空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

いや、せやろ。ものの当然として。

2018-10-17 18:37:18 | Weblog
東亜日報 日本、高麗遺物の貸出を拒否 Posted October. 16, 2018 08:57, Updated October. 16, 2018 08:57

 いや、せやろ。ものの当然として。

 高麗時代の「阿彌陀三尊図」について「元々この仏画は12月、ソウル龍山区(ヨンサング)にある国立中央博物館で開かれる予定の高麗建国1100周年特別展「大高麗展」で会えると期待されていた。しかし、東京博物館がレンタルを拒否し、祖国への外出は失敗に終わった。「レンタル後、安全に返してもらえる根拠を示してほしい」という日本側の要求を満たせなかったためだ」。

 国宝級の品物など、貸し借りは当然のことで、つまり返却されるかどうかに疑義がつくこと自体、おかしいのだが。

このような雰囲気は、2012年に対馬で発生した高麗仏像盗難事件が決定的な影響を及ぼした。当時、韓国人窃盗犯が日本の寺院で盗んだ仏像について、昨年、大田(テジョン)地裁が返還要求を拒否し、忠清南道瑞山市(チュンチョンナムド・ソサンシ)にある浮石寺(プソクサ)が仏像を持って行くよう判決を下した。その後韓国文化財を所蔵している海外の博物館や美術館は、遺物が韓国に行けば差し押さえられかねないという不安のため、展示貸出を避けているのが現状である

 なので、まあ、そりゃそうだろう、理の当然だろう、といった感想しかない。
 とにかくこの手の信頼性ががくっと落ちてしまって、回復するには、もう…どれだけかかるやら。

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