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宮川酒店 「酒屋の嫁」のひとりごと

神奈川県/湘南の端っこ(?)、中井町にある宮川酒店の嫁が「嫁目線」でお酒たちを紹介します。

レッドツリー・シャルドネ2007

2009年11月13日 17時45分50秒 | 白ワイン
6月にご紹介したワイン、レッドツリー・シャルドネ



エチケット(ラベル)が変わりました

「エチケットが安っぽい」と偉そうに言い放った嫁の意見が

カリフォルニアまで届いた・・・とは言えないが、

きっと嫁と同じ意見が多かったのだろう(都合の良い勝手な解釈

こんなに可愛いくなりました

栓もスクリューキャップになり、より一層デイリーワイン感覚。

 


●原産国: アメリカ・カリフォルニア
○品 種: シャルドネ
●価 格: 1050円(税込)


エチケットが変わってもワインの味わいは変わらない。

パイナップルのようなやわらかい果実味。

酸や樽の風味がほどよく、とても心地よい。

この価格でこの味わい、まさに「お買い得・安ウマわいん」と言える。


やっと味わいに相当する

ステキなエチケットになったのでは。

ちょっと偉そうに言いました、スミマセン








ラ・グランド・コリーヌ/ル・カノン・シャルドネ

2009年11月07日 17時09分54秒 | 白ワイン
『イタリアからのヌーヴォー、ヴィ・ノーヴォ・マルケ・ビアンコ

嫁が飲むほど数に余裕がない』と言われたその夜、

(まだ根に持っている嫁

店主がご機嫌伺い、なのかどうかは分からないが

「これを飲もう」と大岡さんのワインを持ってきた(きてくれた)。



ル・カノン・シャルドネ

原産国: フランス
造り手: ラ・グランド・コリーヌ
品 種: シャルドネ(樹齢30~40年)
価 格: 2625円(税込)


