いきけんこう!

生き健康、意気兼行、粋健康、意気軒昂
などを当て字にしたいボケ封じ観音様と
元気印シニアとの対話。

目覚める阿呆に寝る阿呆、同じあほなら・・・

2005-09-06 11:17:39 | Weblog
目覚めにや損、ソン、そん♪♪えらいやっちゃ、えらいやっちゃ~♪♪

小泉劇場の舞台に立って思い切り踊ろうじゃないか、踊らにやそん、ソン、損。
小泉総理が演出する「衆院議員解散物語」の舞台にあがり主役を演じるのは
投票権をもつ有権者なんだから、マスコミの囃子詞(はやしことば)『刺客』
になって、ダメ先生方に三行半を突きつけようじゃないか。
   

眼鏡にかなう候補者がいないと文句を言う「独断・偏見連」世の中変わらないと
棄権する「うずき連」レジャーに忙しい「夢遊連」井戸端会議に明け暮れる「ぼや
き連」落下傘候補を無視する「よこちょ~う連」対立候補に期待する「胸算用連」
など、など。刺客として小泉劇場に足を運び踊り明かす『連』は無数に創れる。
「浮動票連」が動くだけで、投票率が押し上げられ政治の流れも変わる。
先生方は「びっくり連」を発足させ踊りに参加する日が来る。

「関心がないと寝てくれればいいけれども、そうはいかない」と言い放ったのは
前総理だった。本音だろうが「それを言っちゃあ~、お終いよ」と寅さんが苦笑
したかどうかは、記憶にない。

結果、前回の第42回衆議院総選挙で自民党は大敗し、内閣支持率も一桁台に
落ち込み辞任した。戦後2番目に低い62.49%の投票率を残して。

政治改革政権の樹立を志した殿様首相を支えたのは、八党派からなる連立政権
だった。
社会、新生、公明、日本新党、民社、新党さきがけ、社民連、民主改革連合の
八党派が結束して自民党を野に下したのは、12年前、平成5年8月のこと。
小党を立ち上げて選挙戦に臨んでいる状況は類似しているが、立党の理念や精
神が垣間見えない団体は、御免蒙りたい。

政治改革関連四法案が平成5年11月に衆院で修正可決され参議院に回る。
翌年1月21日の参院本会議で否決された。今回の郵政民営化法案と同じ運命を
経験した先輩がいた。

中選挙区制に固執する与党・社会党議員17名の反対にあって否決された。
12年前と同じことが今回繰り返されたが、解散に打って出なかった殿様と伝家
の宝刀を抜いた変人の違いがある。卑しくも自国の総理大臣を「殿様」と「変人」
などと呼ぶのは気が引けますが  マスコミが付けた愛称と理解して
使います。

局面打開を図った殿様は、野に下っている自民党総裁とトップ会談をもち合意を
得て現行の選挙制度、小選挙区比例代表並立制など政治改革の公約を果たした。

小選挙区選で落選した候補者が比例区で復活当選する、先生方のご都合主義
=既得権の確保、こんな馬鹿げたことを容認する選挙制度が有権者の顰蹙を買
い、低投票率はアリ地獄から這いあがれずもがいている。
殿様内閣の後を任された剣士内閣が新しい選挙制度で総選挙を行い、239議席
を確保した。
第41回総選挙(平成8年10月20日・日)で、戦後最低の投票率59.65%
の不名誉な記録は破られていない。この記録更新は、有権者の名に恥じる。

「関心がないと寝てくれればいいけれども、そうはいかない」
言い換えると「投票率が戦後最低でも議席は確保できる」つまり、投票率が上が
ると与党・自民党が不利になるから寝ていなさい、と明言したから、「それでは、
あなたの内閣の支持率を下げましょう」。賢明な有権者が行動を起こしIT(イッ
ト:アイテイではない)内閣を総辞職に追い込んでいる。

内閣支持率、選挙投票率は有権者の声なき声を反映した結果であり、政治の流
れを変える力を秘めている。
一票の重みを先生方に突きつけないと「寝ていなさい」とあやされ続けられるの
が落ちだ。

有権者は、駄々をこねて、目覚めにや そん、ソン、そぉ~ん。

「にわか連」に入ると本場徳島で阿波踊りを体験できる。事前の申し込み不要、
服装は自由、阿波踊りを全く知らなくても大丈夫と案内書にある。
有名連の踊り子がレッスンとリハーサルをしてくれるので演舞場へ繰り出しても
心配ご無用とも。

