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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

たまに世論調査の数字を見てみるのもよいことかと

2017-02-21 18:42:47 | Weblog


 福祉の定義についてはさておき、後半部分は「いや、うん、そのとおりだ!」と思っちゃう人が相当いるだろう。この人の作風は、なんというかギトギトに陰性のなにかが煮詰まってる感を感じて、どーもスキではないんだが―恐らく、それがゆえに、騒動が起きるまではどマイナーだった―、うまく日常に潜むアレコレを生活者目線水準で切り取るスマートさがあるように思う―それゆえに、たくさんの人の目に触れる機会を得たとたん、ニッチな・コアなファン層をつかみえたのだろう。

 …いやほんとに。冗談抜きに。平日にのほほんと子供つれてデモ参加して、うわあい縁日みたいにレクリエーションあるし、子連れデモも普通になってきたっぽーい☆ とかやれてる層に生活者の味方☆ アピールされたら、まあ怒り出す層はけっこー分厚いだろーし。
 そこらへんの人たちに、なんでデモにこないのー? あなたの怒りを政権に見せ付けてあげなきゃダメダメ☆ とか言われたらかなーりムカッとされるだろーし。
 あまつさえ、デモに参加しないってことは、ドグサレアベの仲間ってことだよー? 人間としてどうかと思うー、とか煽られたら、まあ静かに安倍首相と一緒に写した写真を削除したりするかなー。

 まあ、そういうアレコレの結果として支持率が現れるので、たまに世論調査の数字を見てみるのもよいことかと思う。

読売新聞 内閣支持率66%に上昇、日米首脳会談を評価か 2017年02月19日 22時01分

読売新聞社は17~19日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は66%で、前回調査(1月27~29日)の61%から5ポイント上昇し、第2次内閣発足時の2012年12月の65%とほぼ同じ高い水準となった。不支持率は24%(前回31%)

 単純に「磐石」ではない点は、当然当事者たちは意識しているだろう:「安倍首相とトランプ米大統領の日米首脳会談を「評価する」は66%、「評価しない」は26%。首脳会談の評価に加え、北朝鮮の弾道ミサイル発射などで危機意識が高まったことも、支持率を押し上げたとみられる」、この最後の要素。そこから逆算して日米首脳会談がうまくいったらしいことを評価したい気持ちがわきあがる、という相互作用だってあろう。

 ともあれ:

産経新聞 安倍晋三内閣支持率58・8% 自民党↓36・9%、民進党↑10・8% 日米首脳会談を「評価する」64・1% 2017.2.20 11:43

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が18、19両日に実施した合同世論調査によると、安倍晋三内閣支持率は58・8%で、1月28、29両日の前回調査から1・9ポイントの微減。不支持率は30・1%(前回比0・6ポイント減)だった

政党支持率は、自民党が前回比4・8ポイント減の36・9%で、民進党は同2・7ポイント増の10・8%だった。その他、公明党2・5%▽共産党6・1%▽日本維新の会3・2%▽社民党0・7%▽自由党0・6%▽日本のこころ0・2%

 …共産党が地味に支持を確保しているあたりと、民進党が「二大政党制www」状態になっているあたりが、まずは面白い。



 あからさまに誤字の「金正恩氏殺害」に素でふいた。菅先生がどこの所属か、最近はチェックしてないので分からないが、まあいろいろお困りなのではないか。チェック機能が働いてないのは、秘書さんの責任かなあ、これ。



 ご尤も。



 いやそりゃおめぇ、純粋に政治上の目的のテロもテロであって、当然それは規正法の真の目的のひとつだろうよ…。



「至誠天に通ず」とばかりに付随被害をぶっちらかしたら、天は天でも天皇まで通じちゃって事実上の鎮圧命令が出たんじゃなかったっけか。

 ともあれ、純粋な気持ちからでようがなんだろうが、テロはテロだ。一対一の正々堂々の武力闘争をする分には、まあ、構わん気がするが、それはどこか遠い砂漠のどまんなかででもやってくれ。もののついでやなんかで、我々末端の人民を犠牲にしてくれるな、と思うと、当然、社会契約としてはテロ規正法になんらかの賛成をすることになり、これに対して「純粋な心情から発するものは別!」と主張する勢力には、ちょっと賛成票を入れづらいように思うのだが。

 …いやそりゃあね、1944年のどこかの段階でヒトラーを…とか、モスクワ裁判あたりの時点でスターリンを…とか言われたら、うんまあ…といいたくなる。だが、それは非常に重い決断なのであって、たとえばいまの日本で「そぅ」言われてもねえ、とは。

 たとえばヒトラーが首相になったのは1933年1月30日だとか。二日後には議会解散。二月末頃に国会議事堂放火事件、次いで共産党弾圧。電光石火だな、おい。でまあ、丸四年経ったころ、1937年ころには再軍備宣言(1935年)とラインラント進駐(1936年)を済ませているらしい。ところで我が国、安倍首相は、反対派からしばしばヒトラーの類似物とみなされるようだが、就任(2012年12月末)以来まる四年ほど経過したのだ。

 …共産党員の無差別拘束・暗殺もまだ起きてはいないだろう。ブロンベルク罷免・フォン・フリッチュ事件(1938年)もなあ、とか。

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