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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

地元民とアルシャバブとの衝突―食べ物の恨みは深いこと

2011-01-23 12:48:51 | ソマリア関連
 モガディシュ及びMiddle Shabelle県で戦闘,少なくとも22名以上(多くの民間人を含む)が死亡。

Garowe Online Somalia: 22 people killed in Mogadishu, Middle Shabelle attacks  Jan 22, 2011 - 1:07:08 PM


 これは金曜午後勃発し,夜を越えて土曜朝まで続いた戦闘による。

 市街戦はBondhereおよびHodan地区で激しく,これは12名の死者と13名の負傷者を発生。Daynile・Keysaney・Medina病院は負傷者を治療。なお戦闘当事者(アルシャバブ・暫定政府)の損害は未詳。

 またMiddle Shabelleでは金曜,武装した遊牧民がモガディシュ北の町Warsheikhでアルシャバブと戦闘。アルシャバブ6名を殺害。負傷者は12名。

 戦闘の理由は,アルシャバブが殺人容疑者の引き渡しを要求したことという。

 上掲情報の限り,アルシャバブの(殺人犯を捕縛するという点では真っ当な)警察活動に地元民が抵抗した格好であるが,詳しい事情は不明。

 但しこれが地元民とアルシャバブとの衝突の初めの例ではないことは注記がある。

 モガディシュでは,アルシャバブが食料援助(どうせ西欧やイスラム同胞の金持ち国家からの貰いもんだろうに)を地元民に分け与えず,それで衝突が勃発したとかあったそうで―いやそれ,すげえ反感買うだろ,特に事が食べ物では。

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