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身勝手な行動は脳の前頭前野のしわざ

 

サブタイトル:身体チェックシリーズ5.脳 
カテゴリ:医食住(19) 定年退職者の目:210 
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訪問者数:4月08日(火)~4月14日(月)194人 #病気#健康づくり
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1.脳の前頭前野のはたらき
 図書館の新聞綴じの始めに張り紙がつけてある。写真にあるような行為を注意する条文である。
 ☆.指に唾をつけてページをめくらないでください。この場合は衛生感覚の欠如で幼児のおしゃぶりと同じ行為である。喫茶店などでジャムが新聞にべっとりつけたまま置き場に戻してあることもあるが,社会性の欠如という能力では共通である。
 ☆.新聞を破り・切り取らないでください。これは身勝手な行為で,他人の家の前の水道水を勝手に使うのと同じで犯罪行為である。
 ☆.新聞に書き込みをしないでください。勝手に数独やクロスワードに回答を書き込んだりしてあるページを見たことがある。これは初期認知症の現れであることもある。脳の前頭前野のしわざです。
 高齢による自然な前頭前野の機能低下によって,加齢とともに前頭前野の血流や神経活動は低下します。高齢者ばかりが集まる図書館は殺伐としています。また判断力や社会的配慮が弱まることもありますが、生活習慣や社会参加である程度低下を防ぐことができるとも言われています。

2.脳の限界をたどる気持ち
 人間には持っている脳の全ての領域を100%使うことは無理であるらしい。医師は医療の分野,小説家は言語と知識の分野,AIを開発するのは独りではない。現実には、チームで進めるのが一般的で、数学に強い人、プログラミングに強い人、倫理に詳しい人、デザインや対話に詳しい人などが協力しています。何もすることがない人が吉野家でカスハラなどしてないで,自己の脳に問いかけてください。各領域が開拓開発してくれと訴えているはずです。写真のような新聞報道では,人工知能というモデルが脳の発達の頂点です。つまり,それをめざす道が全ての人に開かれていることを示しています。

3.高齢者の脳の使い方
 高齢者がものを落としたり零したりは,個人差がありますが,共通する特徴は残された時間が少ないということです。その時間をのばすことに使うためにすることいえば,身体ケアです。頭の天辺から足のつま先まで観察と修復を丁寧に行うことです。長時間を要しますが手を抜けばそれまでとなります。この観察と修復の上に,これまで触れる機会が無かった事物に触れることで,何もすることがない人生がガラリと一変します。わたしはこれまで無縁だった映像の世界を図書館にあるもので覗いています。基になった原作とそれを映像化したビデオとを比較すると映像はすでに小説を読んだ人に監督や脚本家がどうだと問いかけている自慢が主流ですね。読んでない人には場面の全体に対する役割が分かりません。また,この二人が変われば別の印象を受ける作品になりそうです。こんなこともわかって映像を評価するのも面白いですよ。
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坐骨神経痛のあくどいいたずら

サブタイトル:身体チェックシリーズ4.片足 
カテゴリ:医食住(18) 定年退職者の目:209 
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訪問者数:4月05日(土)~4月07日(月)77人 #病気#健康
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 最近腰が痛いなーと思い始めたのが昨年の1月だった。そのうちに治るだろうと楽観していたが徐々に本物の腰痛になってしまって,痛みクリニックを訪ねた。痛みを診る医師は内科のお医者さんだった。問診を受けて「机に向かうとき回転椅子ではない固定椅子がいつも左に向いていて姿勢を右向けて用を足していたので右の腰が痛くなったのでは」と応答した。そして治療が始まった。
1.ベッドが10台並んでいる
 治療法はいろいろありますが痛み止めの注射を骨髄の近くに麻酔を打ってします。といわれ,初めてのことなので躊躇して辞退をしようかと思ったが,ここへ来た意味がなくなってしまうので同意をし注射をしてもらった。注射液が入ると腰から足の先までググット走った。処置室からベッドにうつぶせになったまま運ばれて,固定ベッドの方に裏返され,30分安静にしていた。

2.3度目の注射ではググット来なかった
 いつもと違う感覚の注射だった。家に帰ってから,痛みが腰痛ではなく,注射した傷口の痛みが続いた。先生が的をはずしたのかとも思った。4度目では前の通りのググットが来たので安心した。しかし,腰より足の方の痛みが強い。注射では治らないことを実感して次回相談した。

