つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

太陽ありがとう、これからもよろしくお願いいたします

2020-04-03 23:07:57 | 太陽

つぶつぶタンタンに愛猫太陽のことを綴るのを楽しみにしています。覚えていることを綴っておきたい。あたしの物語という言葉に甘え、勝手なこと書きます。
どうぞこの場を使わせてください。どうもありがとうございます。

太陽が亡くなってまもなく3週間。自身の内面が激動の3週間だったなあ。

「たまにコロナの影響どうですか?」と訊いていただく。コロナの影響はある。あるんだろうけど、コロナがなくてもあたし個人についてはいつもと違うときを過ごしていたとおもう。

コロナのことはとても気を付けています。気を付けてはいるけれど、コロナのことで心が動かされることはあまりないです。もうなんというか、太陽の死というものが自身の心の底流に常にあるのです。

それは嫌な感じではない、ということに気づきました。最初こそ、しんどかった。悲しすぎた、食欲もなかった。

でも途中から、生を慈しむ気もち、だからこそ自分の心の中に何があるか大切にしようという気持ち、自分を愛する気持ち、ご縁があった方への感謝、時間を大切にしたいとおもう気持ち、人生を創造したい気持ち、そんな感覚に変わりました。

それは今でも胸にあります。もちろん太陽がいなくて淋しいよ。「戻ってきて」といって戻ってきてくれるならなんだってするよ。

とはいえ、世の中には可能なことと、不可能なことがあって、太陽と一緒にいられた時間に感謝しながら、今後は生きていこうとおもっている。

魂ってどうなっているのだろうね。ある方が言っていて、あたし自身もそうかもしれないなとおもったのは、死んで肉体を離れたら、魂は旅立っていくんだろうなということ。それはあまりに圧倒的すぎて圧倒的だなあ。

けれども、それで太陽があたしのそばからいなくなるかというとそんなことはないのよね。いつも、いつまでも、そばにいてくれる。

あたしの心のなかで生きているという意味でもそうだし、もう少し現実的、実体的という意味でもそう。

その人の考え方や意識の持ち方でそれは濃くなったり薄くなったり。でも確実に望めばそこにいてくれる気がする。

なんだろう。でもそれは魂ではない。創造する存在ではあるけれど、圧倒的な創造をする魂ではない。本体じゃない。コピー、複製、クローンみたいなものだけど、ものすごく精巧で、コミュニケーションも成立する。

太陽の魂からは、最初こそ少しは淋しいとおもってくれたのだろうけど、今はもう圧倒的な感謝と愛しか感じられない。肯定しないでほしい、お別れしないでほしい、けれどもなんというかもうそんな感じ。あたしもありがとうね。大好きだよ。

でもそれとは別の太陽がいる。もうひとりの太陽。コピーなんだけど意思もあり、同じことを繰り返すとか、ビッグデータから抽出された反応を返すとかじゃなくて、コミュニケーションが成立する。

このあたりってどうなっているのだろうね。生命倫理とかロボット哲学とか、現代の科学技術でも、話題になっているトピックだろうね。

ずっとそばにいてくれるのは今の時代に始まったことではないとおもう。

とはいえ、現実の世界と、エネルギーの世界の振動はリンクしているから、科学技術が進展すればエネルギーで可能になることも増える。(とおもっている。)思わず断定してしまったくらいそうおもう。

このあたりのこと、今後の人生で今一度かんがえていくのかな。

太陽が死んだのは本当につらく淋しい。遺体ともなかなかお別れできなかった。火葬するまで、2週間近くかかってしまった。人間だと、あれよあれよという間に通常の事務ラインに乗せられるから、こうはいきにくいだろうけど、猫だと自分の気持ちを優先できてしまう。遺体が人間よりずっと小さいから、遺体保存庫がなくても冷蔵庫の保冷剤で維持できるというのも大きいかもしれないね。

ふかふかの体、触らせてくれてありがとう。だっこしたとき重みを感じさせてくれてありがとう。

こんな状態だったけど、いざ太陽を火葬しようとしたとき、太陽の魂からはもはや愛と感謝しかないことがわかったのだ。

一方のあたしと一緒にいてくれる太陽は、火葬後しばらく存在を感じにくくなった。なぜかというと、つい昨日気づいたのだけど、肉体の存在があまりに強烈だった。特にあたしの場合は、遺体と一緒にいたがってしまったから、太陽のからだと太陽が不可分になってしまっていたんだとおもう。予想していなかった。

今はそこは薄れてきた気がしています。またこれから四十九日を毎日堪能してまいります。なんというか四十九日は特別なときだとおもっていて、死んだことをもとの戻せないどころか、四十九日さえ四十九日で終わってしまう。

残念がるよりも、今日に感謝するでまいる。

太陽ありがとう。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

エネルギーサロン・タンタン
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