濁ったレモンイエロー

・・・これって正しい表現の仕方じゃない、きっと。

でも他になんて表せばいいのだろう。

・・・麦わら色


香り
青リンゴやトロピカルフルーツのような香り


味わい
注いだ瞬間、シュワーとまるでスパークリングのように白く泡立つ。

そしてその泡立ちはアッという間に消えていくが、

グラスの中ではその後も微発泡が可愛くプチプチと続く。

飲むと心地よい発泡が口の中に広がり、

それはとても細かく舌の上をパラパラパラ

泡が流れていく感じ。

しっかりした果実味、酸もとてもしっかりしていて

ワインをぐっと引き締めている。

ゴクンと喉を通った後も、果実の余韻が残る。

美味しい

大岡さん曰く

「このワインは、ガスのある状態でペティヤンとして楽しむもよし

ガスを飛ばしスティルワインとして飲むもよし」とのこと。

二度美味しい、楽しい、ということね



そして相棒はズバリ「キャベツ」


実は嫁、サラダのレパートリーが非常に少ない

困ったときはこれ↓である。

「そこにある緑の葉っぱ + しらす + 塩こしょう + オリーブオイル」

今回もそう。

「キャベツ」にしらす、お茶漬けあられ、白ごま、塩こしょう

そしてオリーブオイルをかける。

でも秘かに絶品

青々しいキャベツに絡むしらすとオリーブオイルが

しっかりした果実味あるワインと重なり合う。



夜も更け、店主ソファで撃沈

今日も一日お疲れ様でした。ゆっくりおやすみください

嫁は一人でまだまだワインを堪能いたします。

ほほほ。



ちなみにこのワイン「ル・カノン」とはフランス語で

「一杯やりましょう」という何とも素敵な意味である


マアジ・モデッロ・ヴェネツィエ・ビアンコ

2009年10月19日 16時42分16秒 | 白ワイン
Fits Quattoro 藤沢(美容院)へ行きました。

かれこれ9年以上、

この美容院で同じ美容師さんにお世話になっている。

「ロングをキープしたいんですけど

毛先が痛んでしまって、年々髪も細くなっちゃって

白髪なんかもあったりして

痛んでる部分が茶色になって前髪が海苔のように黒くて・・・

と、いつも終始まとまりのない嫁の思いを一身に受け止め、

ポイントだけを絞り込み、「それじゃ、今日はこうしよう」と

的確なアドバイスをしてくれる。

出来栄えはもちろん大満足である。

いつも感謝しております



髪を切って気分も良く、

いつものパターンで近くのイタリアンポルトヴィーノでランチ。

たまにはいいよね

お手頃パスタセット(しらすとほうれん草のペペロンチーノ)、

に、

ランチグラスワインも頂いちゃう。

たまにはいいよね

すると、そのワイン宮川酒店にもありました。



マアジ・モデッロ・ヴェネツィエ・ビアンコ

原産国: イタリア・ヴェネト州
品 種: ガルガネーガ(70~80%)・ピノグリージョ&ピノビアンコ(20~30%)
造り手: マアジ社
価 格: 1260円(税込)

フレッシュなレモンやりんごの柑橘系の香り。

味わいは香り同様、果実味がしっかり口の中に広がり

酸もしっかりしている。

どの食事にもちゃんと合いそうなワイン。

それにしても、グラスワインでこの味わいが楽しめるなんて、

(それもランチ価格

とってもラッキーな気分でした












ラ・グランド・コリーヌ ル・カノン・”V”2007

2009年09月05日 13時18分57秒 | 白ワイン
フランスで活躍する若手の日本人醸造家がいます

「大岡弘武」さん。34歳。



学生時代に旅行したフランスで

田舎の酒屋の親父さんとのやり取りがきっかけとなり、

明治大学理工学部卒業後フランスへ渡りワインを学ぶ。

その後、数々の経験を経て、

「少量でも良い葡萄だけを育てたい」という思いから

現在は「ラ・グランド・コリーヌ」で自然派ワイン造りに励んでいる。

フランスでワインを造る日本人・・・何だか親近感がわく



昨年インポーター主催の「大岡さんとのワイン会」が開かれ

店主が出席した。

きっと店主は、このワインを知り、興味を持ち、味わいに感動し、

それをお客様にお勧めして喜んで頂いた、

その思いを伝えたかったのだろう

とても楽しい時間を過ごしたようだ


 
さてさて、お客様同様、嫁にも喜んでもらいたいのか(常に上から目線)

大岡さんのワイン、「ル・カノン・”V-ヴィオニエ-”」がキッチンにあった。

(どうやら本人が飲みたかったようだ

「ル・カノン」とはフランス語で「一杯やろうぜ」という

何とも素敵な意味である。

大岡さんも気軽に飲んでもらいたいという思いがあるそうだ。

心して頂きます



原産国: フランス/コート・デュ・ローヌ
品 種: ヴィオニエ 100%
造り手: ラ・グランド・コリーヌ
価 格: 2800円(税込) 


黄金色に輝いている

香り
華やかな香りがする

味わい
ずばり「葡萄っぽい味わい」。

果物の旨味の中に辛口の酸を感じる。

無濾過・無清澄の為、オリがしっかりある。


お供はこちら↓

ベーコン&ポテトのクリーム和え(店主・作)



クリームに包まれているベーコンやポテトが

ワインの果実味と重なって美味しく頂ける。

しっかりした酸がその味わいを心地よく引き締めてくれる。


店主はたくさんあるワインの中で

大岡さんが造るワインが一番のお気に入りのようだ


ごちそうさまでした



ラヴィス・リストラッティ・シャルドネ2006

2009年08月20日 16時09分47秒 | 白ワイン
怪獣さん達の夏休み、

初日の「ジャスコ」をかわきりに

友人家族とのキャンプ計画、

二宮ビーチ計画・・・たくさんありました


・・・ジャスコが楽し過ぎたのかな?

仮面ライダーディケイドに興奮し過ぎちゃったのかな?

