古今東西、いろいろな占いがある。あと、占いと心理学の垣根も難しいです。
そういう定義は、時代や国、文化によって変わるからな~、という前置きはさておき
今日は、人間を各人の欲求に応じて「注目型(外交的・感情的)」「司令型(外交的・論理的)」「理想型(内向的・論理的)」「法則型(内向的・論理的)」の4種類に分類する方法、「4タイプ」を紹介します。
提唱者は、岡田斗司夫さん。このブログを読んでくださっている方はご記憶にあるかもしれませんね。
私が最近、同人誌に執筆させていただいたのも、この岡田斗司夫さんの4タイプでした。
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人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人 |
岡田 斗司夫 | |
朝日新聞出版 |
相手を、自分とは異なった考え方をする生き物だと認識すると、楽になることあります。
そして、この4タイプは、たった4つなので、わかりやすい。
例として、ケンカを4タイプになぞらえて解説した文章(byワタクシ)を転載いたします。
思いっきり長文ですので、いつか気が向いたときに読んでくださいませ~。
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【経緯(私のフィルターが入っています)】
注目クンと理想クンのケンカ。
理想クンは個性的なファッションをしている。注目クンがそのファッションを揶揄したことから物事が始まった。
周りに数人いたこともあり、その揶揄を賭けのネタにしようと考えた理想クン。「(アナログ)ゲームで勝負して、もし理想クンが勝ったら1か月間、注目クンは理想クンのコスプレをする。一方、もし、注目クンが勝ったら、理想クンは注目クンが揶揄したファッションアイテムを燃やす。」と提案する。
話に乗る注目クン。どのアナログゲームにしようかとみなでゲームを物色する。と、「アナログゲームじゃなくてスポーツゲームで勝負しよう」と注目クン。
その後、「スポーツ」と「アナログ」どちらで勝負しようかと話が行ったり来たりしたあと、注目クンが「殴り合いにしよう、殴り合いならすぐにできるし、(勝負が)わかりやすい」と言い出す。
「いいですよ」と理想クン。止めだす、周り。
その後は、「殴れよ」とけしかける注目クン。殴らないものの、すぐそばまで詰め寄る理想クン。過去も含めていろいろと聞きただす。けっこうしつこい。二人で和解に向けて話し合っているかと思いきや、ふとしたはずみで一触即発になる二人。注目クンはとにかく理想クンから殴るようにけしかけようと、理想クンの持ち物を投げる。
周りが引き離すも、その状態がしばらく続く。最終的には、理想クンが帰宅し、注目クンが場に残るということで、ひとまず終息したのでした。
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【解説】
・人目を気にする注目クンからすると、理想クンの個性的なファッションが理解できない。そして、「そんな人目を気にできないところ」をちょっとばかにしているところもあり(優位・劣位の法則)、つい上から目線で、ファッションについて言及してしまった。
・理想クンにすれば自分のこだわりを否定されるのは苦しい。しかし、実は理想クンは注目クンを尊敬していた。尊敬している人の言うことは聞きたいという気持ちがある理想クン。どうしたらよいかわからないまま、周りに人もいたのでなんとなく勝負を持ち出す。
・注目クンはゲーム勝負について「つい、いいよ」と愛想よく言ったものの、できれば理想クンの個性的なファッションを着用するのを避けたい。ゲームでは負ける可能性があるので、自分が勝てる勝負をしたい。理想クンがやったことがないスポーツゲームを選ぶ。また、今、目の前のボードゲームで地味に勝負するのではなく、場をセッティングしてスポーツイベントにしたほうが自分が注目してもらえる。さらには、負けてコスプレをすることになったとしても、話の話題に乗るから注目してもらえるだろうとも考えた。
・一方、理想クンは「オレの尊敬する注目クンは、『場をあらためてセッティングして勝負しなくてはならないほどオレのことが嫌い』だったのか…」と解釈し、ショックを受ける。「尊敬する先輩を尊重してなんとか自分が変わりたい」と考えた理想クンは、注目クンに(過去のことも含めて)自分の至らなかったことを教えてほしい」と頼む。
・注目クンがいろいろと話すのを、熱心に聴く理想クン。熱意がある理想クンは、キスしそうなほど注目クンに顔を近づけて聞く。しかし、自身のこだわりをわかってほしい気持ちを抑えられない理想クンは、ときおり激昂してしまう。最初はどちらかというと注目クンに非があったものの、理想クンが激昂しすぎたため、このあたりになると(はたからみると)理想クンのほうに非があるようにみえる。
・感情があまり持続しない注目クンはちょっと面倒になり、「じゃあ殴り合い(ゲームのつもり、深く考えていない)で決着をつけよう」と言う。それを聞いた理想クンは、「殴り合いをしなければならないほど、オレのことが嫌いだったのか!!」と解釈し、ショックがマックスになってしまう。
・ショックのあまり、さらに尊敬する注目クンにすがりつく理想クン。注目クンからみるとちょっと面倒くさい。そして、理想クンから殴ったことにしたい注目クンは、うっとおしさも手伝って理想クンをけしかける。事態が混沌とする。
~~最終的には、周りが引き離して、強制終了~~
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【トラブルが再発しないための提案】
《周り》
「注目型」も「理想型」も感情的なタイプ。一度よじれ始めたら、すぐには冷静になれません。お酒が入っているならなおさらです。収束に向かう可能性を期待せずできるだけ早く引き離しては?
《注目クンがキーパーソンだった場合》
・理想クンのこだわりを否定しないのがベストです。些細なこと(本質にはかかわらないこと)な気がしてしまうときも、理想クンの宇宙観では根幹を占めている場合があります。ほかの方と違うポイントには特に注意が必要かも。
・一度よじれたらどんなに言葉を尽くしても、理想型は厚い自分フィルターを通してしか聞いていません。どんなに話を聞きたがっても切り上げるのが得策。
・また、途中でやめたくなったときにペロッと舌を出して謝れるずうずうしさ、をもてると強いのでは?
《理想クンがキーパーソンだった場合》
・注目型はおなかの中で怒っているときがあります。しつこくしないこと。やばいなという気配をちょっとでも感じたら引くことを提案します。
・またやばいなとおもったら、理屈をこねて謝るよりもとにかく土下座してしまったほうが早いかも。
・冷静に話しているつもりでも、つい感情的になってしまうのが理想型。最初は相手が悪かったはなずなのに、興奮のしすぎで自分が悪いことになっているパターンもしばしば。まずは一度、全身のエネルギーを振り絞って是が非でも撤退しては?
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ひとりひとりが おのおのの 光と闇を 表現できますように
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
~身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day~