3.足首までの激痛
 腰痛は姿勢などで避けられるが,坐骨神経痛の痛みはトイレでもろに発生する。痛みに耐えかねて,つい,いきむことをやめてしまう。こうして便秘が重なりくすりの世話になる。先生に分かってもらえるだろうか。経験がないとわかりづらいものである。「一度MRIで検査をしてもらいましょう。」といって,機器をもつ連携医院の整形外科へ行くことになった。翌日検査結果を知らされ,"椎間板ヘルニア"と診断された。

4.飲み薬による治療
  たいていの医師はこのくすり「タリーゼ5mg」と「カロナール500mg」を処方される。2週間分の薬を受け取り,毎日呑んだ。容態は変わらない。その後も4週間分の薬を2種類受けとった。困ったことに,何を食べてもおいしくない。飲食店が手を抜いているのだろうか。と疑っていた。呑んでも痛みは変わらない。途中で呑むのを止めてみた。「病の9割は歩けば治る」を思い出した。

まとめ
 毎日自転車で図書館とカフェ通いをしているが,自転車を引いて歩くことにした。薬を呑まないことは忘れていた。痛みはトイレに入るたびにやってくる。しかし,あるとき,痛みが軽減したことを感じ取った。それ以降徐々に痛みが消えていった。薬は余ったままである。注射も薬も一時的には効く。しかし,どんな病気でも一度医師に診てもらうと,自分で治そうとはしなくなる。他人任せになる。これが病気の治療の難しいところである。自分は全科の医師である。一番自分の体の状態をよく知っているはずである。自分が自分を治すことを忘れてはならない。
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耳と鼻はなぜ同じ医師が診るのか

サブタイトル:身体チェックシリーズ3.耳 
カテゴリ:医食住(18) 定年退職者の目:209 
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訪問者数:4月01日(火)~4月04日(金)54人 #病気#健康
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 鼻づまりが続き,数日間隔で鼻をかんだときに膿の付いたかたまりが飛び出ます。余計な病気を見つけてもらうのは本意ではありませんが,思いきって耳鼻咽喉科を訪れました。
 鼻ではなく耳の話から始まりました。
1.聞きづらい音
 医師から最近聞きづらいことが起こりますか?と問われた。「アナウンサーの話す言葉でも,『き』と『い』が区別つきにくいです。岸田と石田のどちらであるかわからないです。」と答えた。
 アナウンサーは「きしだ→総理」と伸ばします。だから「いしだ→総理」と聞こえてしまいます。普通はきしだ↓と下げるのが普通だと思います。西田↓でも下げます。そうすれば正しく伝わるはずです。ここで云っても始まりませんが。

2.耳栓のはなし
 「わたしはカフェなどでは耳栓を使います」「それはどうしてですか」と返ってくる。「読書に集中できないからです」「1行1行記憶しながら次の行へ読み進めていくことが全くできなくなるからです」と付け加えた。
 耳栓には、騒音の低減や睡眠の質の向上、耳の保護、気圧の調整など、さまざまな効果があります。特に,カフェで途中にトイレへ行くとき,耳栓は必須です。個室に入ってから,隣に誰かが入ってくると,ものすごい騒音が鳴り響きます。「扉を閉める音バーン」「ペーパーをものすごい速度で取り出す金属音ガラガラガラ---」
 又,掃除専門のスタッフが入ってくると,個室の汚物入れを開けるペダルを踏むと蓋がガチャンとすごい音を出す」運悪く連続すると,目的が達成できません。

3.耳管とは
 耳と鼻をつなぐ細い管状の通路を耳管と言います。耳管は平常時には閉じた状態を保持し、唾液を飲み込んだりあくびをした際に一時的に開くことで中耳内の気圧を調整するなどの役割を果たしています。(https://www.ota-jibika.jp/clinic/access/)
 耳の鼓膜の裏の空間に穴があって穴の先が鼻腔に出るようにできている。この耳管の働きを正常に保っているかを診て,診断を下すことが医師の役目でもあり,眼科は独立しているが,耳科は鼻に従属していることがわかった。

まとめ
 耳寄りな話ではありませんでしたが,耳を診て貰うことがはじめてのわたしにはだまって従うしかありませんでした。耳管カテーテルを自分で耳に入れて,「ハーク,ハーク,---」と言わされます。何をしてるのか分かりませんが,耳には上記のような機能が狂っていたとしても診て貰う事をしなかったでしょう。耳鼻咽喉科でこの3つをすべてチェックしてもらうことも病を未然に防ぐ上で大切なことです。
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目には目を、歯には歯を

