すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

フランチェン

2009年01月30日 | 日々つれづれ
父は言語障害もあるので、なかなか言葉が出せない
こちらが言っていることは理解できるのだが、その時の気分にも寄るのだが反応が良くないと直ぐには言葉となって出てこないし、言葉も短い
なので返事が聞きたいときは同じ質問を何度も繰り返し言うことになる


胃カメラの検査をすることになり、先生が直々に父に話しかけてきた


医師「来週、胃の検査をしますので、胃カメラしますけど、いいですか?」

父「・・・・」

先生「来週、胃カメラで検査したいんですけどいいですか?」

父「いぃよ~」(←蚊の鳴くような声で)

思わず、その返事を聞いて


「アンタはフランチェンかぁぁ~?!」

と思わずツッコミたくなった鬼娘でした

せめて「判りました」とか「いいですよ」って言って欲しかったよ、父ちゃん
(先生は話しかけと同時に痴呆や言語、嚥下の確認もしているんだからさ・・・)


でも父ちゃんってば、お笑い番組は見ていなかったんだよな・・・う~む残念


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9 コメント

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可哀想な突っ込み! (せっちゃん)
2009-01-30 14:45:49
なんと云う事をおっしゃるのですか?
お父さんにしたらちゃんとお返事してるじゃないですか?
私の主人の兄も若いうちに血圧で、失語症になり殆ど喋れませんでしたが・・・
どんな返事も『なんもなんも・・・』と言うのです。
本人にしてみると精一杯のお愛想の言葉なのでしょう。
それだけ喋ったらきっと早く回復されますよ・・・
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これがね・・・ (たれぞ~)
2009-01-30 15:12:04
せっちゃん
しゃべれる時としゃべれない時があるんですわ~これが。
ただ、現在嚥下の麻痺が深刻な状況を作っているので、父には「喉の回復にはしゃべることしかないんだよ。頑張ってしゃべりなさい」と言っている最中なのです。

特に看護婦さんや介護さんが「こんにちわ~」と行ってくれたら「うん」じゃなく「こんにちわ」と言ってねと

「判った」とはいうんですが、中々実行できません
心の葛藤もあるんでしょうねぇ

リハビリのスタッフさんから「また明日も宜しくお願いしますね」と言われても「うん」としか言わないので「お父さんそれだとどっちが偉いか判らないよ~」というとニヤリと笑います

まーあまり何でも深刻に捕らえると父も辛いと思うので笑い飛ばしていますよ
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リハビリのために (アヤネ)
2009-01-30 18:12:37
しゃべらないといけないんですね。

最後の「何でも深刻に捕らえると父も辛いと思うので笑い飛ばしています」というお言葉に
たれさんの思いやりを感じました。

病人のお世話は、大変です。
つい、いらいらしそうな事を、上手に心を逃がしながら行動しているたれさんを見て、
私もいろんなことを頑張ろうと思いました。
あせらずあきらめずですね




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リハビリ (miki)
2009-01-30 19:36:46
お久しぶりでつ
大変だったですね
以前住んでいたとこで通っていた居酒屋のマスターが脳梗塞で倒れ、しかも発見が遅れね・・1ヶ月も意識不明だったんですよ。もうだめだろうと皆思ってたんだけど・・奇跡的に意識回復しまして・・1年以上入院してたけど・・リハビリ頑張ってね・・左側の不自由は残ってるけど片杖ついて歩けるようになり、店に出てきてカラオケにて歌ってますから・・しかもちゃんと聞き取れるのだ
時間はかかるけど・・
あまり頑張りすぎず手を抜くことも大切だお!

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頑張れ!お父さん。 (せっちゃん)
2009-01-30 20:54:27
コメント2

私の父も脳梗塞でした・・・
手術をして一命は取りとめましたがやはり色々な障害が残り言葉も不自由になりましたが、何故か昔(若い時)の父が戻ってきたようで、妙に親近感が湧いた気持ちがしたものでしたよ・・・

父の下の世話をするのも愛おしい気がしたのを今でも思い出します・・・
頑張れ!お父さん。元気になって仙台に遊びに来てね・・・待ってるよ。
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あっはっは! (ひろし)
2009-01-31 15:36:10
いぃ~よ~

まさに、フランチェ~ン!
お笑い最高です!!

