ローマオタクになってしまったので、二次資料だけでは我慢できずに、翻訳本ながら、原典に触れたくなって、読んでしまった。
決して読み易い本ではないのだが、これがフィクションではなく、紀元前50年頃のノンフィクション、それも、当事者が書いたものであることに驚かされる。 ガリア戦記はカエサルが元老院に送った報告書が基になっているということだが、これほど詳細な報告書を書ける知性に感心する。 特に戦いの記載は現代のフィクションを読んでいるのではないかと思うくらい、カエサルがとった戦略・戦術がとても面白くてわくわくする。
もし、面白い本が無いと思っている人はぜひ2000年前の頭になって、読んでみて欲しい。 きっと気に入るはずである。
決して読み易い本ではないのだが、これがフィクションではなく、紀元前50年頃のノンフィクション、それも、当事者が書いたものであることに驚かされる。 ガリア戦記はカエサルが元老院に送った報告書が基になっているということだが、これほど詳細な報告書を書ける知性に感心する。 特に戦いの記載は現代のフィクションを読んでいるのではないかと思うくらい、カエサルがとった戦略・戦術がとても面白くてわくわくする。
もし、面白い本が無いと思っている人はぜひ2000年前の頭になって、読んでみて欲しい。 きっと気に入るはずである。
ガリア戦記 (岩波文庫) | |
カエサル | |
岩波書店 |
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