サブタイトル:身体チェックシリーズ2.目 
カテゴリ:医食住(17) 定年退職者の目:208 
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訪問者数:3月28日(金)~3月31日(月)77人 #病気#健康
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 朝起きて最初にチェックする器官が目です。「目には目を、歯には歯を(傷つけよ)」と使われるが,なぜ「目」や「歯」なのか?個人にとって重要な部位であるからです。
 わたしは毎日,目の保護にめぐすりを注すこと1日3回,それも1種類ではなく,3種類4本の目薬を処方されている。ほかに歯の洗浄や傷口の消毒,副鼻腔炎の薬などの処置が重なって多くの時間をとられる。あげくのはてそれらのいくつかは省かれて「ときどき」になってしまう。
1.白内障対策
 医師から「白内障が進んでる」といつも言われ続けているが,どうもよくわからない。朝,表に出てまぶしいと感じたら進んでいる証だと説明を受けたことがある。たしかに陽が昇る時刻になるとまぶしく感じる。さらに,視力検査の円が上下2つに見える。つまり目のレンズ部分が透明ではなくなってきていることらしい。目薬では透明に戻すことはできないといわれた。
2.疲れ目対策
 朝の1時間くらいは本の文字が読めるが時間の経過と共に文字がかすんで見える。はっきり見える位置に顎を上げて文字の光がレンズの最下位を通過させると先ほどよりましになる。遠近両用めがねの利点である。
 この2年間に4本の眼鏡を順に新調した。中近両用,片方度数上げ,老眼鏡,そして今常用している遠近両用めがねである。高齢になると視力がどんどん衰えていくことは確かである。疲れの快復に目薬を注すより目を休めることが最もからだにいい。
3.結膜炎対策
 寝不足とか寝る時刻が遅いとき,目覚めが悪い。目が開かない。手を使ってまぶたを開く必要がある。目脂が出てねばねばしているからだ。医師に訊くとそれは結膜炎でまぶたが炎症を起こしているという説明だった。
 処方されたくすりは,「フルメトロン点眼液0.1%」と「クラビット点眼液1.5%」で,2本続けて注す様にいわれた。同時に使って薬を混ぜてもいいか気になったが1分ぐらい間をおいて注すようにと看護師から教わった。

4.眼鏡検査までできる眼科の技術
 暗い部屋でする視力検査すなわち円の一角が開いてるところを探すやり方に疑問があったが,これもひとつの方法でその方法における視力がいくらなのだと思うようにした。
 そのあと眼鏡が合わなくなった訴えに持参した眼鏡がわたしの目に度が合ってるかどうかを器械で測定して,買い替えてもこれ以上よく見えるようにはならないと伝えられたことには驚いた。おかげで無駄金を使わずに済んだ。
まとめ
 眼科に縁がないと言う方は幸せである。したいことがいくらでもできる。しかし,目がかすむという実感をもってからしたいことに限りがあることがわかった。
 見る物の優先順位をつけて無駄なのものは見ないように
しなければならない。もしくは,文字読みが最も目が疲れるから見る対象を映像にすることも考えられる。しかしこのとき耳の問題が絡んでくる。次回は耳の話をしたい。
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プラークを見たことありますか

