いきけんこう!

生き健康、意気兼行、粋健康、意気軒昂
などを当て字にしたいボケ封じ観音様と
元気印シニアとの対話。

トルコ、10日間のたび イスタンブール その1:旭がもたらすホテルの影

2010-12-13 22:51:54 | 散策
イスタンブール、トロイ、アイワルク、パムッカレ、コンヤ、カッパドキアからアンカラを経て再びイスタンブールへ戻るツアーは、12月1日に成田を出発してモスクワ経由でイスタンブールへ入るトルコツアーの一般的なコースでした。

それは、10日後に帰国する世界遺産を巡る旅・トルコ周遊でしたが、初めてツアーに応募した海外旅行になりました。
と言うのは、次男が宇宙物理学系の仕事でロンドンにいた頃、通訳を兼ねたガイドをしてくれたので、現地行動に制約がなく、見学したい所は自由に選べたので、行動に制約の多いツアーを初体験したわけです。
それまでは、パリ、ローマ、ニューヨークなど、次男と家内とで自由行動を満喫しました。

さて、ツアーの最終旅程では、イスタンブールに2泊しました。
シエラトン・イスタンブール・マスラックの部屋は、コンビニで昼弁当を買っている元気印にとって、日本での日常生活感覚を忘れさせるものがあります。
それくらい広く感じたんです。本当に。

今回のツアーでは、バイキングスタイルでの朝食時間は6時30分からです。
ホテルのレストランは、7時30分ごろになると、日本からのツアー客だけでなく、他国の旅行者やビジネス関係者の宿泊もありますから、宿泊客で混雑しだします。どこのホテルでも7時前後、いつも早めに朝食を済ませていました。

イスタンブール新市街(ヨーロッパ側)の宿泊ホテル8階811号室の窓から、ポスフォオラス海峡に面した新市街の一角、その向こうには旧市街(アジア側)が一望できます。

写真は7時20分ごろに撮ったものです。10分ほど前は、中央に見える建物の側面にある3柱の右柱が影を割っていたのですが、太陽が昇ったので右側に移動しています。
朝食を済ませオプショナルツアー「ポスフォオラス海峡とリュステムパシャモスク観光」へ出発する10時までに、ホテル周辺の散策に出かけるときに出会った光景です。

右が宿泊したホテルの影、左はBeybi GIZ ビルのそれとします。
この文字がビルのテッペンに表示されていたのですが、企業名かビル名かについて判断できないので、仮にビル名にします。

建物の高さは、ほぼ同じであることが二つの影で判ります。
影の間に見える地上部の先は、マルマラ海のようです。
この立位置を軸にして左側に回ると、ポスフォオラス海峡と新市街と旧市街をつなぐ交通要路のガラタ橋が展望され、ポスフォオラス海峡は金角湾の奥方向を経て、黒海とつながっていますが、ここからは見えません。ここでは、ポスフォオラス海峡は、黒海からエーゲ海へ抜ける唯一の海路であることだけを書いておきます。

なにはともあれ、建物の長い影から推測すると、トルコの太陽の位置は、低いのでしょうか。
元気印の住んでいる千葉で、我が家の愛犬・ミミとチャツピーに連れられて7時前後に散歩をしていても、元気印の影が足元に少し生じるくらいですから。

Beybi GIZ ビルの奥に佇むモスク(イスラム教寺院)も旭を浴びていました。
モスクの左右と後ろにもビルが立ち並び、「おれはモスクだ!!」とがんばっている小粒な姿は、都市と農村との人口比率が9:11(1985年比)となったトルコの都市化を象徴し、農村部における生活水準の向上を表す半面、零細農民を離村させ、都市化の肥大化や郊外地区のスラム化を促進しているトルコの現状を、ビルの谷間で踏ん張っているモスクは語りかけてきます(世界大百科事典)。

早起きは・・・。
けだし名言でした。
コメント
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