JR福山駅前のキャスパ南側入口付近に掲げられた戦前の福山市街地図。昭和11年(1936)12月に作成した地図を縁あって同じ会社(福山エビス印刷)が2005年に復刻した。米軍の空襲を受ける前の街の様子がよく分かる一級品の資料だ。
福山市中央図書館にも復刻地図が保管されており、職員に頼めば出してくれる。同じ大きさの透明シートには現在の町割りが黒線で印刷されているので2つを重ね合わせると昭和初期と平成の比較ができる。入江が埋め立てられ道路になっていることなどは市外の人でも理解しやい。
この貴重な地図はぜひとも広島県第二の都市のPRをかねて一般に販売して欲しいものだ(千円程度で)、広島市の古書店・あき書房のように。

福山市中央図書館にも復刻地図が保管されており、職員に頼めば出してくれる。同じ大きさの透明シートには現在の町割りが黒線で印刷されているので2つを重ね合わせると昭和初期と平成の比較ができる。入江が埋め立てられ道路になっていることなどは市外の人でも理解しやい。
この貴重な地図はぜひとも広島県第二の都市のPRをかねて一般に販売して欲しいものだ(千円程度で)、広島市の古書店・あき書房のように。


民放のニュース番組でよく見るのが広島ホームテレビのJステーションである。理由の1つは美しい小嶋沙耶香さんがキャスターを務めているから(笑)。番組は月曜日に「ひろしま写真帖」というコーナーを設けているが、これがなかなか秀逸だ。
広島の老舗や名店をオーナーの話を挟みながら2分程度で紹介し視聴者に魅力を伝える。昨日は歓楽街・流川の「天津(てんしん)」だったので目頭が熱くなった。私がこの店を知ったのは昭和63(1988)年である。当時近くに「リッツ(映画館)」があり、時々新作を観に行ったものである。そして帰りには必ず「天津」の前を通った。
天津で初めて食事をした日のことは忘れてしまったが、先代(ひげのおじいさん)との会話はよく覚えている。私が中華丼を食べていると手の空いた店主が突然「ほんの少し酢をたらすとおいしいよ」と囁いたのである。酢の添加で味が更に締まり、酢という調味料は軽視できないと思った。今は亡き店主の教えは私の宝物になっている。
広島の老舗や名店をオーナーの話を挟みながら2分程度で紹介し視聴者に魅力を伝える。昨日は歓楽街・流川の「天津(てんしん)」だったので目頭が熱くなった。私がこの店を知ったのは昭和63(1988)年である。当時近くに「リッツ(映画館)」があり、時々新作を観に行ったものである。そして帰りには必ず「天津」の前を通った。
天津で初めて食事をした日のことは忘れてしまったが、先代(ひげのおじいさん)との会話はよく覚えている。私が中華丼を食べていると手の空いた店主が突然「ほんの少し酢をたらすとおいしいよ」と囁いたのである。酢の添加で味が更に締まり、酢という調味料は軽視できないと思った。今は亡き店主の教えは私の宝物になっている。
