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寮管理人の呟き

南海トラフ巨大地震発生時の被害想定で広島県福山市の犠牲者数が最多(前編)

11月13日、広島県は南海トラフ巨大地震発生時の県内被害想定調査報告書を公表した。翌日の産経新聞朝刊から記事の一部を紹介しておく。

 報告書では、震源が違う地震ごとにさまざまな気象条件などを想定。各市町で被害が最大となるケースを示している。南海トラフ巨大地震で被害が最大になるのは、各市町とも「冬、深夜、風速11㍍」という条件下になった。
 市町別で最も人的被害が大きいのは福山市で、6221人が死亡し、6529人が負傷すると想定。建物被害は、全壊1万6528棟、半壊5万2004棟とした。

 死傷者のほとんどは津波によるもので、家屋損壊の多くは液状化か津波、地震の揺れが原因とされた。

私はこのニュースを当日見た時に「流石湯崎さんだ。福山市(行政)の生温い対応策にイエローカードを出したな」と思った。もう既に一部の市民(天當さんの近くの東手城町)は独自に避難場所を設定し避難時間を計測している。最も重要なのは干拓地(海抜0~1m)で便利な生活をしている人々が危機感を持つことなのだ。報告書作成に関わった土田孝広大教授の暗い顔がテレビの画面に映る度、ふと恐怖感に襲われる市民は多いことだろう。

今晩広島ホームテレビは特集を組み福山市箕島町を紹介していた。箕島はもともとは独立した島だったが、今では陸続きとなっており、その先(南東側)の広大な埋立地(工業団地)を箕沖(福山港と芦田川河口に挟まれたエリア:捨てられた飼い犬が周辺に住みつき問題となっている)と言う。津波発生の際には相当な被害が出ることは容易に想像がつく。福山駅からはおよそ10km、車での移動時間は約20~25分の所だ。市がたんまり予算を使って印刷した「広島県福山市・環境観光」というパンフレットに掲載された地図をぜひ参考にして欲しい(笑)

福山市・箕沖地区の地図

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