選挙の「にわか連」は、マスコミ情報で氾濫している。
有名連を探り当て阿波踊りの基本を教わり、勝手気侭に流されるマスコミ情報を
取捨選択して候補者を自分の判断で選び、小泉劇場の舞台=投票場で心行くま
で踊ろうょ。
衆院議員解散物語のストーリーを書き換えるのは、有権者なんだから。

♪えらいやっちゃ、えらいやっちゃ~、よいよい、よぉい~。
♪目覚める阿呆に寝る阿呆、同じ阿呆なら、目覚めにやそん、ソン、そ~ん。

「ビックリ連」に「浮動票連」の存在価値を知らしめる絶好の機会を、自ら率先
して逃す手はない。  




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小泉劇場の主役は、有権者だ!!

2005-09-03 15:12:28 | Weblog
小泉劇場で上演されている”衆院解散物語”は連日満員御礼の垂れ幕が下がっている。

チャンネルを何処に回しても、連日小泉劇場からの実況中継ばかり。
○△選挙区に送られた刺客は大物で対立候補は戦々恐々、刺客は送られていな
い□◎は、4人の争いになって当落が読めない、など、など。

田中角栄元総理が、地域誘導型政治家の代表格とされた。
経済基盤が弱い中越を全国レベルに近づけようと、関係省庁を口説き落とす予算
分捕り合戦に勝利し、故郷を豊かにする財源を確保していた。そのためには、議
員立法で自ら法案を立案し国会に提出して成立させてもいる。

小泉劇場では、田中元総理の遺産を先生方が相続している実態を世に知らしめ
てくれた。候補者は、自民党本部が公認すると考えていたが誤解だった。
地域にある支部、○□県連など、が公認した候補者を党本部が承認していると。

つまり、○□県連などは自分達の地域のために働いてくれる人を候補者に選び党
本部に公認申請する。党本部は、それを追認するだけの機能しか持たない。
田中元総理が得意とした手法と、まったく変わっていない。投票率が選挙毎に落
ちるはずだょ。業界、団体などから推薦を取り付け公認候補としていた、これま
での実態が毎日実況中継されている。入場料無料の小泉劇場は立ち席にも入れ
ない。

「それは違いますよ。元気印さん。小泉劇場は、テレビ観覧席でみるんでしょう」
「羅漢さま、たとえ、例えですよ~。分かっちゃいないんだから」

国民新党、新党「日本」が選挙対策に追い込まれた産物として立ち上がった。
北の国では「大地」も産声を挙げた。みんな、立党理念なんてひとかけらも見受
けられない。議員バッチをつけて赤絨毯を踏み登院したい執念にとりつかれてい
るだけ。

新党を立ち上げた諸先生方が、その志を議員立法に託してなし遂げたという話を
ご存知でしたら、紹介して欲しい。

旧選挙制度を変えないと日本は良くならないと、先生方が激論を交わし施行され
た今の選挙制度に、自ら首を絞められたんだから文句は言えまい。

「どら平太」が封切られたのは5年前になる。
山本周五郎の「町奉行日記」を原作にして、黒澤明、木下恵介、小林正樹、監督
をした市川崑が脚本を書いた痛快時代劇。

望月小平太(どら平太)・役所広司、こせい・浅野ゆう子、仙波義十郎・宇崎竜
童、安川半蔵・片岡鶴太郎、大河岸の難八・菅原文太 のキャステイイグが抜群
に良かった。

「遊蕩児として悪評高い望月小平太が町奉行に任ぜられて江戸から国許に赴任
し、壕外と呼ばれる不法地帯の諸悪を一掃するという痛快な話である。しかも
悪事の根源は悪徳商人と結託した藩の重役であり、小平太は巧みにその根源を
さぐり、見事な裁きを下す。さらに痛快なのは、赴任から奉行を辞して江戸に帰
 るまで、小平太が一日も役所に出仕しなかったという愉快な趣向である」
(木村久邇典:どら平太解説冊子より)

どら平太と難八(なだはち)の対決もスリル満点で面白いが、文太の難八がいい。
鶴太郎の半蔵も味がある。キャステイングが実に上手い。ハリウッド映画には、
必ずキャステイング者名がクレジットされているが、邦画界では余り重視してい
ないようだ。スタッフにキャステイング者名はない。

