空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

問題設定:「グレタ・トゥンベリがトランプを睨みつけた」映像を配信した理由はなにか

2019-09-28 12:00:43 | ノート


 ちょっと思いつくところがあった。
 グレタ・トゥンベリがトランプを「物凄い形相で睨みつけた」映像を配信した側の意図はなにか、狙う効果はどんなものか。

 思うに、昨日観察した例のように、『ほうらほうら、みんなだいすきな16歳美少女だよう』とでも、雑なことを考えていた人がいる可能性は捨てきれない。『そんな、君たちが無条件で感情移入するはずの愛天使16歳美少女が正義の怒りの視線を、アニメに出てくるような世界最悪のドグサレ独裁者野郎にむけているんだ。さあ、世界の共通意思を、奴にぶつけてやろうぜ!』みたいな。





 とまあ、新聞の中の人の一部の水準は、上述の如きである可能性はまあある。

 ただまあ



 という報道もなされており、あれだ、共産圏の報道のやり方、みたいなアレで、『事実を報道している』だけかもしれないなあと、そんなことをちょっと思った。私は『本当をつく』という表現を採用していたりするが(出典元は『パタリロ!』だな)。


 思うに、今の日本やアメリカやは、相当に自由な国なのだ。なので、旧ソ連のような、あとで見れば面白みのある高度な報道の余地が少ないのではないか。個々人レベルで言えば純粋に才能の差であろうが、全体としてどうか、ということなら―ああ、まあ、いまの我らが国は、平穏でいい国ですな、という感じかな。

 なおセンスはいいが、こんなセンスを展開させねばならぬ状況はご免被るという例をひとつ:


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