
1981年のアメリカンツアーから12月1日のライン録音物。ラジオ放送を意識してか、ツアー前半のボロボロの演奏とは大違いで、まとまった印象を受ける。
これはネット音源ということで、ブートにしてはかなり低価格であった。発掘音源でさえもかつての馬鹿高い値段では売れなくなっているのだから、当然と言えよう。ダウンロードの普及で、盤を集めること自体が古臭いと若者に説教される時代が来てしまったのだ(笑)
大学受験の真っ最中によく聴いていた公式盤“STILL LIFE”、Take The A Train~Under My Thumbの流れは本当にかっこよかった。収録曲が少なく物足りないと感じたファンが高額ブートに手を出した心理は今だからこそよく分かる。
Waiting On A Friend、Little T&A、Miss Youあたりは入れて欲しかった。今年の夏はこのブートをよく聴いていた。RSFCの木村さんにボロクソに言われていたロニーもそれなりに頑張っている。
木村さんの浪人ネタを交えたブート解説は毒が効いてて最高に面白かった。彼が表舞台から消えて、私も悪名高きFCから足抜けした一人である。それでも一年くらいSPを送ってきていた。今で言うヌルい組織であった(笑)
