AFP イスラム武装勢力、イラク治安部隊の「処刑写真」公開 2014年06月16日 08:03 発信地:バグダッド/イラク
ISIL側が、わざわざ”我々は捕えたイラク正規軍兵士を大量処刑している”という主張をしたという。
…なんでわざわざ公開するかな。
マリキ首相は、一般市民に”戦うために銃をとれ”という旨、語った。なるほど、上のような写真を堂々と公開するあたり、ひろく”我々の敵”と言えそうですが。
BBC Iraq conflict: US considers talks with Iran 16 June 2014 Last updated at 08:25
上掲の捕虜虐殺の件をうけて、米国がイランと直接対話することを検討中とか。
その殺害された捕虜たちというのは、別に制服姿ではなく、思い思いの私服状態。そこで思い起こされる単語は「便衣兵」。しかし「they had surrendered at the Speicher base」とあるので、兵舎にいるところを捕えられたのかもしれない。「Sources in the rebel movement, who do not belong to ISIS, told the BBC they believed as many as 1,000 personnel from the base had been executed」だから、一個の基地が丸ごと投降し―武装解除されたあと、私服でいるところ、というのが妥当な推測だろう。
で、一般徴募兵を別にして放免し、シーア民兵からの志願兵や政府からのエリート部隊Golden Brigadeをよりわけて死刑執行という。
BBC Iraq crisis: Militants push towards Baghdad 13 June 2014(ヴィデオ付き記事)
BBC Iraq conflict: Sistani issues Shia call to arms 13 June 2014(ヴィデオ付き記事)
こちらの記事には「The UN says hundreds have been killed - with militants carrying out summary executions of civilians in Mosul」などともある。
民間人を虐殺し、投降した兵を虐殺し、はてはその姿を(まるで誇らしいもののように)広報するとは、これはもはや人民の敵といって差し支えない。
…ヴィデオの終わりのほうでも、カルバラで民兵徴募してるとかなんとか。
全く人道的とはいえない見解だが―ISISがカルバラまでいっちゃったりしたら、建築物等々の大破壊とかやらかさんかと恐れる。その意味でISISの拡大は好ましくないなーとか。
ともあれ、この問題は石油利権の話ばかりで終わらず、急速に人道関連の色合いを濃くしてしまった。ISISはわざわざ好き好んで下手を出した。起こした「寝た子」は、米-イランタッグ。ひどい。いろいろと。
BBC Iraq conflict: Militants 'seize' city of Tal Afar 16 June 2014 Last updated at 13:06
Kirkukから北へ200kmほどの地点、Tal Afarを”Sunni Militants”(ISIS)が確保したと。で、相変わらずざっくざっくと殺っちゃったりしているという(「UN Humanitarian Chief Valerie Amos said there were reports of "major human rights violations", including summary executions of civilians」)。そうならば「"When you have people murdering, you have to stop that. And you do what you need to do if you need to try to stop it from the air or otherwise."(US Secretary of State John Kerry)」。
ISIL側が、わざわざ”我々は捕えたイラク正規軍兵士を大量処刑している”という主張をしたという。
…なんでわざわざ公開するかな。
マリキ首相は、一般市民に”戦うために銃をとれ”という旨、語った。なるほど、上のような写真を堂々と公開するあたり、ひろく”我々の敵”と言えそうですが。
BBC Iraq conflict: US considers talks with Iran 16 June 2014 Last updated at 08:25
上掲の捕虜虐殺の件をうけて、米国がイランと直接対話することを検討中とか。
その殺害された捕虜たちというのは、別に制服姿ではなく、思い思いの私服状態。そこで思い起こされる単語は「便衣兵」。しかし「they had surrendered at the Speicher base」とあるので、兵舎にいるところを捕えられたのかもしれない。「Sources in the rebel movement, who do not belong to ISIS, told the BBC they believed as many as 1,000 personnel from the base had been executed」だから、一個の基地が丸ごと投降し―武装解除されたあと、私服でいるところ、というのが妥当な推測だろう。
で、一般徴募兵を別にして放免し、シーア民兵からの志願兵や政府からのエリート部隊Golden Brigadeをよりわけて死刑執行という。
イラクの捕虜虐殺でイランとアメリカが協力を模索という話に批判的な人が居るが、これはどうしようもないんだよ。相手が捕虜虐殺をしている以上、それを静止しようとしている組織を妨害すれば事実上捕虜虐殺に手を貸すことになる。それどころか不介入を決め込む時点で批判に晒される
― 帰ってきただよもん (@V2ypPq9SqY) 2014, 6月 16
BBC Iraq crisis: Militants push towards Baghdad 13 June 2014(ヴィデオ付き記事)
BBC Iraq conflict: Sistani issues Shia call to arms 13 June 2014(ヴィデオ付き記事)
こちらの記事には「The UN says hundreds have been killed - with militants carrying out summary executions of civilians in Mosul」などともある。
民間人を虐殺し、投降した兵を虐殺し、はてはその姿を(まるで誇らしいもののように)広報するとは、これはもはや人民の敵といって差し支えない。
…ヴィデオの終わりのほうでも、カルバラで民兵徴募してるとかなんとか。
全く人道的とはいえない見解だが―ISISがカルバラまでいっちゃったりしたら、建築物等々の大破壊とかやらかさんかと恐れる。その意味でISISの拡大は好ましくないなーとか。
ともあれ、この問題は石油利権の話ばかりで終わらず、急速に人道関連の色合いを濃くしてしまった。ISISはわざわざ好き好んで下手を出した。起こした「寝た子」は、米-イランタッグ。ひどい。いろいろと。
BBC Iraq conflict: Militants 'seize' city of Tal Afar 16 June 2014 Last updated at 13:06
Kirkukから北へ200kmほどの地点、Tal Afarを”Sunni Militants”(ISIS)が確保したと。で、相変わらずざっくざっくと殺っちゃったりしているという(「UN Humanitarian Chief Valerie Amos said there were reports of "major human rights violations", including summary executions of civilians」)。そうならば「"When you have people murdering, you have to stop that. And you do what you need to do if you need to try to stop it from the air or otherwise."(US Secretary of State John Kerry)」。
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