あの次の日から発熱してしまった怪獣兄妹

そう、夏休み計画は一瞬にして崩れ去り、

何も出来ず、何もせず、どこへも行かず、

「我慢の学習」の日々になってしまった。

「夏休みの思い出=ジャスコ」になってしまった。

へこんだのは怪獣さんたちだけではない

キャンプが楽しみで店主は前夜眠れなかった。

そしていつも怪獣さん達に「何事も気持ちの切り替えが大事よ」

と偉そうに言っている嫁は、

今回ばかりは自分の気持ちの切り替えが出来なかった

とにかく前へ進もう



さてさて、ゴーヤ大好きな嫁は

「ゴーヤピクルス」を作ってみました。

(・・・キャンプ用に仕込んでいました

 

ゴーヤのピクルス、なんてチャレンジャーなんだろう。

実は以前、平塚の「けせらせら」という素敵なワインバーで

友人と一緒に堪能したのだ。苦味が旨味に変身していた。

それをイメージして作りました。(何度も言うけどキャンプ用にね・・・)

「けせらせら」さんとは何かが違う。

苦味が旨味に変身しきれてない。

でも嫁は気に入って毎日堪能しています

そしてそんな苦味が残るゴーヤさんのパートナーはこちら。



ラヴィス・リストラッティ・シャルドネ2006

原産国: イタリア
品 種: シャルドネ
造り手: ラヴィス
価 格: 2415円(税込)


色は明るくて輝きのあるイエロー。

かりんのような香りで、やんわりと樽香も感じる。

口当たりが優しく、果実味たっぷりの上品なシャルドネ。

ゴーヤのピクルス、口当たりは甘酸っぱく、後味に残る優しい苦味、

と、ワインの果実味が支え合っていて

これぞまさに「パートナー」であーる


D.シュブロ・ACブルゴーニュ・アリゴテ・キュヴェ・スペシャル・ティユル2006

2009年08月11日 11時24分57秒 | 白ワイン
晩餐会シリーズ第2弾

「なんじゃこりゃ」編



都会からやってきたご夫婦が持ってきてくれた2本のワイン。

まずは白ワインから頂きます。

    

D.シュブロ・ACブルゴーニュ・アリゴテ・キュヴェ・スペシャル・ティユル2006

原産国: フランス・ブルゴーニュ
品 種: アリゴテ
造り手: ドメーヌ・シュブロ(奥様は日本人)

↓ドメーヌ・シュブロ HP↓
http://www.chevrot.fr/index.php?Itemid=300082

↓奥様、かおりさんのブログ↓
http://angel.ap.teacup.com/chevrot/


 嫁の豆知識 

「アリゴテ」という品種。私は初耳(スミマセン

ブルゴーニュ地方原産のぶどう品種で、

白ワインにクレーム・ド・カシスを加えた「キール」という

カクテルのベースワインとして有名。

けして評価は悪くないものの、どうしてもアリゴテワインというと

キールのベースとなる薄っぺらなワインというイメージを持ってしまう。

そんなあなたで造られたワイン「ティユル(菩提樹という意味)

一体どんな方なのでしょうか。



・・・外での晩餐会なので、暗くて見えない。


香り
・・・けど、香りは分かる。

ゴールデンデリシャスリンゴのような香りと

優しい樽香(ロースト香やナッツ系の香り)のバランスがとても良い。


味わい
やさしい果実味とエレガントな酸味。

とても上品な味わい。



「なんじゃこりゃ・・・いつも飲むワインとは何かが違う

とボソボソつぶやいてる嫁。

そして、今までたくさんの、本当にたくさんのワインを飲んできた

都会からやってきたご夫婦の旦那様と店主は

「アリゴテの域を超えた逸品」と感動していました。

とても上品な仕上がりのワインでした



そんな「ティユル」と共に堪能したのは、

ローストチキン(店主の十八番)



チキンの中にセロリ、にんにく、ローリエ、タイムなどを大胆に入れて

にんじんやジャガイモと一緒にダッチオーヴンで丸ごと焼く

とにかくチキンが柔らかい。

ハーブ達のさりげない、でも無くてはならない香りと風味。

トマトソースにつけて食べてもまた美味しい



チキンの旨さとワインの果実味がまさにベストマリアージュ

お見事


ここらへんで第二弾、ごちそうさまでした

もうしばし晩餐会は続くのである

ティエリ・ピュズラ・トゥーレーヌ・ヴァンクール・ブラン2006

2009年08月10日 14時37分28秒 | 白ワイン
ワインの好きなご夫婦が

遥か彼方の都会(?)からやってきてくれた。

サタデーナイトフィーバー(古すぎる)ならぬ

サタデーナイト晩餐会が始まりました


晩餐会シリーズ第一弾

「ビオワイン(自然派ワイン)で始めよう」編


この日、仕込みからお料理まで殆ど全て店主がこなしました。

嫁は野菜を切ったり、盛り付けたり、グラスを揃えたりと

いつになく(もっぱら)「助手」でした


まずは生ビールで心も体も涼め、

さてさてビオワイン(自然派ワイン)の

ヴァンクールで始めよう



ティエリー・ピュズラ・トゥーレーヌ・ヴァンクール・ブラン2006

原産国: フランス・ロワール地方
品 種: ソーヴィニヨンブラン
造り手: ティエリ・ピュズラ
価 格: 2100円(税込)


