
私は草津市の料亭・魚虎楼(草津2丁目12‐3)玄関前に立ち、この建物が登録有形文化財であることを知った。モニュメントには文化庁の銘があり第25‐0255~0257と番号まで明記されている。
双葉館魚虎楼ふたばかんうおとらろう本館・奥座敷・塀
昭和11年(1936)頃建築
本館は、2階に80畳敷の大広間をもつ木造2階建の入母屋造桟瓦葺の建物です。通りに面する北側は、竪板張りと赤い内法壁で、料亭らしく仕上げられています。塀も同様の竪板張りと赤い壁で仕上げ、隅切り長方形の窓を開けるなど、上品で洒落た雰囲気が醸し出されています。
奥座敷は本館の東側の建物で、邸内では本館とともに庭園に面しています。1、2階とも庭園側に縁と庇を巡らせ、大広間は折上格天井とすると、丁寧に仕上げられた建物です。
草津市教育委員会

文化財として登録されたのは平成20年(2008)3月21日とまだ日は浅い。料亭の名前は魚屋を営んでいた初代・遠藤寅吉氏が料亭に転業した歴史にちなむ。私は赤い壁と塀を見つめて過去の旅先での情景がいくつかよみがえって来た。

双葉館魚虎楼ふたばかんうおとらろう本館・奥座敷・塀
昭和11年(1936)頃建築
本館は、2階に80畳敷の大広間をもつ木造2階建の入母屋造桟瓦葺の建物です。通りに面する北側は、竪板張りと赤い内法壁で、料亭らしく仕上げられています。塀も同様の竪板張りと赤い壁で仕上げ、隅切り長方形の窓を開けるなど、上品で洒落た雰囲気が醸し出されています。
奥座敷は本館の東側の建物で、邸内では本館とともに庭園に面しています。1、2階とも庭園側に縁と庇を巡らせ、大広間は折上格天井とすると、丁寧に仕上げられた建物です。
草津市教育委員会

文化財として登録されたのは平成20年(2008)3月21日とまだ日は浅い。料亭の名前は魚屋を営んでいた初代・遠藤寅吉氏が料亭に転業した歴史にちなむ。私は赤い壁と塀を見つめて過去の旅先での情景がいくつかよみがえって来た。

