goo blog サービス終了のお知らせ 

空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

NHK・コロナ関係の記事メモ

2021-08-18 00:32:12 | Weblog
 人工透析を要する人の4割程度が糖尿病性のものとか。糖尿病は危険因子としてあげられて久しい。それが重篤になれば当然、十分に危険性もあがるだろうし、そもそもそうまで腎臓が疲れ果てていれば、そりゃあなんかしらの病気が直撃すれば、そりゃ、まあ、その…。

NHK 札幌 「第4波」で人工透析患者118人がコロナ感染 半数余が死亡 2021年8月16日 4時30分

ことし春以降の新型コロナウイルスの感染の「第4波」で、札幌市では人工透析を受けている患者118人が感染し、半数余りの53%の人が死亡していたことが市の調べでわかりました

18の医療機関で入院や通院をしていた合わせて118人が感染し、このうち半数余りの53.4%にあたる63人が死亡していたことがわかりました

 とまあ、それこそエボラ並みの致死率。合わせ技で死に至らしめた―にせよ、こうまで高率では恐怖するに足る。

年代別にみると、
▽90代以上は感染した6人中5人が死亡し、致死率は83.3%、
▽80代は28人中21人で75%、
▽70代は30人中17人で56.7%、
▽60代は24人中13人で54.2%、
▽50代は18人中3人で16.7%、
▽40代は12人中4人で33.3%でした


 50代で特異な値を示しているが、おおむね高年齢層で死亡率が高い―という、まあ別に統計採る前から分かり切ったことだよな、的な数字を示している。

日本透析医会と日本透析医学会、日本腎臓学会の調査によりますと、人工透析を受けている患者でこれまでに新型コロナウイルスに感染したのは少なくとも全国で2156人いて16.7%に当たる361人が亡くなったということです

 ―ということで、全体的にはエボラの半分くらいといったところか。うん、それ完全ロックダウン対象レベル。だから最近は病院等々の封鎖が厳しいわけで。

菊地医師は札幌市で人工透析を受けている高齢の患者が亡くなった割合が特に高かったことについて「長期入院の高齢者が多い病院でクラスターが発生するなど、高齢の透析患者に感染が広がったことが死亡の割合が高くなった原因の1つだと思う」と分析したうえで、ワクチン接種が進んでいる高齢者については今後、同じ事態が起きるのは防げるのではないかとの見方を示しました

NHK クラスター発生の病院で入院患者64人死亡 沖縄 うるま 2021年8月17日 17時41分

沖縄県では、新型コロナウイルスの感染拡大で病床がひっ迫する中、うるま市の医療機関で大規模なクラスターが発生し、これまでに入院患者64人が死亡したことがわかりました」これはうるま記念病院でのこと。

沖縄県によりますと、これまでに入院患者173人、職員26人の、合わせて199人の感染が確認されていて、感染した入院患者のうち64人が死亡したということです

 199人中64名と言うと32%。異例に過ぎる死亡率と言うべきだろう。まあその、年配だったりその他いろいろな病気もあってのことで、つまりは危険因子2個以上の複合技の結果で、この悪性の風邪だけが悪いというわけではないにせよ、その危険因子をむやみやたらにブーストする要因は…そりゃまあ「主因」と言われても仕方ないわな。

「単体ではせいぜい3%なんですよぅ!」と言われても、その…「透析してたらセービングロールは一日一回でいいところ、コロナブーストがかかると一時間に一回になります! ダメージロールは透析と同じで1D3! でも自然回復ボーナスは透析と同じで一日一回1D6だよ!」的な…。

病院によりますと、先月中旬に職員のほか入院患者でも感染が確認され、それ以降、感染者とそれ以外の患者の病室を分ける措置をとってきました。

しかし、先月30日までに5人の死亡が確認され、その後も感染した患者の死亡が相次いで、今月11日の時点では42人の死亡が確認されていたということです。

死亡した64人はほとんどが高齢の患者で、多くはこの病院で入院中に亡くなっていますが、一部は感染後にほかの病院に移ったあと死亡したケースもあるということです


 症例がものすごく積みあがっていることもあり、現場での対策対応は相当練られてきているはずで、根本的には「インフルエンザより、かなり、すごく怖い」に引き落とせる病気ではあるのだろう。いやこの段階でかなり嫌げだけれど。

NHK 「抗体カクテル療法」宿泊療養施設では医師の24時間配置が課題 2021年8月17日 5時02分

「抗体カクテル療法」は、2つの薬を同時に点滴投与することで抗体が作用してウイルスの働きを抑える治療法で、都内では先月から一部の医療機関で、先週からは都の宿泊療養施設で始まっています

しかし、この治療法は、軽症の人の重症化を防ぐことが目的のため、専門家は、中等症か重症の患者が多い病院よりも、軽症者が多い宿泊療養施設での実施が今は有効だとしています

 …とまあ、治療法の開発も進んでいる様子。問答無用の勢いで一気に肺炎直撃、というものでもなければ、高熱を発してうなされる、くらいで収まるようになるかもしれない。しかしそれも適宜医療資源を投下できる状況であればこそで、まあ…こうした状況では、しばらくは無理なのだろう。

 まあ、その。

 一般論として、専門家の数を絞りすぎましたかね。
 もちろん、特に若年者人口も絞られすぎたわけですが―現行の30-40代の教育・雇用を、そうだなあ、15年くらい前には改善しておけば。こうまで人口減少の傾向にはならず、専門家の数ももうちょっとあったかもなあ、とは思う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 堀が原因で大規模コミュナル衝突 | トップ | トルコ:アンカラで反移民暴... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事