サブタイトル:身体チェックシリーズ1.歯 
カテゴリ:医食住(16) 定年退職者の目:207 
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訪問者数:3月22日(日)~3月27日(木)135人 #病気#健康
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 歯の治療にこれまでずいぶん時間をかけてきた。現在28本のうち5本が欠けており,残り23本のうち21本はかぶせ物がしてある。さわられていないのは下の前歯中央の2本だけである。千葉から故郷へUターンして41年,現在3つ目の歯科医院に通院中である。
1.咽喉頭異常感症で虫歯になった
 介護が必要な親を診ながら職場に通っていたとき,この症状が起きた。飴玉をねぶり詰めで,寝るときも飴が必要だった。当然虫歯になる原因を作っていた。数年後に治療は完了したが,定期健診で通う1年間,なぜか主治医の顔を見なくなりここを辞することにした。
2.定期健診は歯磨き試験を受けることだった
 歯垢染色液を塗られてプラークが赤く染まると注意を受ける。いわゆる清掃指導である。定期健診のメインの診療である。診療報酬点数が高く,こういう患者が来ないと医院は成り立たない。プラークをいかに減らすかが受検生に課せられた課題で,わたしは金属の棒(スケーラーという)を使っていることを漏らしてしまった。確実にプラークがとれるすぐれものである。医師はいぶかしく「それを使うトレーニングを受けましたか」と訊いてきた。そして呟いた。「そんなもの売っていいのかなー」
 実際器械店で販売していた。長年使っていたわたしは経験がトレーニングで問題なく使っていた。
3.プラークは細菌の寝床
 洗面所の大きな鏡の前で歯磨きをされてる人にたまーに出会うことがある。わたしはスケーラーを使って1本1本のポケットにはりついたプラークを掻き出していく(朝起きた直後が最も多い)。お隣さんは力を入れてしかもすごいスピードで歯ブラシを使って歯を磨いていらっしゃる。皮靴を磨くかのようにこぶしが動く。プラークと言うものは錆ではない。とるのに力は要らない。粘着力があるので歯ブラシの毛では,タイル張りの歩道に吐かれたゲロをホウキで掃いてのと同じで,毛にはプラークが付いてこない。ついてもまた同じところを往復運動してるから付いたり離れたりで進展しない。ゲロなら布で拭い取るしか方法はない。練り歯磨きとかを使って化学的に分解させようと図っても半分は残ってしまう。

4.無くした4本の歯は義歯に変わった
 上側の臼歯左右2本ずつの義歯が上あごをつたってアーチ状の金属でつながっている。同じ時期に左右2本ずつ抜かざるを得なかったので先生がアーチ状につなぐ設計をされた。作られた義歯がそのまま使用できるか。いやできない。保険適用の義歯だから針金がついており,それが歯茎になじまない。痛くてかめない。いちいち歯科へ通って調整してもらう時間はない。自分でペンチで針金を曲げて,痛みが無くなるまでくり返すこと1週間かかった。
まとめ
 歯に痛みがあると食事がとれない。これは致命的である。軍隊でも虫歯の軍人がいかに多かったかを書かれた本が出版されているが,悲惨さが想像できる。ひとたび虫歯からかぶせ物の歯に変えられたら,歯磨きの効果がより薄れて抜歯になったことを経験した。義歯にいたっては3年もすると義歯を掛ける隣の歯が痛んでくる。こうなると生きるモチベーションがさがり,何事もどうでもよくなる。他の内臓の世話はできないが歯だけは進んでお世話をしなくてはいけない。
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高齢者はこうなると独りでは生きられない


カテゴリ:医食住(15) 定年退職者の目: 206
サブテーマ:高齢者は自信を捨てよ
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訪問者数:3月20日(木)~3月22日(土)75人#人生
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 市の公共施設の1階は講座・イベントを主催する貸し部屋が何室かあり,その一角に4人掛けのテーブルや休憩用の数人が座れる台がいくつか置いてある。それらにはさまれて,「思いやり席」と呼ばれるテーブル3卓が用意されている。遠目では見えないが机上に「お子様連れの方,妊婦,高齢者,障がい者,体の不自由な方の専用席」と書かれた△標識が置いてある。

1.高齢者は思いやられる人
 だからと言って偉そうに座るわけにはいかない。わたしは遠慮して座っている。ここでお昼はお茶や弁当を使っている。実際このテーブルに付く人はこの施設に来れる人であり必要な人だから,お子様連れか高齢者がほとんどである。高齢者と言えるのは,後期高齢者といっていいでしょう。思いやられる高齢者は自信をもってはいけない。
『やり抜く力』とかの啓蒙書は若者向けであり,『ほどよく孤独に生きてみる』には賛成しかねるが,経験を蓄えた頭脳だけは自信をもってよい。
2.高齢者はゆっくりが安全
 高齢者は歩けなくなったらおしまいである。自分は元気だと思って自転車に乗ってはいけない。赤信号に変わる前に渡ろうとスピードをあげてはいけない。100m前から歩くとちょうど青信号になる。このとき歩く運動を取り入れる。これを実行している人を見た事ないが合理的。
 室内でスリッパを履いてると足先の神経が鈍くなって物に当たったり,ストーブを倒したり,躓くことしきり,室内は一歩一歩ゆっくり移動する。怪我をしたら余生は悲惨なものになることが分かっている。

