つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

時計と方位と、日程と。「方違え(かたたがえ)」は、粋だとおもう

2013-06-09 13:58:55 | ○エネルギーのおはなし

立夏のお話を書こうとしたら、話が逸れに、逸れて、方角の話をかいてシマイマシタ。
・・・文章が止まらなくなりまして 先に、方位の話をアップいたします

時計も(←だから、謎の「も」)、針ではなくデジタルになったりと、世の中、変わってきていますね。
昔はね。体の向き、方位も、けっこう重要だった、気がする。

源氏物語とか、「方違え(かたたがえ)」とかけっこう出てくるのよねん~。
源氏物語を原作にした漫画「あさきゆみみし」とかで読まれたことがある方もいるのではないでしょうか。
ある方角に行くのを避けるために、行きたい場所が凶角にあれば、それを避けるために、一度、他の方角に行く。
遠回りする、迂回する、という発想です。まあ、逆に言い方すれば、
「方違え」さえすれば、どの方向にもいけるわけでして、その柔軟な発想、好きですわん。

最近、マイナビウーマンというネット媒体に記事を書かせていただく関係で
マナーの専門家のある先生に取材させていただきました。

テーマはね、結納です。今やるご家庭少ないらしいですね。
あたしには結婚した妹がいるのですが、彼女もやりませんでしたし、
おそらく、あたしもやることはないだろうなあと思います。

それで、結納(結納だけではなく、披露宴も葬儀もですが)をしたほうがよい日、
避けたほうがよい日の話になりました。

東洋の暦で「六曜(六輝)」というものがあります。
「先勝((せんしょう)」「友引(ともびき)」「先負(せんぶ)」「仏滅(ぶつめつ)」「大安(たいあん)」「赤口(しゃっこう)」
というあれです。よく言いますよね。
「仏滅の結婚式は避けたほうがよい」とか「友引のお葬式はよくない」とか。

だけど、先生曰く、「六曜(六輝)」は日本に室町時代に入ってきたと言われていて。
もともとは、時刻の吉凶を占う概念だったのです。それが江戸時代に入り、便宜上、
旧暦の日程にあてはめるようになった。
だから、日程で六曜を気にしなくてもよいのではないかしらん~というのが先生の考えでした。

ふむふむ、なるほど。

とはいえ、みなの想いが集結するとパワーにもなるしね。
あと、先生もおっしゃていたけれど、六曜を気にしなかったことで風波が立つなら、
わざわざ無視しなくてもよいと思う、と。

うん、あたしの本当に、おっしゃるとおりだと思う。
あたし自身は、正直なところ、そういうの気にしないのですが、

とはいえ、ここでわざわざ風波たてなくてもね。

だって、だって、勝負したいところ、もっと、ほかで、いっぱいあるのです(笑)

うん、そうですね。人の想いがパワーになるのは歴史込みですから、
室町以前からずっと蓄積されたものもございますし。うん、そして、創始には特別なパワーがあるというのもまた確かです。
ですので、やはり、「六曜(六輝)」は時間と密接だという解釈もありだと思います。

はて、六曜が入ってきたのが室町時代だとすると、源氏物語の「方違え(かたたがえ)」は陰陽道なのでしょうか。
このあたりは、宿題にさせてください。

ちなみに、結納、どうなのでしょねー。結納品になる縁起物、それなりにエネルギー、パワフルだという印象を受けました。
ですので、結納をすれば、確かに、「契り」力は強くなるかもしれませんね。
略式結納ではなく、正式結納であれば、余計でしょう。個人的な感覚としては、契らなくもよい、気がしてしまいます。

ひとりの方とご結婚されて、ずっと添い遂げることができれば、それは素敵なことでしょう。
けれど、時代的に、そこにこだわるのは不自然な気がしてしまうのです。
お互いが卒業になったら、自然と離れられるそんな縁もありだとおもうのでした。

ここをオチにしたくはないのですが、文章の区切りがついてしまったようなので。

一期一会に愛と感謝を込めて。今日も佳き日をお過ごしくださいませ~。

臼村さおり twitter @saori_u
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エネルギーサロン・タンタン
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