御幸通り沿いにある「うさぎ薬局(宇品御幸2丁目5‐7)」の横道(電柱に「広島市郷土資料館」の案内標識が取り付けられている)に入り窪地に下りる。
赤レンガ造りの建物は元々「宇品陸軍糧秣支廠(うじなりくぐんりょうまつししょう)」の缶詰工場として建設された(明治44年・1911年完成)。北側の「宇品西公園」も工場の跡地である。当時牛肉の大和煮缶詰が製造されていたそうだが、今も高級品に変わりはない(学生時代に私が時々買って食べていたのはノザキのニューコンビーフだったから)。
鉄筋コンクリート造りでもあった建物は原爆の強烈な爆風に耐えて倒壊を免れた(爆心地から3,210m)。昭和59年(1984)に改修されて翌年広島市の有形重要文化財に指定された。そして同年5月に「広島市郷土資料館」として開館した(入館料は大人100円)。広島県民にあまり知られていないのは残念だが、展示資料は素晴らしい。
敷地内に旧広島市民球場の石材(一塁側内野スタンドの外壁)と芝生が移されている。資料館の南側(日本たばこ産業の社宅跡が再開発され分譲住宅などに変わった。)にスーパー「スパーク 御幸の杜店」がある。
赤レンガ造りの建物は元々「宇品陸軍糧秣支廠(うじなりくぐんりょうまつししょう)」の缶詰工場として建設された(明治44年・1911年完成)。北側の「宇品西公園」も工場の跡地である。当時牛肉の大和煮缶詰が製造されていたそうだが、今も高級品に変わりはない(学生時代に私が時々買って食べていたのはノザキのニューコンビーフだったから)。
鉄筋コンクリート造りでもあった建物は原爆の強烈な爆風に耐えて倒壊を免れた(爆心地から3,210m)。昭和59年(1984)に改修されて翌年広島市の有形重要文化財に指定された。そして同年5月に「広島市郷土資料館」として開館した(入館料は大人100円)。広島県民にあまり知られていないのは残念だが、展示資料は素晴らしい。
敷地内に旧広島市民球場の石材(一塁側内野スタンドの外壁)と芝生が移されている。資料館の南側(日本たばこ産業の社宅跡が再開発され分譲住宅などに変わった。)にスーパー「スパーク 御幸の杜店」がある。