自然派ワインの鬼才と言われてるティエリさん、

自分でブドウを選び醸造します。

「ビオ農法」「自然酵母の使用」「ノンフィルター」「SO2添加抑制」

という自然な方法でワインを造っているそうです。

雑誌などの自然派ワイン特集では、必ず彼の名はそこにあるらしい。



きれいな黄金色

香り
ライチや洋ナシの香り

味わい
自然派ワインて独特の味わいがあるような・・・。

こちらのヴァンクールは、微発泡でまろやかな酸味と

トロピカルフルーツのようなまったり感がある。



この日の晩餐会、多数のごちそうが登場しましました

その中でヴァンクールと一番仲良しだったのは

「まぐろのタルタル」かな

まぐろのすり身に玉ねぎ、トマト、小ねぎ、ケイパー、ビネガー、

そして三兄弟(塩・こしょう・オリーブオイル)で混ぜ合わせたもの。

(話に夢中で写真がありません

まぐろの甘さとワインのまったり感がいい。

タルタルを美味しくしてるのは影の必殺仕事人、ビネガーとケイパー。

これらのさりげない酸味と苦味がワインをより美味しくしてくれる。


ひとまず第一弾、ごちそうさまでした

まだまだ続く晩餐会である









ヴィラ・スパリーナ・モンティ・ビアンコ2007

2009年08月04日 14時57分19秒 | 白ワイン
あれ?もう8月になっている

宮川酒店、地味ながらそれなりに繁忙期である。

店主とじいじを中心に、それぞれが自分の仕事こなしていく。

嫁、月初は請求書発行やもろもろの事務処理に追われたりする

特に土曜日は怪獣さんたちも保育園がお休みで

スイミングスクールに行く。(ママ送迎&見つめる係)

一方、お店は週の中で一番忙しい

そう、まさに土曜日は「バタバタする日」なのである。

そして嫁は「スーパーウーマン(何だそりゃ?)」になるのである。

ママ業・嫁業・主婦業、ぜ~んぶやる。

しかしスーパーウーマンの有効時間は結構短く、

怪獣さんたちの夕飯は実家の母にお願いし(いつもありがとう)、

彼らが撃沈したあと(眠ったあと)ようやく店主と嫁の夕飯になる

というのがいつものパターン。

もちろん夕飯の準備が出来ず(するつもりもなく?)

でもお腹はペコペコ。

そんなとき登場したのが・・・

「イタリアンレストラン・ペッシヴェンドーロ(二宮町)のピザ2枚」

出来立てアツアツ、ピザ生地もふわふわで涙が出るほど美味しそう。

空腹がより一層の感動をよぶ。

「しらす&桜エビのピザ」と「カルボナーラのピザ」

 

そして相棒、
ヴィラ・スパリーナ・モンティ・ビアンコ2007

 

原産国: イタリア
品 種: シャルドネ・ソーヴィニヨンブラン
造り手: ヴィラ・スパリーナ
価 格: 1575円(税込)


緑がかったレモンイエロー

香り
白っぽい花のような、いい香り。

味わい
軽やかですっきり飲みやすい。

レモンライムのような果実味があり、

ミネラル感たっぷり若さ溢れる夏ウマワイン。

時間が経つと果実味が増し、口当たりが一層柔らかくなる。

個人的にはボトルがとっても可愛く、涼しげでスキ


ワインのミネラル感としらすや桜エビが持つミネラル感が

仲良く重なりとても美味しい。

軽やかなこのワインは食中酒として大活躍。

この日、気付くとボトルにワインが入っていませんでした。

(=1本飲んでしまいました

ごちそうさまでした


奥野田 このゆびとまれ

2009年07月14日 11時12分31秒 | 白ワイン


奥野田 このゆびとまれ


原産国: 日本 山梨県甲州
品 種: デラウェア種100%
タイプ: 白・超甘口
造り手: 奥野田葡萄酒造 http://www.okunota.com/
価 格: 1365円(税込)



