いきけんこう!

生き健康、意気兼行、粋健康、意気軒昂
などを当て字にしたいボケ封じ観音様と
元気印シニアとの対話。

日本人は入店できない免税店

2018-01-03 10:14:05 | 散策
それを体験したのは、対馬市厳原町(いづはらまち)。

公共性と暮らしの利便性を兼ね備えた大型複合施設として2006年10月にオープンした対馬市交流センターとショッピングゾーン。
TIARA(ティアラ)は後者の愛称でマツモトキヨシの横にそびえたつ建物の1階と2階にある。前者はその奥にあり、750席のイベントホール、茶室や展示ホール機能のある地区公民館、
研修室・ギャラリーと図書館が設けられている。






対馬を訪れる観光客は、日本人よりも韓国人が圧倒的に多いといわれている。
昨年10月29日、「家も土地も・・・もはや韓国領」とのタイトルで報道された対馬の現況を新聞で読んでも、
国境のない日本に外国の領土があるなんて、にわかに信じられない。
そんなときに、対馬・壱岐を巡るツアーと出会い、国境の町を体験することにした。


TIARAの2階に100円ショップ「得得屋」があり、地元では観光シーズンなると韓国人観光客であふれると囁かれていた。左隣のマツモトキヨシも同じだという。
そこで、得得屋へ出向いたけれど、平日のためか人影はなかった。得得屋を抜けると対馬市交流センターがあった。公共施設とショッピンングセンターが一体の建物を実感する。





生憎、イベントホールに公演はなく閉まっていた。ショッピングセンターの出入口前で昼食中の女性達が目に留まる。このショットを撮ってからカメラをバッグにしまい、
奥にある階段から外に出るようにして傍を通る。
左側にしゃがんでいる女性が気付き弁当を素早く片付け、小生の様子を窺う。
道路に降りる階段のところまで行って外を確認して戻る時、女性達の会話が小耳に挟まる。小声での会話は日本語のそれではなく、予想していた通りだった。





赤色のジャンパーで路傍の階段に座っている男性、その左横に立っている3人も含め写っている全員、かの国からの観光客。




ショッピングセンターの写真を撮った場所の左真横に免税店があり、『白い恋人』の看板に誘い込まれる。



店内に入ろうとすると、
「ここは、外国人専用の店です」
中年の女性店員は入店を拒否する。
「品物を見るだけですから」
「だめです」
ここが対馬かと耳を疑った。

このツアーで知り合った方の話では、
「日用雑貨品はマツモトキヨシ、得得屋で購入、免税店で仕入れた割安のブランド品は帰国後に売っているらしい」と、地元では話題になっている様子。

日本への入出国に必要なパスポート所持者以外は入店を許さない。
こんな馬鹿げた行為が横行している地域があるなんて・・・。新聞報道の警告は他人事ではなかった。
後日、対馬への日本人観光客を増やすために何らかの対策を講じて貰いたい、と、この体験を記した手紙を対馬市役所あてに投函した次第。

国境の町を体験するために参加したツアーの目的を達成しただけでは、日本の領土としての機能を復興する手助けにはならない。
日本人が足繫く対馬へ行くしかない。
コメント (2)
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