空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「オープン・モスク」がオープン!

2014-09-21 19:00:07 | Newsメモ
 という、超こてこてのギャグを記事タイトルでかます度胸を誰か買っていただきたい。

BBC  Cape Town pro-gay mosque opens in South Africa 19 September 2014 Last updated at 17:07

 いかなる宗教、いかなる性的嗜好のひとをも迎え入れるという非常にオープンなモスクが南アフリカ、ケープタウンでオープン。女性が儀式で式文読むのリードするのまでOKという、ラディカルな方針。すごいなそれ。

 責任者のHargey氏はUKのOxfordのMuslim Educational Centreの教授さん。精神を閉じた人にではなく、開かれた精神の人にこのモスクを立てたのだ、イスラム過激派の成長に対するカウンターなのだ、南アでは20年前にアパルトヘイトから民主主義へと平和的革命を行ったではないか、いまや同様の、宗教的改革があるべきときだ―と述べる。

 世界中でムスリム・クリスチャン間での軋轢があったりしてるが、そういうのはwarped theologyに依拠するものだ―と非難する。
「常道をはずした」「イッっちゃった」神学というのはどういうものかという疑問はあろうが。



 …うんまあ。



 しかし中田先生の場合、イスラム神学についてはご専門であられるかと(頭を抱えながら)。



 …お立場は一貫されているものと思うが、神学の学者じゃなくて「神学者」だなあとか。



 いやまあ、そこは「良識」の定義や範囲による部分があるかもしれないけど。パレスチナ国家独立だって、それなりに妥協の産物ではあろうし、原理主義的要素をちょっと増加させれば、是非どっちかに振れることもあろうし。



 これはもうアウトだ。うん。



 これはご尤もかと思う。



 これでアルカイダ・ファンが「アルカイダは人道的な組織なんです!」と主張する余地ができたではないか(頭を抱えながら)。

BBC Syria crisis: 66,000 flee Islamic State into Turkey 20 September 2014

 トルコにシリアからの難民(クルド人)が大量流入。国境を開放したのがきっかけ。
 トルコは直接的軍事介入にはやや及び腰のようだが、微妙な案件もあったことだし、止むを得ないことか:

BBC Turkish hostages held by IS in Iraq released 20 September 2014

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