南米はエクアドルへ飛ぶ。
今回は三本のレポートを作る予定。
アメリカの不景気のあおりで苦労している出稼ぎ労働者の話。
貧困のため学校にも行かずゴミ捨て場で働いている子供達の話。
ガラパゴス諸島の環境を守る話。
キューバのサンタクララ上空を横切ると、座席のスクリーンにパナマの上空を飛ぶイラストが映った。道路さえ見えるのだから雲さえ切れればと窓から覗き込むと、白い雲にうっすらと黒い筋が浮かび上がった。まさかそんなに都合良く・・さざ波が光り、浮かぶ貨物船のコンテナが見える。
スチュワーデスに「あれ、運河かな?」と尋ねると「ちょうど通る頃ね、どれどれ、あーそうそう間違いないわ、ラッキーね。」
もう一度覗き込むと程なくパナマ運河は雲に覆われて消えて行ってしまった。
いいね、明日からの撮影もこんな風に行くのさ。アイポッドからツェッペリンの D'yer Mak'er、コーフンして来た。サイコーの仕事をするさ。ゴミの山で子供達に会って泣くんだ。だいじにだいじに、そして情熱的に撮るんだ。
七時間程でグアヤキルに、そこから国内線に乗り換えて、世界遺産に登録されたエクアドル第三の都市クエンカに到着、案内のカルロスが迎えてくれた。
標高2530m、少し肌寒い。