空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

安全な反権力

2018-05-02 09:32:27 | Weblog



 イヤ現に例に挙げられた人々はそれなりに。結果としてそうなった―人々もそりゃいたし、いるだろうが、既に固定客が存在しているわけであり(世論調査で、これが―一部支持層と同様に―底固いことはわかる)、これらに対してアピールするコース・市場はわりと明確に見える。

 シールズもと構成員で、生活に苦労している―ということを報じられる人もいたりするが、そういう声は朝日新聞が取り上げてくれたりして、社会的認知を得たいという欲求を満たしてくれる―そしてその辺の就職しくじったひとたちには、そんなボーナスは全くない―まあ、シールズとして活動したか・しなかったかの賭けの取り分の差といえるかもしれないが。

 しかしまあ、もとシールズの子たちだって、誰もがなんとかなっているわけでもなかろう。フツーの就職をとげたひともあろうし、共産党の末端になったひともあろうし、そのほかの可能性もまたあろう。

 まあその「安全とは言い難い行為」は、正直、ガチもんがその辺にころがっていることを知っているヒトには失笑ものだが、時折公安などにチェックされる人もあろうし、主観的にはそれなりの真実ではあろう。
 いやまあ、公安にチェックされたからといってどうにかなるような大物もそんなにおるまいが。
 …10年後くらいに、『警察官のダンナが出世できない理由がわかった…私がもとシールズだったから…』なんてスレが立つかもしれないが、ぶっちゃけ、シールズって、実際上、そんなに数が無かったようだし。さほどの問題にならない気も。



 なにしろ



 総選挙後、さっそく”木っ端役人ども”に反旗を翻されるほど基盤磐石である戦後最悪の独裁者の統治下、我々は気楽に独裁者批判に興じられるわけでございますが、批判者のみなさまにはいかがお過ごしでしょう、というような気が。



 予測されるようなコメント多数。
 流石に最近は、長期にわたる審議拒否の問題が反発を呼びつつあるなか、より丁々発止の活発な国会を求める声も出ようというもの。省庁的な発言と見て記録しておきたい。

 …まあ、野党の拙劣さは目に余るからなあ…。
 …講義をしていても、与党揶揄より、野党揶揄のほうがうけるっぽいし。
 あと、いまの国会ボイコットの直接の理由は、『部下がやらかした責任をとって上司が辞めろ』らしく、それならやらかした当人たちはかまわないんですかねーとかいう大問題が野党にあるし、筋の悪さがあからさま。なにしろ、それで退職を強要できるとなると、世間様一般にあまりに広範に問題をひきおこしすぎる。

新聞赤旗 NHK「森友」報道 少なさ際立つ 2018年4月30日(月)

前代未聞の「森友」公文書改ざん事件を報じるNHKニュースに対し、本紙読者から「追及不足」などの声が寄せられました。実際、NHK幹部が官邸や自民党に忖度(そんたく)した「指示」を出していたとする“内部告発”が日本共産党の山下芳生参院議員のもとに届いています

 忖度を、した者ではなくされた者の罪とするなら、学校の講義で共産党の歴史的意義を説明したりする私のせいで、忖度された共産党は総員辞職しないといけなくなったりするわけですが。教育現場をゆがめた罪で。「いや、直接やったお前が悪いんだろ」といいたくなるだろう、同様に安倍首相相手だろうがなんだろうが、同様の理屈が適用されるわけです。
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