話が横道にそれたついでに、映画談義をもう一言。
映画は、その時代を反映する鏡のような性格があって、映画を観るとその国の思
考が解るといわれている。
「亡国のイージス」が8月に封切られた。イランへ派兵している今の日本を象徴し
ていると思う。
映画の出来に関しては、キャスティングに失敗している。実力派の役者が揃って
演じている割には・・・。映画華やかなりしころのオールスター映画のような印
象が強かった。小泉劇場で踊っている役者も変わり映えがしないが、地元最優先
の先生方に釘を打ち込んだ功績は認めよう。

硬派向けのストーリーだから、オールスターで集客を狙う。興業成績を優先して映
画配給をする立場からは、致し方ない要求なのかも・・・。でも、日本が明日に向
って変わっていることを証明する映画の1本になった。

長々と映画談義をしてきたのは、小泉劇場で演じられている「衆院解散物語」の
主役は誰かを問いたかったから。

「誰だと思いますか?」
ボケ封じ観音さまが、仁王さんに問う。
「元気印君は、小泉総理本人だろう」
「それに、選挙権を持つ有権者だって、主役を張らないとねぇ」

「そう、そこなんです。日本は変わろうとして産みの苦しみに襲われている。それ
 を後押しするのが有権者の意思表示で、新生児を生み出す力になるんだ。
一人の1票が世の中を変える起爆剤になるんです」
ボケ封じ観音さまの助言に、元気印は興奮している。[

「マスコミが勝手に命名して騒ぎ立てられている刺客が、主役ではありません。
 小泉劇場で主役を引き立てるピエロみたいなもんです」
今日の観音さまは、歯切れが良い。

「小泉劇場からのライブを連日見ている有権者が、9月11日の投票を棄権するな
 んていう馬鹿げた行動はしない。テレビ観覧席に座って井戸端会議ばかりやっ
ていても、有権者が持っている貴重な1票は何も言わない」
名無し羅漢も賛成してくれる。
「投票箱に入れらると、投票率を向上させた、候補者の当落を決める1票として声
 なき声を聴かせることが出来る。そうでしょう、観音さま」」

郵政民営化法案に反対票を投じた自民党議員の選挙区に党本部が送り込んだ
対抗候補者に付けたマスコミの呼び名が、刺客。

投票で選ばれる刺客だから「どら平太」のように選挙区で顔が見えない刺客では
落選する。刺客の役割は、「どら平太」のように第三者が知らないうちに悪徳商
人や役人を駆除して役目を終え退任する。坂本竜馬暗殺に放たれた剣の使い手
が刺客だ。マスコミは、読者受けすれば何でもやると考えた方が間違いが少ない
ようだ。

写真を見つけた羅漢さまが聞いてくる。
「ソバでしょう」
「台風13号が千葉に上陸して、ゴーヤが滅茶苦茶になってしまった。強風に
 煽られ支柱が倒れてしまい、収穫の真っ最中だった苦瓜も終わってしまった」
「トマト、インゲンも風に倒されていた」
「雨にも風にも負けず花を咲かせていたのが、ソバ」
「根性を感じたんでしょう。元気印さん」
ボケ封じ観音さまは、優しい。
「ソバの収穫は大変です。根気が要ります。 お分かりですネ」









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駒苫騒動は、谷町のわがままに・・・

2005-09-01 18:54:13 | Weblog
『駒大苫小牧高 野球部長を解任 校長、監督は減給 暴力問題』(産経新聞)  の見出しで、野球部長による部員への暴力問題は、終止符を打った。

「このまま終わって、本当に良いのだろうか?」
赤ら顔の仁王さまは、不満やるかたない表情で問いかけてくる。
「高校野球連盟が野球部長に謹慎、報告が遅れた野球部に出した警告は、不祥
事の結果責任を取らせる処分だから、致し方ない」
「秋の大会に出場する新チームは、鵡川(むかわ)高校と対戦する。選抜大会
 に出場した経験を持っているので、9月13日の試合が待遠しいんだ」
今回の不祥事は、仁王さまを熱烈な駒苫フアンにしてしまった。
「仁王さん、けじめをつけたフアンになってくださいネ」
ボケ封じ観音さま、釘を刺すことを忘れていない。
「身びいきに走るフアンは、贔屓(ひいき)の引き倒しです」

