来週はル・マン24時間耐久レースです。

2008-06-07 21:13:43 | Motor Sport
6月14日~15日に、2008年ルマン24時間耐久レースが開催されます。
サルト・サーキットでは、5月30日と31日にエントリーとマシンのチェックがあり、6月1日と2日にテストデーが行なわれます。

そのテストデーでのトップタイムは、プジョー8号車ペドロ・ラミー/ステファン・サラザン/アレキサンダー・ブルツ組が3分22秒222をマークしたそうです。2位のプジョー9号車フランク・モンタニー/リカルド・ゾンタ/クリスチャン・クリエン組に4秒419差をつけるタイムでした。

日本からも沢山のドライバーが参加しますよ。
童夢S102ジャッドの伊藤大輔/立川祐路/片岡龍也 組が11番手。
クラージュ無限の寺田陽次郎/高橋一穂/加藤寛規 組が22番手。
ローラ・マツダのJ.ドゥ ポルタル/野田英樹/J.F.イボン組が45番手。
クラージュ・オレカYGKの鈴木利男/影山正美/黒澤治樹 組が51番手。

このテストデーでプジョー7号車のマルク・ジェネがウォールにクラッシュしました。ジェネは無事とのことで一安心です。マシンは全損とのことでスペアカーが用意されます。
ルマン24時間での事故と言ってすぐ思い浮かぶのは1955年の大事故で、ジャガーとオースチン・ヒーレー、そしてメルセデスのマシンが関った事故です。
その事故でメルセデスのマシンがグランドスタンド側壁に衝突して、パーツ類が観客席に飛び込み、観客・スタッフ含めて80人以上が死亡しました。

近年では、1999年に日本でもお馴染みのピーター・ダンブレックがドライブするAMGメルセデス・CLRがストレートで宙を舞いコース外に墜落するという大事故が起きました。幸いにもダンブレックは軽傷を負っただけで無事でした。オイラはそれをライブで見てたんだよな~怖かった…
メルセデスは他のCLRもピットに戻してレースを棄権しました。
その年のCLRは予選でもマーク・ウェバーの4号車が突然バランスを失って空中を舞ったんですよね~
メルセデスはこの事故以来、耐久やスプリントのGTレース(DTMを除く)からは一切手を引くことになりました。

そして1番悲しかったのが、2001年のルマン24時間のために行っていたドイツ・ラウジッツリンクのテスト中にクラッシュし死亡したミケーレ・アルボレートです。タイヤのバーストが原因だったんですよね。
オイラにとってフェラーリのカーナンバー27といえば、もちろんジル・ビルヌーブですが、その次となるのはジャン・アレジではなくタンベイかミケーレでした。ホント、いいドライバーでしたよ。