あのキャッチフレーズ忘れられません!!
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ありがとうね~ (たれぞ~)
2009-02-02 10:40:36
アヤネさん
父の場合、喉(嚥下機能)の麻痺があるので、痰が出せずに常に肺炎の危険と隣り合わせの生活となっています
たいてい脳梗塞で死ぬというより、この肺炎つを起こされて亡くなられる方が多いそうで・・・

ここだけはリハビリのスタッフさんもどうすることが出来ない場所ですからね~
頑張ってしゃべって刺激を与えないとダメなのですわ
あと脳梗塞の後遺症としての痴呆のリスクもありますしね


なるべく話しかけて言葉をかけて返事を言わすという事をしていますが、なかなか思うように答えてくれず「うん」くらいしか言いません
困ったもんだわ~

でも焦らずにのんびり行きますよん
この先長いお付き合いになる病気ですからね
アヤネさんもあんまり思いつめずにリラックスして行こうね~


mikiさん
きゃ~!!mikiちゅわん!!
お元気だったかい??
ずーっと更新が無かったので気になっていただよ
元気そうで良かった~

mikiさんのお知り合いでも脳梗塞の方がいらっしゃるのる~
ほんとこの病気は時間とともに詰まる血管の位置によってずいぶんと違う病気だなぁと感じます
ウチの父は意識はずーっとはっきりしているのだけど、やはり脳幹にダメージがあると回復する幅が少ないねぇ・・・
せめて嚥下の麻痺が薄れてくれれば、肺炎のリスクが少なくなると思うんだけど、なかなか上手くは行きません

それでも命があっただけ幸せなことだから、そう思って頑張るよ~



せっちゃん②
せつちゃんトコのお父様の脳梗塞なんですね・・・
ウチも祖父もそうなので、血統的に弱いのかもしれません
脳外の先生に聞いたところ、家系も関係するんだとか・・・せつちゃんも気をつけてね

そうね~
私もそう感じることが多々ありますよ
汚物等を触っても「汚い」と感じることがないのはとても不思議です。
子育てしたことない私だけど、子供を育てている感覚になります

自分で車椅子に乗れるくらいになってくれればいいんだけどね
頑張り屋さんなのでそうなる事を願っています



ひろしさん
あははは~ひろしさんは「エンタの神様」見ていたのね~
なんかね、あの発音というか「いいよ」の強弱加減が似ていたのでついツッコミそうになりましたわ(苦笑)

辛いことでもも笑い飛ばしていけば、辛さも薄れることもあるもんね。
そう思って日々を過ごしていますよ~
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たれぞ~さんスマン (でぃ~れいく)
2009-02-04 17:11:15
もうね、たれぞ~さんちの父ちゃんがフランチェンにしか思えんくなってしまった(笑)
うちの父もそうだけど、普通でも無口というか・・・
あっ違う、うちの場合「あれがあれだったんだわ」ってな感じ
「あれ」と言われてもどの「あれ」の事なのか
想像力・・・養われてます(笑)
たれぞ~さんちの場合、察してあげる事よりもとにかく「話させる」が大事だから、分かってても「何?」と聞いてあげる方がいいのかな?
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なんかね・・・ (たれぞ~)
2009-02-05 14:51:14
れいくさん
なんかフランチェン独特の「いいよ~」の言い方がね(苦笑)

父親って娘や息子に対してはあんまりしゃべらないよね~
れいくさんトコもそうなんだ~
ウチの父も他人にはしゃべるけど、身内にはしゃべらん
でも、病に倒れてからは、他人にはもっとしゃべらなくなった(苦笑)
看護婦さんに「ちゃんと会話になってるんですね」と驚かれたこともあるさ
いかに院内でしゃべらないかという事でしょ
疲れてくると「うん」すら言わずに首を振って返事代わりにするし

娘はしつこいからなー(爆)
返事を聞くまで何度も言い続けるので「うるさい」と言われることも多々あるよ
「うるさい」って言うくらいなら最初から答えてくれればいいのに~と思うけど、そうもいかないんだろうなぁ・・・

>想像力
確かに養われるわ~
ウチも聞き取りがしにくいので、かなーり想像力を要します(笑)
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