3.医師の前での自己判断は嫌われる
 自身の身体は自身が一番よく知っている。診療を始める医師は検査結果でしか患者の状態を知ることができない。しかも1対1ではない。1対多である。
 通院の日,体調もよく本日で薬を止めたいと自信をもって言ってからいつものように喉の洗浄をしてる最中,針で刺されたような痛みを感じた。その後数時間痛みが続いた。そして扁桃腺の痛みとつば飲み込み時の痛みに変わり数日続いた。残念でならない。医師の心象を害したことがこんな結果になったかと後悔の日が続いた。

4.公共の施設にはひとりよがりな人が寄ってくる
 大部分のおとなしい高齢者が集まっている。その中に異常行動を起こす人がそばに来ることがある。ここ図書館で「新聞を声を出して読み上げ,がさがさ新聞を捲る音を発生させる」のは個人的な鬱憤をはらしているのだろう。あわれな人間もいるが正義と言う自信で以って注意をすれば,そのことがいつまでも心に残り,自己の得にはならない。忘れることが最大の得である。
まとめ
 高齢者の身体能力は意外なほど減っている。歩く速さ,自転車を漕ぐ速さ,眠りにつく速さ。若者に勝てるのは起きる早さぐらいです。自分の意識とかけ離れていることに気づかなかった。自転車で転んで4輪のカートにつかまって歩いてる先輩知人を知っています。こうなると独りで生きていけない。細心の注意をはらって歩く能力だけは保持したいものです。
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こんな病院いかがですか


カテゴリ:医食住(14) 定年退職者の目: 205
サブテーマ:病の原因は自分の生活姿勢にあり
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訪問者数:3月13日(木)~ 3月19(水)216人#病気
 毎度わがブログサイトに訪問していただき感謝します。投稿が続かなかったのは上記「サッカーJリーグの戦績」のメンテナンスに時間がかかったからです。
 「花粉症」というような症状を知らなかったわたしは「鼻づまり」で病院を訪れたのがこの病院を知るきっかけでした。毎日通ってる道から見える看板にひかれて選んだ病院です。

1.小さなクリニック
 エレベーターが故障中のため非常階段を上がって2階に出入り口があるクリニックです。6畳間ほどの中央に長いすが2台と血圧計が設置された待合室に入りました。駅前の2,30人も待っている皮膚科の病院とは全く反対の印象の部屋です。順番が来ると使い捨ての割烹着を着せられて診察室にはいります。
2.ご高齢の女医さん
 大きなモニターを前にして座っていらっしゃる医師から呼ばれ,医師より高い椅子に座って「鼻の詰まり」を訴えました。 
 それはさておき,定期健診やら病歴を訊かれ,
「退職以来検診を受けていない」
「ワクチンも打ったことがない」
「コロナにもかかったことが無い」
 などと応えました
 早速,血液検査と尿検査を促されそれを実行しました。そのあとは懇々と食生活の改善の講義になり,「1日水分3リットル摂取」「朝,昼食に重いもの夕食は炭水化物抜きの軽いもの」と言い渡されたのでした。
3.3日後は前立腺の血液検査追加
 検査数値がグレーゾーンだから専門の医師に診てもらうため先生を紹介します。となり,予約まで取っていただき,
「紹介状を午後までに書いておくから取りにいらっしゃい」
 念を押されたのは市販薬,サプリメントは一切呑まないことでした。ちょっとした風邪でも医師に診せるようにということでした。
 「紹介状が出来た」連絡を頂いたとき,何でもない身体でわざわざ病を見つけることはわたしの気持ちに反するという理由で,大病院へ行くための予約はキャンセルしてもらいました。
4.全身を診る医師に信頼感が起きた
 「わたしは足の親指に痛みを感じて皮膚科に通っていたが治らない」と初日に訴えたとき,早速足指を診て治療の薬を塗ってくださり,処方薬を薬局に注文してくださった。耳鼻咽喉科を看板にしている医師から全身の治療を受けると言う経験は初めてでした。
 足指が1ヶ月半かけてもいっこうに良くならないことが通院中の悩みでした。親指の爪に接する皮膚一部は痛み,指裏が腫れてチクチク感が続いていました。ふと初日の治療を思い出してその通りに消毒と皮膚活性化のジェルを親指全身に塗って一晩経過した暁には腫れが引いていたのです。
 自己の思い込みが治療を遅らせていました。この医師の指示通りにしていない部分が多くありました。
 他の患者さんも目の前で
「そこまで言われると食べるものが無くなってしまう」とか
「ほかに生きがいが無いから食べることだけですよ」
 など自己主張が聞こえてきます。しかし,その選択をどちらにするかで病が治るか治らないかが決まると思うようになりました。
まとめ

