ドイツのワンコ、吠えないんです。街中でよく見るのに、めったに声を聞かない。吠えてるのを聞いたら「今日は珍しいことがあった」と思うくらい。うっかりしっぽを踏んでも鳴かないので、気をつけてあげないといけない。そのドイツ、訴訟社会でもある。万一噛みついたりしたら、どんな目に遭うか。
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2016年5月18日
さつばつとしてるなー。
みゃんまーのわんこは,うっかりしっぽをふんじゃっても(おーうジャパニー! さむらーい! すもー! おーぅ! けんどーふぁいたー! おぅいいぇー! とか言われたので,しこふみをやってやったりしたら,足をふみはずして犬のしっぽを踏んだ),「きゃうんっ!」と一声鳴いて,わきにずれて,「なにすんのん。ぼく,なにも君にしてないよね? ちょっといたかったよ?」って目をした。
あわてて,「あああごめん,いや,あの,ついうっかり! うん,君にうらみがあったわけでもなんでもないんだ,ほんと,つい,うっかりして,すまないっ!」と日本語で謝った。
たぶん,二回やったら怒られたとおもう。
敵意をもってやったわけではない,とわんこには理解してもらえた模様。
踏まないように,離れてあげたら,やや恨みがましい目をしつつも,だまって僕の演武?の見守りに徹してくれた。
あと,手振り身振りで犬に謝る日本人もおもろかったと見え,現地人も笑ってみてた。
まあ,おもしろかろう。日本から来た大先生が,犬に土下座して寛恕を乞うてるんだ。で,日本語と英語で,ミャンマーの犬に謝ってんの。
さて,どっちがわんこにより幸せか,はちょっと思うに足る。
足を踏まれても,足が多少腹に当っても,『いやさあ,わざとじゃねぇってことは解ってるけど,こっちだって痛ぇんだけどさぁ』という意思表示で間に合うミャンマーと,
『俺に痛くあたるってことは,敵対関係,覚悟完了! 訴訟上等,是非とも噛みついてやらねば,俺の男がすたるし,ご主人様のメンツもたちゃあしねえやぁ!』というドイツと。
まあ,ぼくはあほの子だから。
19時ぐらいの街灯もない公道で,飲んだくれのトドみたいなおやじが泥酔してのたばってるよーなミャンマーがちょっと楽しそうかな。いや,現物を見ると,『どけ,そこのトド。つーか海に返れ。おめーの棲家は北洋だ』とか思うけど。いまどき日本のど田舎の正月でもみないぞ,ここまでのトド。
なお大気汚染の観点からは甲乙つけがたい。
最新型エンジンのディーゼル排気マシマシのドイツと,超旧式エンジンのディーゼル排気と土埃のミックスのミャンマー。最近,ヤンゴンはマシになってきたけどね。いやまておまえら,車のボディのほこりに「*** has come」とか落書きすんな。歓迎の気持ちは分かるが,戻ってくる気がそげるぞ,この汚染具合。
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