はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

猫活の悩ましい『着地』

2022-10-16 01:22:07 | 

昨日、A動物病院で

残りの二匹の子猫「黒鼻」と「三毛」の

のみダニ駆除、ワクチン接種、ウイルス検査

を済ませた。

今日か明日にキャピンに電話して引き取ってもらうことになる。

で。

今週中に「若ママ猫」の

怪我のむき出し赤い肉のお尻の縫合と

ついでに不妊の手術もやってもらう予定だ。

(手術費用は5万円から7万円だという)

 

さて。

我が家で一匹になった若ママちゃんをこれ以上

家の中に「監禁」すべきかどうか。

本人は出たがってしょうがない。

なぜならば前述したように

白黒ママ猫といっしょに育って

きょうだいだと信じて疑わない白黒子猫(今は大人だが)が

さかんに外から「にゃーにゃ―」鳴いて

「逢いたいよ~」と訴える声に

若ママちゃんもサッシをガリガリかいて

時には体当たりまでして

「出たい」アピールをしているからである。

いいのかなあ。

このタイミングは。

すると読者のアナタはこのように言うだろう。

「でもさ。元々、野良だったんだから

自腹で不妊手術までしてやって、再び外へ放つことは

TNRということで、キミは責任を果たしていることになるんじゃない。

本人も義兄弟に会いたいんだし、久しぶりに外の空気を吸わせてあげればいいじゃん。

あとの若ママちゃんの猫人生は本人に任せて

キミからの卒業ということでいいんじゃない」

と、親切な言葉をいただけるかましれないが

 

ところがねえ。

 

ここらへんの地域は危険がいっぱいなんですよねえ。

一番の危険は

なんといっても人間である。

私は、私の住むこの地区の人間の

犬猫に対する向き合い方に極めて強い不信感を持っている。

追い払うぐらいならまだよいが

自分の家庭菜園だか野菜や盆栽の横に

猫が座っていただけで

小鍋に用意していた熱湯をかけようとする。

棒で叩こうとする。

 

そんな『危険な海』だと解っていながら

放って

三日後に死体になっているのを発見したとなったら

ショックとか愕然とかの言葉では到底表現できぬ

心の痛手

悔恨の念

自暴自棄

の思いに苛まれずにはいられないではないか。

 

とりあえず

手術が無事に成功することを祈り

一週間後の抜糸の後も順調に回復し

元の状態に近くまでになったら

キャピンに電話し

若ママちゃんを引き取ってもらえるよう懇願する。

預かりボランティアさんがいればよいんだけどなあ。

 

 

 

 



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