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寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

南海トラフ巨大地震発生時の被害想定で広島県福山市の犠牲者数が最多(後編)

2013年11月21日 | 日記
最初の写真は福山市箕島町のアシードブリュー株式会社本社・瀬戸内酒類工場(三吉町南2丁目から移転した三吉酒造がアシードの傘下に入った)の北東約100mの位置にある寺崎3号橋(新涯町4丁目18)から山(元は島)側を撮影したもの。この辺りは津波が発生した時には甚大な被害が出ると想像されるが、私が最も心配しているのは新涯町2丁目界隈である。

福山市新涯2丁目17

一文字堤防下(西側)の低地には高いビルもなく避難場所の設定が非常に難しい場所である。私は初夏に旧川口村の古老から一文字堤防決壊(戦時中)の話を聞くことができた。現在の曙町5丁目および新涯町1丁目からは満潮時堤防の上に船が見えたという。そして運悪く台風が満潮時に接近すると海水が堤防を越えて干拓地に流れ込み、堤防が崩れることもしばしばあったらしい。

現在の堤防は当時のものよりも相当に強固になっているが、再点検を行う必要はあるだろう。劣化損傷が見つかった部分においては早急に補強工事を行わなければならない。無駄な箱物建設よりも護岸工事や小中学校及び橋の耐震補強工事を優先的に進めるべきだ。我々は尾道市と同じ失敗をするわけにはいかないのだ。市長は県の予算の割り振りに対して会見の場で「西高東低」などと嫌味を言う前にすべきことは山のようにある。私には「西高東低」が「行政トップの知力と力量」と「民度」に思えてならない(笑)

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