 こんな医師の周りには4人の看護師さんたちが勤めていました。先生は「ちょっと!あやちゃん」と呼びかける声を聞くと,公立病院を退職して一緒に連れて来られた方々かな?と想像できます。
 患者さんの数も少ないし,先生と対等の立場で語り合えるし,身体の不調箇所どこでも相談できるし,市販薬に使っていた薬代も要らないし,・・・
 昔ながらの街医者に通っている感覚です。夜何度も目が覚めるのは血液検査等の結果からも「胃食道逆流症」と診断されたり,気管支の壁が弱くなっているから強くするトレーニング用の笛(右の写真)を使いなさい。といって笛を渡されました。毎日笛を吹いています。一日中しゃべらない日が続いていたときは声もろくに出ませんでした。今ははっきりとした音声が響き渡るほど快復しました。
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歩いて治る病ならそれは神からの贈りもの


カテゴリ:医食住(13) 定年退職者の目: 204
サブテーマ:苦い体験は人生の肥やし
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訪問者数:2月28日(金)~3月12日(水)484#病気
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 「病の9割は歩けば治る」というような本の広告を見たことがありますが,歩けば治るような病を3年ほど経験してきました。病のおかげで,自家治療の数々,治療書の乱読ゆえ,高齢者なのに暇が無く,退屈と言う拷問から開放されていました。そしていま新たな体験が退屈から開放されています。

1.コーヒーカップの外に注がれるミルク
 コンビニのコーヒーサーバーを久しぶりに使ってみた。カフェラテのボタンを押して,注がれるのを注視していると,先にコーヒーが5割ほど入り,続けてミルクが奥のスロットから落ちてきた。紙のカップはスモールサイズであった為,口径が他のカップより小さい。ミルクはカップの淵の真上に落ちてくる。半分がカップの外へこぼれる。結局カップの7割しか満たされなかった。
 今日はカップの置き方が悪かったと学習して次回の糧にしようと店側には黙って引き下がった。他の客のサーバーの使い方を覗きにいくと,カップはミドルまたはラージサイズばかりで参照できなかった。
 10日後,再び同じコンビニに来て,試す前にコーヒー代を払って
「カフェラテも選択できるんですね。」と念を押した。
「料金が違うからそのボタンを押してはいけません」
と教えられた。スモールサイズを注文したけれども受け取ったのはLサイズのカップだった。問題解決。
2.カフェで大きさを「小」と答えるとレギュラーサイズの指定と解される
 久しぶりに依然よく使ったカフェへ入った。コーヒーを注文するとサイズを訊かれ,
「ウーン,ショー」と応えた。
 昔のことを忘れ,(結構大きなカップが使われているな。味もいつも通ってるカフェのお湯割りのような味より濃厚でいける)と感じて満足だった。
 次の日,昨日の味を覚えて今日も同じカフェに入ってコーヒーを注文した。メニューの文字を確認して,スモールサイズと発音してカップを受けとった。なんと昨日より小さいカップだと気づいた。昔の記憶もよみがった。メニューの板をよく見ると,3種類横に並んでいる。
 左からM(レギュラー)次に,小さくS(スモール),右に大きくL(ラージ)
 何と初めての客はレギュラーを選んでしまうように誘導される。商売の露骨なコツだった。

3.喫煙続ける懲りない若者
 前回アップしたブログの中に
『今,カフェの大テーブルの対面に,入店した客が席に付くや否や,飲み物を置いてすぐに携帯とたばこを持って喫煙室へ行った。戻ってきたら突然咳を始める。』
 と書いた男が今日も対面に現れた。すぐに喫煙室へ行ったので気づいたのだ。座席にもどると咳はひどくなっている。しばらくして私は露骨に座席を移動した。許容できないことを伝えるために。タバコを止める以外に病は治らない。わたしは20年前,咽喉頭異常感症の治療のためタバコを止めた。最初のメリットは回りに撒き散らすニコチン体臭が徐々に薄くなっていくことに気づいた。人が近づいても避ける必要がなくなりつつあることが実感できた。
4.ポイントを使うと店が不利になる?
 ポイントを扱うドラッグ&スーパーで買い物してレジでプリペを出し,
「足りるかな」の返事に
「少し足りません。-----ポイントを使いますか」とためらいがちに訊いてきた。なぜためらうのか?即刻応えた。
「迷うことなく使えばいいんじゃないですか。そのために(ポイントが)あるんだから」
店員ははにかみながらキーを叩いてレシートを差し出した。
 ポイントでの支払いは店にとって不利になるのかわたしには分からない。チャージを促すほど儲かる経済法則があるのか。わたしはこういうバイトをしたことが無いので,経営者から説明を受けていない。

