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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ぶらっくきぎょうぎわく

2010-08-26 19:28:35 | Weblog
おおやにき 食わせてやれよ 2010年8月20日

 普通の企業さんとかのほうがお金持ちだと思われます,会社(等)の経費が使える分。
 というのも,とある民間研究所研究員さんと会合した際,向こうさんは2000円ほどのお茶代さえ領収書切ってもらってるんですね。私はまあ,いちいち厳密に割り勘にするのもなんだと思って,概算半額ほどを負担するようお金を出してるんですが,これら一切自腹でして。

 おおや先生のいうところ「たとえばうな丼も30人分とって4万5千円、寿司屋の弁当も23人分で2万5千円強とかいう数字なのでせいぜい一回一人1500円程度の話。つうか目くじら立てるような額かこんなもんが」とありまして,私も基本同意でありますが,おそらく文句つける人はあろう。民間では350円の弁当で働く人もいるんだとかなんとか。しかしいつぞやなんかの週刊誌の記事で見たところでは,首都圏のサラリーマンさんがたのランチのお値段もそんなところだったかと思われ。バブル時代は2000円超えは常識だったとかなんとか。それ考えたら(今の時世でも)県議の昼食が1000円~1500円というのはまあ真っ当というべきところではあるまいか。

 まあ私の今日のメインディッシュは50円の鯛でしたが。

 桁はまちがってません。

 50円で一匹分のアラがでてまして。朝はカブトの半分,昼はまた一方の半分を頂きました。腹部のひと切れは煮物のダシに使いまして,残りの鰭やら皮やらは冷凍してあります。これはアラ汁にする。

 こうして節約したお金で足りない研究費を補ってるわけでして…。

 研究費は削られるわ給料は減らされるわとなったらマジ日本の学術は終わりますが。
 …あるいはどこかに逃げるか。

 なんです? アメリカに行った人が業績上げてノーベル賞もらっても,日本人であれば日本の誉れになるはずだとでもいいたいですか? んなばかな

 おおやにき(雑感 2006年1月21日)の「「君たち数字は忘れないようにね」という話を、法思想史担当教員という本来なんかもっとも歴史ロマンに耽溺していてよさそうな人間がなぜ本気で伝えようとせなならんかという問題はさておいて、どうやったら伝えていくことができるのか。教員の悩みは深いのである」に共感するところがあったのでメモ。どうにかならんかな。

 なおさらに
 おおやにき(改革神話 2005年11月28日)のうち,サバティカルに関する「ちなみにこの制度、研究科長などの重職で消耗した人を休ませようという狙いもあったのだが、私が就職して以来の研究科長はその全員が任期終了直後に別の重職に転用されるという憂き目を見ており、現実化の可能性は低そうである」に吹いた。
 うちのボスも,数か月前までは,来年度は学科長職を外れて研究ができるぞとか夢を語っていたのだが,この1か月ほど,その夢が薄れつつあるらしい。なんというかその,お疲れ様です。

 いやまあ,偉くなるものじゃあありませんね。まあ私は政治的にど辺境にいるはずですから,気楽に研究人生を生きていこうと思いますが。
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