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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

フェイクミートであることを隠して客に食わせ、啓蒙活動だと称するピザ屋さん

2019-06-29 13:35:15 | Newsメモ
BBC New Zealand 'fake meat' pizza was not misleading, says Hell Pizza 28 June 2019

A New Zealand pizza chain that covertly served "fake meat" on pizzas has denied misleading customers, saying it was raising awareness.

But the chain revealed on Thursday that the burgers were actually plant-based, meatless patties by Beyond Meat.

 それは詐欺というんだ。
 それが許されるなら、『豚を食べても問題ないということを教えるために意図的に隠してムスリムに豚を食べさせる』とかなんとかも、『モノのわからぬボンクラのひとにものを気付かせてあげる親切な行為』で通じることになる。
 商売の原則、誠実さの徳に反するのでアウトなのだ。

 近年はそうまでではないとはいえ、商人と言うのは永く疑いの目で見られた職業でもあり、信頼を得るための長年の努力―何世代くらいかねえ―を一気にバーゲンセールで消滅させる愚行となりかねない。

 ムスリムの例を挙げたが―例えばこのフェイクミートを騙して食わせる行為は、ある種の不自然なクイモノを避けようとする思想の自由を侵害してもいる。『そんなもん、どうだっていいだろ。これからの時代はフェイクミートでスローターハウス・フリーだ!』と断言するなら、ムスリムの豚肉食忌避についても同様に踏みにじるのだろうか。

"Not impressed. Having a son with six allergies and intolerances I would be furious if someone decided to fool me on what I ate," another said.

 とまあ、「てめーの正義に強制的に詐欺で付き合わされて、、それがもしうちの息子のアレルギーにクリーンヒットしたらどーするつもりだったんだコラ」というお怒りの声もあるわけである。

 まあさすがにこれ用のフレーバーは、多少のアレルギー対応くらい、しているとは思いたいが。そこまで愚劣な連中がやってる運動ともあまり思わんが、しかし詐欺業者をどう排除するかという信頼性はなお疑問とされよう。なにしろ堂々とこのように詐欺をしでかす(そして恥じない、むしろ誇る)連中である。

Others praised the move, however, saying they'd enjoyed the result.

"Pizza was tasty, was pleasantly surprised to discover it was meat-free," one pizza-eater enthused.

"Well played! Hope this sticks around the menu for a while," said another.


 まあねー、軽度とはいえ、アレルギー持ちの私としてもねー…。
 姪がえびアレルギー出たみたいで、かわいい姪をいい寿司屋に連れていく楽しみが消えたっぽく、これを思っても、この手のたべものファシズム少数派には敵対的になるかな。

 ところで

The Beyond Burger is made from plant proteins - usually peas, mung bean and rice. It says it is made without GMOs, soy or gluten.

 大豆もだめなのか、と思うと―新たなアレルギーが発生するまで(つまりまあこのpeaやmungによる)、どれほどかなーとか。ひとせだいのうちには始まるんじゃない? 「なんでつぎつぎ新たな病気が起こるのかな」とか思ったことない? その間になにが起こっているのか、考えても見ない? あとまあ、コメが入ってたりするようだが、まあコメアレルギーなんぞ滅多にないから知ったこっちゃないや、勝手に避けてろってことだろうか。

【Vegan問題】【fake meat】
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