。

もともと両親の友人を介して知り合った為か
周囲の盛り上がりのまま進めた結婚話でしたが、
やはりショックは大きく、
今回も攻様を呼び出して報告がてら愚痴る受様。

そんな受様を宥めるつつも胸中は複雑な攻様。
実は攻様は前から受様に惚れていたのです

結婚すると聞かされて諦めようとはしたのですが、
破談なったと聞かされたからにはチャンス到来

攻様はうまく言いくるめて同居を了承させて
受様が引っ越してきたその晩、
引越し祝いと飲むうちにマズは身体から攻略した攻様

そして翌日、
受様にずっと好きだったと告白しますが、
攻様の過去の彼女達や元婚約者を思うと複雑な受様。

好きだという感情はあっという間に変わってしまう。
友達ならそんなことはないのに・・・。

二人の関係をステップアップさせるのは受様の気持ち次第

好きになってもらえないなら友人のままでという設定は
受様でも攻様でも結構有りますが、
こういう場合、
代々の彼女は相手を忘れる為の身代わりというか
性欲の捌け口というかパターンなので長続きしない為、
自分も飽きて捨てられるなら友人の方が良い!
というパターンが多いですよね

本作も見事にそのパターン。
まあだいたいが傍から見れば両思いなので
まとまるまでの過程を楽しむという展開かな。

本作もメイド服コスプレでHされたり、
攻様を好きな子が現れて嫉妬したり、
攻様の上司にアタックされたり、
元婚約者との事を誤解されたり・・・。
最後まで楽しく読めました

今月はルビーを4冊も買ったのでまだ1冊残ってる
ビーンズも読みたいのでチャッチャと攻略せねば
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最後に美味しく頂く品は『一番美味しい恋のレシピ』

2009-07-05 | 読了本review
本日もルビー新刊で

日生水貴さん『一番美味しい恋のレシピ』
 飲食店を営む父親に極度の偏食を心配された主人公。それを改善
 するためにと紹介されたのは幼い頃に「お兄ちゃん」と慕った
 料理研究家だった。彼には手酷く裏切られた過去が有り?!

美味しいメニューが色々登場しますので
お腹の虫に注意してお読み下さい

受様はあまり食に興味がなく、
食べたいものしか食べない生活をしていましたが、
久しぶりに多忙な父親と料亭で食事をした際、
出された料理全てにマヨネーズをかけて食べ、
父親を絶句させてしまいます

一人息子のあまりの偏食を気に病んだ父親は
受様の偏食矯正を料理研究家である攻様に頼みます。

偏食強制の名の元、
受様は攻様のお家で夏休みを過すことになりますが
果たして受様の偏食は直るのか
そして淡い初恋は甘い恋愛に育つのか

本格派の攻様の料理に慣れた受様は
彼の食事以外は美味しくなくて
結果的に偏食になってしまった感じなので
再会した彼の食事で好き嫌いを減らしていく
ある意味お約束な展開です。

好きなあまりに素直になれない受様の態度は
大人で余裕な攻様にとっては見ているだけでも
可愛い以外の何物でもないのでしょうが、

再会時に受様の味覚確認と称して
受様の咀嚼ブツを口移しで奪ったり
野菜を食べ残したら「キス一回」と
強引にキスしたりするのは完全に嫌がらせですよ

主題通りに行くと受様の初恋成就なお話ですが、
結構天然系で強引な攻様側から見ると
『源氏物語・紫の上の章』って感じなのも
私的なツボに入った本作、とっても面白かったです
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