
ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ2007 シュール・リー
原産国: フランス
品 種: ミュスカデ100%
タイプ: 白
造り手: ピエール・リュック・ブショー
価 格: 1575円(税込)
色
緑がかった淡いイエロー
香り
青りんごやライムの香り。
みずみずしいミネラル感があり、すこしイースト香も感じる。
味わい
果実味というよりもミネラル感がある。
フレッシュな酸がしっかりしていて、冷やしてキリッと飲める夏向きワイン。


こちらのワイン、「シュール・リー期間7ヶ月」とのこと。
「シュール・リー」とはフランス語で「澱ーオリーの上」という意味です。
通常、白ワインの醸造過程では発酵が終わると
ワインの澱を澱引き作業で速やかに取り除きます。
これは澱の持つ匂いがワインに移るのを防ぐ為です。
しかし「シュール・リー」では、ワインの個性を引き出すために
澱引きを直ぐにしないで、澱とワインをタンクの中で接触させておきます。
こうする事で澱の主成分である酵母菌体が自己分解してアミノ酸などが
ワインに溶け込み、深みや幅をワインに与えます。
さてこのワイン、お店の入り口入ってすぐ、ある意味「A席の木箱」に
並んでいる定番ワイン。
お店に入るといつも私の視界に入ってきて
その度、横目に見ながら「あなたどんなワイン?」と思っていました。
・・・はい、それでは頂きます

こちらのワインの友、それは「シーフードマリネ(店主・作)」


アオリイカ、ハマグリ、エビ、ホタテを
にんにく(丸ごと)+オリーブオイル+このワインで蒸し焼きし
レモン・オリーブオイル・塩・こしょう・千鳥酢 に浸す。
トッピングで手作りジェノベーゼとバジルをのせてみました。
エビ・イカにはミネラル感があるので
同じくミネラル感を持ち合わせるこのワインがよく合う。
ホタテにある甘味は、フレッシュなワインの酸と溶け合いとにかく美味しい

この方程式(・・・方程式だったの?)、まとめると以下の通り。
「魚介のミネラルさ + レモン + 酢」
と
「ワインのミネラル感 & フレッシュさ」
が


美味しかったな~。
その一方、嫁目線では今日の食材、お魚屋さんでふんだんに買った魚介類、
・・・ちょっぴり贅沢よ

明日からお財布の紐が固くなります
