毎年年末に 来年の干支を色紙と年賀状に独自のステンシルで描いた
昨年の戌年が最後になった義父の絵
２００７年１１月１８日（日） 
“降っている ところが見える 草千里”
夫と結婚して間もなくの頃
夫の父が朝日新聞の川柳のコーナーに寄せて掲載された句
私は“草千里”も知らなくて句の意味を義父に尋ねた
「阿蘇の草千里が浜の草原の広さを表しているもので
草原に立ち 遠くを眺めていると遥か遠くで雨が降っているのが見える
そして その雨雲が次第に自分の方へ近づいてくる夕立ちの様子」
だと教えてもらった
その時に想像した草千里の様子が今も記憶に残っている
いつか 実際にこの目で見たいもの
“初孫は 美人でござる 梅の春”
長女（初孫）が生まれた時に 色紙に書いて贈ってくれた句で
親が見ても 決して美人には見えない赤ん坊に
早くも爺バカぶりを発揮したお爺ちゃん
“飴よりも 酒の肴が 好きな孫”
初孫が生まれる以前に
孫のように可愛がっている親類のトモくんのことを詠んだ
酒好きの義父に付き合える程度の酒豪に成長したトモくんが覚えていた一句
川柳と絵とお酒とタバコを好み 我ままに生きた８７年
２か月足らずの介護で 感謝の言葉と笑顔を残して静かに逝った義父
一人息子に見守られて
２００７年１１月１５日未明 永眠
このような事情でブログの更新ができませんでした
遅くなりましたが コメントにはこれからお返事させていただきます
今年はおじちゃんからの、年賀状が届かないのが
寂しいです…
私のこと 可愛がってくださって感謝しています
どうかこれからもよろしくお願いします
優しい義父様、素敵な川柳を残されたのね。
お元気だったころは何気ない川柳だったかもしれませんが改めて見直し、もういないと思うと余計に悲しくなりますね。
sayoさんとみちおさんのコメントを拝見して
私までジ～ントきてしまいました。
二人旅が出来るようになったら阿蘇の草千里にも行ってきてね。
早く元気になってね。
間の悪い私でごめんなさい。
素敵な、川柳胸にしみます。
孫を愛する心が、川柳で いつまでも残りますね。
寂しいでしょうが、みちおさんもお疲れが出ませんように
お忙しかったですね。
悲しんでいる暇が無かったのでは・・・
川柳をしみじみ思い起こされている、
みちおサン夫婦の気持ちを思うと
胸がキューとなります。
みちおサンとお友達になる少し前に
私も母が生死を彷徨い、とても悲しい思いをしました。
いつまでも居てくれると思っていたのは
大きな間違いだったと、その時気づきました。
とても動揺しました。
御冥福お祈りいたします。
お二人ともお疲れが出ませんように・・・
離れて暮らしているので 嫁の欠点見ないようにしてくれました
居る時には何でもないものが
居なくなってみると大切だなんて…
阿蘇の草千里 夫と二人でいく旅リストに入れておきます
私が想像した風景の写真が撮れるといいんですけど
見られない時に限って
新しく しほんさんからコメント頂いて
すぐに 返せなかったことが残念でした
私こそ 最初に重い話で すみません
川柳 他にもたくさんあるんでしょうが
気にも留めていませんでした
今度 整理してみようと思います
義父の優しさ 再確認
これから先 長く続くであろう介護をどうすればよいのか…
そればかり心配していた２か月から解放されたこともあったんでしょうね
我が家に戻ってきて 義父のこと改めて思い出して
涙しています
ジェニままさんのお母さんのこと
ブログを読んでいて ほんとによかったと思っていました
私の母は亡くなってもうすぐ５年になりますが 突然でした
（72歳のお誕生日が告別式だったんです）
親は先にいくものだと思っていましたが
自分の親だけは 特に母親は死なないと思っていましたから
あの時のあの悲しみを乗り越えたので
今回の悲しみも大丈夫です