07月21日
月に一度は登りたい山、白神岳ということで今日を逃すと日程的に非常に苦しくなるので今日行くことに決めて昨夜に準備しておく。
登山口に着くと3台の車。1台はエンジンを回して仮眠中。後の2台は頂上の山小屋止まりのようです。今日のルートは二股コースを登りたかったがおそらく頂上直下の藪漕ぎ夜露で大変と思い蟶山ルート選択。
香取線香を着けて3時22分出発まだ暗いのでヘッドライトを着けて行きます。なんと蛾の多いことか。ヘッドライトの光にまとわりつき口の中にも入ってくる。
それにしても最近トレーニングもしていないので林道アプローチを歩くだけで息が切れ、両手に持つストックが重い。今日は√3でもいいと思いマイペースで歩く。まだ3時過ぎなのに蒸し暑い。今日は暑さの戦いになるようです。
最後の水場でどうも踵の靴擦れが気になりケアーをして、水も十分補給して水分補給しながら汗を垂らしながら登って行く。それにしても牛歩のようなのろさに感じる歩き方です。身体が重く腰も痛くなってくる。
なんとか蟶山分岐を過ぎたら朝日が昇る。今日のお天気は期待できそうと思いながら大峰分岐の急登が待っている。息を切らしながら登っていく。展望のきくところに出たら雲海で鳥海山、男鹿の真山も見えない。残念です。
大峰分岐に出たら下山する方に会ってびっくり。2時に登ったようです。そしてこれから岩木山に登ると言って急いで下山して行きました。
大峰分岐からの尾根歩きですが、両脇の草、笹の夜露が凄い。頂上に行くまで膝下がびしょ濡れです。やはりトレランシューズでは無理でした。この夜露では二股コースでは合羽を着ても全身濡れただろうと想像される。蟶山ルートを選択してよかった。
頂上の避難小屋に着いたら3人の方がおり前泊したそうです。頂上に着いたらやはり鳥海山、岩手山、八幡平の山並みが見えません。残念です。でも岩木山、八甲田連峰は雲海の上に見えました。
風景を堪能しながら靴、靴下、スパッツを乾かして膝と太股のケアーしてあんパンを食べて景色を堪能しながら過ごしました。
帰りは砂礫、浮き石等で滑って転びますので要注意しながら下りますが1回転倒しましたが事なきを得ました。今回足の太股の引きつけ、痙攣ももなく下ります。よかった。
今日の山行は7時間32分で、歩いた歩数29000歩でした。本当に身体が重い登山になりました。これからトレーニングを再開して身体を引き締めないと反省しきりの90回目の一日になりました。
01.駐車場は4私の車を入れて4台だけでした。
02.エゾアジサイ。
03.ノリウツギ。
04.5時18分マテや分岐で朝日が登ってくる。
05.私が大好きな兄弟ブナです。ブナ街道の濃い緑の危機のラインを歩きます。いつもはここは快適な尾根なんですが今日つらい歩きになってしまった。
06.ツルアリドウシ。
07.ぐにゃぐにゃに曲がって絡みつく苔むしたブナの根。自然の妙。
08.ハリブキの果実。
09.イブキボウフウ。
10.ミヤマセンキュウ。イブキボウフウに似ていますが明らかに大きい。
11.ヤマアワかと思ったら別の種のようです?です。
12.ハクサンシャジン。
13.イブキトラノオ。
14.トリアシショウマ。
15.オオバギボウシ。Oさんから「タチギボウシ」に訂正します。
16.午前2時に乗って大峰分岐を下って行きました。これから岩木山に登るようです。
17.オシマオトギリ。
18.頂上付近の稜線お花畑。
19.稜線の登山道は朝露に濡れている。
20.トウゲブキ。
21.キリンソウ。訂正:Kさんから「キオン」に訂正します。
22.6時55分頂上着。
23.天上には飛行機雲。
24.岩木山。下は八甲田連峰。
25.世界遺産核心部分のブナの原生林。
26.21年07月21日 白神岳90回目の登山360度の展望。
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27.逆光でよく解りませんが頂上でにいた蝶ですがなんの蝶?。Kさんから「アサギマダラ」とのことでした。
28.蝶2。
29.蝶3。
30.90回目記念で岩木山をバックにパチリ。
31.長谷川恒男氏の記念標柱。1984年8月4日のは瀬川さんが白神岳に登られたときのものです。
32.クルマユリ。
33.ニッコウキスゲ。
34.向白神岳の全容。
35.ブナ街道のブナは濃い緑色。
36.キツリフネソウ。
37.オカトラノオ。
39.帰りの駐車場。
40.帰りの白神川河口から、白神川の清流と白神岳の山頂を望む。
41.21年07月21日 白神岳登山時間。
今日は沢山の花を見ました。花名に間違いがありましたらご一報下さるようにお願い致します。
今日は本当に疲れた山行でした。
誤字脱字がありましたらご容赦を。