今年の阪神タイガースは、中日ドラゴンズと優勝を争っている。
「生涯一捕手」を貫いた阪神タイガース野村元監督は、後任に星野前監督を推薦
して平成13年に退団・辞任した。

桧山の復活、矢野の潜在能力を開花、赤星、藤本の野球に対する素質を見抜い
て起用した野村元監督。そして、星野前監督は野村元監督が蒔いた種を育て上
げ優勝している。今年のタイガース優勝争いの原動力にもなっている。


阪神タイガースを優勝に導いた両監督の裏話がある。
星野前監督が優勝した直後、マスコミに語っていた。
「球団や選手個人に纏わる谷町(たにまち)とこれまでの付き合いを断ち切るの
 に神経を使い気苦労が絶えなかった。谷町の我侭を聴いていては、タイガース
 を強くして優勝を狙うチームに育てられないので、敢えて絶縁の断行をした」

野村前監督も気苦労の解消を重ねていたと、同じ時期マスコミに話をしていた。
両監督が語った言葉と違っているかも知れないが、話の内容は間違っていないと
思うので、紹介する。

マスコミは、暴力沙汰の結果ばかり報道しているが、原因を考えさせる記事(週
間文春:9月8日号)を見付けた名無し羅漢が解説を始めた。

「殴られた回数については学校側と食い違いがありますが、加害者である野球部
 長の真摯な反省の態度を見て、もうこだわるのは止めようと思いました。
 3年生部員の父親は、和解した心境を語っているょ」
「それだけかい?」
仁王さまの追及心に火がついた。
「息子は2月の合宿で結果を出したのに、選抜メンバーに選ばれなかったとこぼ
 している。夏の大会での選手起用についても、自分の納得のいかない選手は使
 わないで欲しいとも主張したらしい。野球部関係者が話している」

「阪神タイガーの谷町と一緒だ。私が身びいきしない選手は使わないで欲しい。
 私が贔屓にしているので主役に抜擢せよと、大根役者の谷町が叫んでいるのと
 変わらないわネ」
ボケ封じ観音さまは、羅漢の週刊誌情報を解りやすくしてくれる。

羅漢は、観音さまの突っ込みで勢いがついた。
「大根役者。良い得て妙な例えだょ~。彼の3年生は1塁手で6人がポジション
 争いをしていた。下から2番目くらいのレベルだから公式戦には1度も出場出
 来なかったと、学校の関係者が話している」
「そうか、野球部長が暴力の引き金を落とした背景が見えてきたぞォ」
頭の中で推理ゴマを激しくまわす仁王さまに、唯事ではないと感じた羅漢。

「夏の大会に出場できないと分かってからは、高校がダメなら大学で頑張ろうと
 息子と話していたんです。学校側に抗議したのは、一度ならず二度も暴力行為
 があったからです」
羅漢は、週刊誌情報の披露に忙しい。

「ただ、結果としてこれほど大ごとにしてしまい、息子には大変迷惑をかけたと
 思っています。親父さんのコメントです」
一息入れる羅漢。
「それから?」
「仁王さん、ここで終わっているんだ」
「親父さんは、気持ちの整理がつき良いかも知れん。地元で気まずい思いをしな
 がら数年我慢していると、周りが忘れてくれる。息子さんは、どうなる・・・」

「野球界で生きるんでしょう」
観音さまは、息子さんの将来を案じている。
「この不祥事は、表には出てこないとご本人が考えていても、世間様はそんなに
 甘じやありません。その時耐えられるかどうか・・・」

「1塁手のレギュラー争いで芽が出ず、一度も公式戦に出なかった。だからなの
 か、練習中もいま一つ集中力に欠けるところがあった。エラーをして注意され
 反抗的態度を取り殴られ、合宿中は体力をつけるためどんぶり飯を3杯食べる
 慣例を破り嘘をつき、それに気がついた部長にスリッパで頭を殴られたんでし
 ょう。それを知った父親が抗議の電話をした」
「羅漢君、暴力沙汰の因果関係が分かった。もうよそう」

「大根役者に例えたのは気の毒と思う。息子さんが本物なら、この事件を糧にし
 て主役を張れる役者に成長する。仁王は、期待している」
「そう、明日に夢が広がっているのは、青年だけが持っている特権です」
「元気印だって、夢と希望は残っているよォ~。観音さま」
「ごめんなさい、還暦を過ぎた元気印さん。夢を一杯創っているんですから」
 











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