防犯知識(窓の防犯対策③)

今回も窓の防犯対策について書きたいと思います。






図は一戸建て住宅の侵入経路における統計グラフです。



一戸建て住宅への泥棒の侵入経路として、もっとも狙われやすいのが「窓ガラス」です。



なぜ狙われるのかといえば、

”窓ガラスは壊し(割り)やすく、窓の鍵である「クレセント錠」は窓を破れば簡単に開けられる”からです。



但し、泥棒は侵入にかかる時間が長くなるほど、侵入をあきらめると言われます。



泥棒の最終的な住居への侵入を防ぐには”侵入に10分以上の時間をかけさせる”ような対策が必要になってきます。




そこで今回は防犯フィルムについてです。




●防犯フィルムとは



防犯フィルムは、窓ガラスに貼り付けることにより、窓ガラスを割れにくくする効果があります。

窓ガラスが割れにくくなり破壊する時間が長くなると、泥棒は侵入に時間がかかるのを嫌うため、侵入を諦める可能性が高くなると言えます。

※しかし場合によっては、数年後にフィルムが剥がれてきた、色が濁ってきた、きれいに貼るのが簡単ではない、というような欠点もあることには注意が必要です。




●防犯フィルムの種類

防犯用窓フィルム「スーパーポリス」(A3サイズ:420x297mm)


防犯用窓ガラス専用フィルム「スーパーポリスミニ」(B5サイズ:180x257mm)

※防犯フィルムは、少なくとも内側のクレセント錠の範囲をカバーする必要がありますが、必ずしも全面に貼り付ける必要はなく、低価格でサイズの小さいフィルムもあります。


防犯凹凸窓ガラス専用フィルム「N-2268」

※凸凹タイプのガラスに対応したフィルムもあります。




●防犯フィルムの貼り付け方法


1.窓を拭く。
窓に汚れが残っていると、フィルムはがれの原因となります。防犯フィルムの貼り付けは窓をよくキレイにしてから行いましょう。


2.水を吹き掛ける。
フィルムを窓に貼り付けるための作業です。窓に水を万遍無く吹きかけましょう。


3.フィルムを剥す。
防犯フィルムに付いている保護フィルムを剥します。水を拭きかけながら、フィルムを剥します。


4.フィルムを貼る。
端を合わせて、窓にフィルムを貼ります。この時、空気が入らないように気をつけましょう。(気泡はフィルムはがれの原因となります。)


5.仕上げ
仕上げに付属のハケで、気泡を取り除きます。端に向け、ハケを動かし窓にキッチリ貼り付けます。





・・・ちょっと面倒かもしれませんね。





ガラスそのものを強化した「防犯ガラス」というものがありますが、これにはわざわざ防犯フィルムを貼る必要はありません。

しかし、防犯ガラスの値段は通常のガラスの何倍も高額であり、さらに専門の業者の施工が必要になります。もし泥棒に狙われてヒビでも入ってしまったら、その都度、交換も必要になるでしょう。

・・・そう考えるとセンサーライトのような目に見えるもののほうが効果的であり、予算の関係や手軽さを考えると、比較的低価格の防犯フィルムを用いた方がいい場合もあるかと思います。




弊社のショップに防犯フィルムの商品ページがありますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。



ヤフーショップ防犯王「防犯フィルム」



”窓は泥棒の侵入に一番狙われやすい場所”です。

窓に格子がついていればまだ安心ですが、家の構造上、全ての窓に格子がついていることはありません。


しかし、これまでにご紹介した、


①「補助錠」

②「センサーブザー(アラーム)」・「センサーライト」

③「防犯フィルム」


などの防犯用品の使用・併用をすることにより、高額な費用をかけることなく、ある程度の防犯対策は十分に可能だと言えると思います。

ヤフーショップ防犯王「窓の防犯対策」



次回は玄関の防犯対策について書いてみたいと思います。




調査員 福さん




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