まとめ
 こうした小さな体験ではありますが,次の同じ場面に生かされるはずです。その場面は双方おとな同士の知恵比べでもあります。そして必ず勝てます。メンタル的にもフィジカル的にも高齢であることがその証だからです。高齢者は自分を信じて生きていこうではありませんか。
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社会人帰宅部さんを観察してると


カテゴリ:医食住(13) 定年退職者の目: 204
サブテーマ:外出中の今居る場所は公共の場所である
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訪問者数:2月25日(火)~2月27日(木)69人#人間関係 #若者
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 カルチャーアカデミーの紙上に紹介された講座名を見渡すと,何かをしたい人には申し分が無いほどメニューがそろっている。このブログで何もしたくない人や若年層に訴えたいことを述べてみたい。

1.外出時,歩行者や自転車上の人になったら
 大通りの歩道で歩くのは家の庭を歩くのとはわけが違う。3人以上並んで歩く人が居るかと思うと,一人で斜めに突然歩き出す人も居る。歩行者より幾分速い自転車で追い越そうとするときぶつかりそうになる。歩道が自転車通行可能である限り,歩行者優先といえども自動車と同じ規則を知って守らなくてはならない。
 信号が赤になって青を待つとき,先が読めていない人がほとんどだ。今立ち止まった地点の左または右から青信号で渡ってくる人がいることに心を向けていない。通れるようにスペースを空けて待たねばならない。

2.私的に公共の場所に出たら
 図書館にて本を読んでいると突然床を叩く音がする。大きな靴音が館内を鳴り響かせている。そんな靴を履いてきてしまったらしのび足で歩くということを知らない輩が多すぎる。誰一人守っている人を見たことが無い。職員もなかにはそんな靴を履いている。本を載せたワゴンをガラガラ音を立てて引いて歩く職員がほとんどだ。
 喫茶店のモーニングにゆで卵が付いてくる。ほとんどの客が机に叩きつけて割っている。カウンターと称する大きなテーブルではこちらまで響いてくる。手許にあるスプーンで静かにコツンコツンと突けば簡単に割れる。こういう配慮が粋なのだ。
 今,カフェの大テーブルの対面に,入店した客が席に付くや否や,飲み物を置いてすぐに携帯とたばこを持って喫煙室へ行った。戻ってきたら突然咳を始める。しばらくして又・・・。若い身体が呼吸器疾患に晒されている。治るまで禁煙すべきだ。同じように咳をしてまでカフェに来る客が居たが,遠慮しないのは困りものだ。仕事がないんだから家で養生せよ。

3.若い人特にテレビに顔がうつる人になったら
 言語の問題には古くから伝わるあるいは地域で使うことばを知っておく必要がある。たとえば,「立像」「宵宮」「富有柿」「他人事」
 「立像」を「りゅうぞう」と読める人(むしろ仏像を見て'りゅうぞう'と発する人)は歴史を知っている人である。
 「宵宮」を「よいみや」では祭の趣が失せる。昔から地元では「こんや'よみや'があるわ。わてぇいってくるわ」と使う。実際こんな「お知らせ」が回覧される。
 「富有柿」を「ふゆうがき」と読むようでは字余りで,おいしい柿として紹介されている柿がまずくなってしまう。昔から地元では文字では’ふゆうかき’と書くが「ふゆがき」とよぶ。アナウンサーは取材して地元民と言葉を交わしてから番組の収録をすべきである。
 「他人事」が誤用されて「たにんごと」として若い人に当たり前に使われている。使う人が多くなるとそれを使うことを認めざるを得なくなる。「みんなで渡れば怖くない」式に広がってしまう。「被爆体験者の話を聞いたり映像を見たりした高校生が'たにんごとではなくなりました'と発音してテレビでは字幕に'他人事'と表示されている」。これでは「ひとごと」を漢字で書けといわれたら『人事』となってしまう。

