空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

草津の件(反撃戦始まる)

2022-11-16 12:09:27 | Weblog
 草津を巡る冤罪事件の件、いよいよ町長・町側からの反撃・追撃が始まった様子。
 さて。



 虚偽告発によって強姦犯の汚名を着せられ、弱いはずの立場に置かれた方の尊厳が守られるべく、切に願う次第である。
 実際、このような名誉回復の行動ができる例は割と少ないかと思われる。というか回復しないと草津の産業がマズい。



 とまあ、「権力勾配」論は大変に便利な論法であり…私としては積極的には使いたくないものではある。すごい便利だけど。



 見事ですよねえ。





 …それはそれとしてよいのですが、司法で決着がついた場合、草津の名がこの件の不名誉から切り離される…のはそれとして。実際になされることは、ツィッターで大活躍するタイプのフェミニズムだとか、現実世界であることないこと誇張して誰かしらを糾弾する元気な活動家たちの追撃であると思しく…そういう層は、それでもなお一応フェミニズムの客層の一部をなしており…その方面の商売がやりにくくなることを結果すると思しく…。

 …とはいえ「本業」が別にあれば、サブ領域がどうなろうと構わない…というスタンスはありえる。この点、学者は「逃げ場」がある分、活動家より有利な点があるなあと。

 実際、実際。冤罪自体は既に明らかになっている理屈であり。
 町長・草津町側としては、攻撃者側として何人かの実名を挙げているようで。99.9%の勝率を見込んで名指しているはずで…。…かなり厳しい戦いですが、冤罪仕掛けた側およびそれに与した側は、ご用意万端でしょうか、という気はする。



 とまあ、対象はどうもこれらの人々であるらしく。
「よくも事実無根で名指しで汚名を着せたな」と怨み骨髄の人々が、よりにもよって名指しで指定となると、こう…かなりの攻撃根拠を持っている可能性が…と考え得るわけであり…。



 そんな中、物証言質を残さぬような見事な言行の向きには



 …とまあ、酷評されるようである。

 参照すべき事情としては



 …元町議側、かなり不利だよねえ…。

 とりあえず、役に立つ情報も流れてきたのでメモしておこう



過去記事 草津町議、懲罰動議で失職 2019-12-04

有料記事の一部公開部分だけではあるが、この手の話にしては朝日新聞がほぼ中立的な両論併記であるあたり、twitterで「こんな女性無視の国…!」などと憤慨する向きには申し訳ないが、雲行きがやや怪しい感が

過去記事 どこから、どのように政治的資源を調達するか―という問いを立てると興味深い話題 2020-12-19

まあ、で、どこをどう揺るがして、そこから生じた動揺をどのように自派の政治的資源として転用できるか―という課題として捉えると、まあ、この町議さんの人生は成功ではあるんでしょう。そういう「成功」がどれほど望ましいか、ひとにどれほど望まれるかはともかく

過去記事 草津町議、懲罰動議で失職の件(英文記事メモ) 2021-01-17

 さて。


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