光沢のある緑がかったレモンイエロー


香り
洋ナシのシロップ漬け、蜜の様な甘い香り


味わい
口当たり柔らかく、洋ナシのような果実味たっぷりの甘口ワイン。

お料理に合わせる・・・というよりも、カクテル感覚で楽しめる

あえて「ワインの友」を選ぶらなら、

グレープフルーツなどがよさそう

グレープフルーツの苦味を優しく包んでくれる。

お蕎麦の甘口つゆにも合うかもしれない



「ワイン」というと横文字でキリッと引き締まったエチケット(ラベル)の

イメージが強いけど(私だけ?)、

「田んぼ」や「田舎」という言葉がよく似合う、

こんな可愛いエチケットのワインもあります



日本のワインってどうでしょうか?

異国のワインに比べると、さっぱりすっきり系が多いようです。

暖かい場所でワイン造りをすると糖度は自然につくので「酸度」を気にする、

寒い場所でワイン造りをすると酸度は自然につくので「糖度」を気にする。

多くのワイナリーがある山梨では「糖度」のつけ方が一番の課題のようです。

今年の秋は、山梨のワイナリーを見学に行きたいな~




話は変わりますが、怪獣兄の誕生日プレゼント「レゴ恐竜」。

ステゴサウルス完成しましたのでご紹介します。

誰が作ったかはご想像にお任せします

撮影・怪獣兄
 

↓早速壊してしまい、必死で組み立てる怪獣兄



次はテラノサウルス






ピエロパン・ソアーヴェ・クラシコ・スペリオーレ’07

2009年07月03日 15時28分25秒 | 白ワイン


ピエロパン・ソアーヴェ・クラシコ・スペリオーレ2007

原産国: イタリア ヴェネト州 ソアーヴェ
品 種: ガルガーネガ100%
タイプ: 白・辛口
造り手: ピエロパン
価 格: 2184円(税込)



光沢のある緑がかったイエロー


香り
ライムやグレープフルーツなどの柑橘系の香り


味わい
若々しさを感じるが口当たりが優しい。

爽やかな酸味で余韻は短め。

その短い余韻の中にわずかな塩味(しおみ)を感じます。



今朝、じいじのお友達から釣りたて「かます」をたくさん頂きました



大きくて身が引き締まっててそれはそれは美味しそう。

早速ばあばがさばいてくれました。

その横で怪獣兄、交ざっていた鰯を触れて何となく得意気である。




さ~て、これをピエロパンの友にしよう!

新鮮だから塩焼きにしてホクホクの白身を堪能しようと思いつつ、

ここは「かますフライ」にしてみよう

いただき方は二通り。

嫁特製のタルタルソース(かなり大雑把なものである)でいただく。

イタリアの天然海塩でいただく。



フライのオイリーさをワインの弱めの酸がゆっくり心地よく流してくれる。

タルタル+フライの脂が滑らかな酸ととてもよく合う

次にお塩で。

熱々のフライ+塩はやっぱり最高

口の中に入れまず塩味(しおみ)を感じる。

その後に優しい酸味と青々しい果実味のあるこのワインを合わせると

全てが心地よく重なり合い喉を通ってお腹におさまっていく。



最近思うのは「お酒とお料理を合わせよう」と思ったとき

・・・上品な言葉で説明できないけど・・・

ずばり、そのお料理の味わいの余韻をそのお酒で「流す」というのと、

そのお料理とお酒の味わいが「重なり合う」という二通りになると思う。

今回の「かますフライさん」の場合、

まさにその二通りを堪能できた気がします


・・・と優雅に食事を楽しんでると思われるかもしれませんが、

実はこの日、怪獣兄妹はごはん前にお菓子を食べすぎ(誰が与えたの~

一切れもかますさんを食べなかった。

そして店主はルンルンでお外へ飲みに行った。

嫁は一人寂しく(本当は一人楽しく)かますさんを堪能しました。