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寮管理人の呟き

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福山市民図書館跡地の一部が広島弁護士会福山地区会館になる模様

2012年09月08日 | 郷土史
ドラッグストアZAGZAG福山三吉店の南側の更地が福山市民図書館(福山市三吉町1丁目6-1)の跡である。合同庁舎を含めた敷地にはかつて学校が建っていた。

大正11年(1922)4月1日福山師範学校が開校するが、財政難を理由に昭和7年(1932)3月末日で閉校となってしまう。そこに東霞町にあった旧制福山誠之館中学校(井伏鱒二氏が在籍した)が移転し、同年4月1日から三吉町校舎として使用された。敗戦後の学制改革で高校に昇格、昭和44年に木之庄町の新校舎に移った。

跡地には広島弁護士会福山地区会館が建つ予定

市民図書館の跡地(一部)が売却済みということは人づてに聞いていたが、建設工事はなかなか始まらなかった。先日たまたま跡地の前を通り過ぎる時に工事の標識を見て広島弁護士会福山地区会館(仮称)になることを知った。

破壊と建設の繰り返しで街が発展したのは事実だが、約半世紀に亘ってエリート養成のための高等教育機関が設置されていた歴史を消してはなるまい。今こそ戦前の教育の良かった部分について再評価を行う時期だと思う。左お捻り達が大好きなナントカのケンリを記した御札を貼り付ける行為が他県から酷評されている事実を一般市民は重く受け止めるべきだ。

福山市民図書館跡地を望む


※最後の写真…完成した広島弁護士会福山地区会館

弁護士会館

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