三玉亭 （みたまてい）

伏見稲荷へ参詣へ行ったときに立ち寄りました。

三玉亭は稲荷山の三ツ辻のところにあります。
ちょうどお昼時だったのでお座敷に上がらせてもらい、昼食をとることにしました。
『あいているところならどこでも(座って良いです)』ということだったので、窓際の席へ。


深い緑の中にチラリと見える鳥居の赤。
詩的な風景が広がります。
開け放たれた窓から入ってくる風が気持ちいい


メニューを見ながら考える事しばし・・・・
(この写真に載っていないメニューも多少あります)

ざるそば、わらび餅、いなり寿司、きつねうどん、を注文しました。
いなりときつねは「稲荷」に来ているのだから・・・外すわけには行かないでしょ？

店内はイイ感じに古びていて昭和のままで時間がストップしたかのよう。

暖簾を隔てて「あちら(通路)」と「こちら(座敷)」。
時間の流れ方が違っているかのような不思議な感覚を味わえました。

ノスタルジーにどっぷり浸りながら、待つこと20～30分。
待つことに飽きてきた頃に注文の品が運ばれてきました！


全体としてはこんな感じ。


きつねうどん
お揚げは甘く味付けされていて美味しい
お出汁は薄めの味付けであっさり。
麺は・・・・・コシとか喉越しとかは求めてはいけない感じ(苦笑
つやのない白、白すぎる麺の感じを見て予想はしていましたが(苦笑
茹で麺をさらに茹で過ぎたような食感でぶちぶちちぎれる微妙な麺でした(苦笑


いなり寿司
お揚げはきつねうどんのものと共通なのかな？
甘めの味がしっかり付けられていて美味しい


わらび餅
本わらび粉ではなく澱粉で作られているようで、寒天に近いような固めの食感。
もっちゃりとしたとろける食感を求めていたのでちょっと拍子抜け

わらび餅自体には味はありません。
きな粉にも砂糖は入っていないようで炒った豆の味と風味がダイレクト！
味のないわらび餅に甘みのないきな粉でモソモソ食べたので一皿が多く感じてしまいました。

後から食べログのレビューを見てみると、本来は黒蜜が付いてるみたいです
どうりで美味しくなかったはずだ・・・


接客、味、価格、もう一回行くかと聞かれたら微妙です(苦笑
辻に入って最初にある茶屋がこちらなので、すきっ腹を抱えていたため思わず飛び込んでしまいましたが冷静に周りを見ると並びに２店、さらに進むと数店の茶屋がありましたので次回があればそちらのお店に入ると思います・・・

三玉亭 （甘味処 / 稲荷駅、伏見稲荷駅、鳥羽街道駅）

昼総合点★★☆☆☆ 2.0

～おまけ～

シュナーベルって、もしかして、あの、監督の？？
シュールなサインが並んでました(笑