4.老若問わず,自転車駐輪場を使う時は
 特別養護老人ホームの前には,自転車が10台ほど好き勝手に置いてある。本人のものか家族のものか分からないが,管理者が置き方に関与したらいい。内部の事情がわかってしまう。
 公共施設に設置された駐輪場を使う人たちとりわけ男性高齢者が駐輪場前の歩道の歩行者用コースを自転車に乗ったまままたいで,しかも人の姿が見えなければ狭い入り口の中まで乗ったままはいってくることしばしば,運悪く出会い頭にぶつけられそうになることもある。老人になるとわがまま放題になるんだなあ。さぞ,これでは家族から疎んじられているに違いないと多くの場面で思うことしきり。

まとめ
 上記4種の場面を紹介しました。仕事の無い高齢者や自由時間のある女性,そしてこれからという若者に対して住みよい街をつくっていただきたいと思うことがきっかけで綴ったものです。読んでいただける方が上記の人の何パーセントになるか疑問ですが,上記以外の方から間接的に伝わることも希望しています。
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診断テストの問題誰が作ったの。変だよ。


カテゴリ:医食住(12) 定年退職者の目: 203
サブテーマ:杜撰な診断リストに引きずられるな
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訪問者数:2月21日(金)~ 2月24日(月)86人#病気
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 ことの起こりは次の診察日の予約時間を勝手にわたしの脳が変更したことでした。院の受付で予約票を出して時刻を見たときでした。15時30分と目に入りました。今8時50分です。「わたしは,出直してきます」と伝え,帰ろうとしました。「いいですよ。待っていただければ,予約の人がいますからね」と,受付のいつものスタッフから発せられました。迷わず待つことにしました。外は雨だし,図書館へ行くしか方法が無いので,ここを図書館として持ってきた本を読んで居ようと決めました。
1.脳は正確に記憶しない
 前回に,診察を終えて,予約票を受け取ったときは15時30分を認識しました。午後の1番目の診察時間だと記憶しました。帰宅後1週間は毎日のように記憶をおこし,過ごしていました。しかし,帰宅した初日に時刻は忘れ,診察開始の1番の患者だということが残っていたのです。午前9時が1番です。午前に用事があるのはプレッシャーだ。とそのことが記憶を強め,そのまま,9時までにゆく,9時までにゆくと脳に命令し続けていたのでした。
 待つこと1時間強。診察室に入って先生にこの話をして,うっかり「認知症の兆しでは」と口を滑らかしてしまいました。
「一度検査してみるのもいいでしょう。簡単なチェックリストがあるからやってみてください」
「いいです」と断りましたが,うまく言いくるめられて,認知症検査の冊子を3部受け取ることになってしまったのです。振り返ると,自分は予約日を間違える過ちを以前にも起こしたことがあり,症状の出始めかもしれないと思ったものでした。

2.チェックリストはおおよそ検討のつくものばかり
 こんなことが起きるというものはありませんでした。以下の質問にはチェックが付きますが誰にも起こりうる現象です。
「しまい忘れ置き忘れが増えいつも探し物をしている」
「新しいことが覚えられない」
 ただし,今回に関連する質問がひとつ含まれていました。
「約束の日時や場所を間違えるようになった」
 これが先生の「おすすめ」の根拠となったようです。
3.転じて
 <人柄が変わる>というリストのカテゴリーに
「些細なことで怒りっぽくなった」
「周りへの気遣いが無くなり頑固になった」があった。
 こんな項目を見て思い当たる節すなわち,飲食店ですごい勢いで従業員に怒声を浴びせていた客が立ち上がるときテーブルを引っ掛け,その上にあるメニューカタログやコップをすべり落として外へ出て行った。同程度の醜いことが2,3度同じ人間から観察できた。
今思うと,この人のこころは認知症なのだと思いやれる。
まとめ
もう1種類のチェックリストがある。質問を作成する人は答える立場になって作られていないと思われるものもある。
質問2.何か興味を持っていることがありますか。
質問5.いつも何かしたいと思っていますか。
意欲に関する似た様な質問が8つほど並んでいる。回答は0から3までの4択で点数を縦に合計して判定するパターンである。選択肢はいずれの質問にも
        0.大いにあり,,,,,3.全く無い        
である。しかし,これに答える人で困る人がいます。
質問2.で趣味に打ち込んでいる人は,質問5.の何かをしたいとは思いません。やっていることが決まっているから,「3.全く無い」と答えるしかありません。3を選ぶと合計点が増えます。増えると,認知症要注意となります。これではこの検査は無意味になります。今回の話しで訴えたいことは,「チュックリストを作成する人は,回答者のこれからの人生を左右する忠告をしようとしているわけですから重い責任をもたねばなりません。未熟な質問を公に出してはならないのです」
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