そこはかとな紀

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 スター・ウォーズ フォースの覚醒 Episode Ⅶ

2016-01-09 21:59:34 | 映画

 フォースの覚醒 鑑賞しました

 この映画を鑑賞する前に、私のスター・ウォーズの熱狂的なファンKさんから ピープルVSジョージ・ルーカスを事前に鑑賞しとくべきだとアドバイスを受けたので、実際鑑賞しました。 それを鑑賞して実感したのは、スター・ウォーズはもはやジョージ・ルーカスのものではないということです。コアなファンは増殖を繰り返し、サイドストーリーや考証は新たな論争を呼び、混沌とした中にも作品群に対する深い愛を感じる映画! と言っていいいかと思います。

 そう私はスター・ウォーズシリーズにはあまり思い入れがないために(理由はSFとしてはリアリティがなさすぎるから←上からかい!)まあ、単純に楽しかったらええやん、程度なんですが、それにしてもEpisode123(実際の作品としては456番目の作品)は初期の3ホントは一線を画し 正直面白くない・・・。ストーリーも見るものはないし辻褄合わせも破綻してる。正直そんな感じでしたね。

 ところがこのピープルVSジョージ・ルーカスを見ていや~全世界のスター・ウォーズファンもおんなじ気持ちだったんだあ、と・・。おまけにデジタル・リマスター版?かなあ、の改変や、特定のキャラに対するバッシングたるや、想像を絶するすさまじさで、正直引きますわ。まあ詳しくは本作をご鑑賞ください。

 さてー 456はそれなりに123もテキトーに見てた私が いきなりオープニングで!! うおおおおお っとお約束のタイトルですよね。こりゃ痺れるわ。さてーいよいよ話が始まると、旧456作に対するオマージュの塊!! ハン・ソロチューイの登場シーンなんか、中途半端ファンのおいらでも スゲーっと心震えるよな。ストーリーにもグイグイ引きこまれお約束の話の展開 いやーツボ心得てる面白いわあ・・。

 はて?しかしここでなんか妙な既視感が、この展開どっかで聞いたようなきがするなああ。

 あ! はたと気が付きました 結局ねスター・ウォーズシリーズのファンて言うのは、最初の3作品(エピソード456ね あーややこしい)のコアなファンが中核なんですよ。 これね構造的にガンダムとおんなじなんだなあ。ガンダムもやっぱり一番コアで熱狂的なファンはファーストガンダム(一年戦争ね)のファンなんですよお 

 ∀ガンダム だろうが 00 だろうが やっぱり アムロとシャアが出ないガンダムはガンダムじゃない

 ハン・ソロやルーク・スカイウォーカーがでないスター・ウォーズはスター・ウォーズじゃねーって というファンが多すぎるわけなんだ。

 そんなファンに対してジョージ・ルーカスはちょっと意地になってしまって、な事ないやろ、お前らファンが間違ってるこれだってスターウォーズなんだ、俺様に文句言うな!!!!と作品を作り続けて、否定され続けたわけなんだなこれが。

 で今回権利をディズニーに売っぱらって、ディズニーが意地だのしがらみだのなくして、純粋な投資活動としてファンのくすぐりどころを知り尽くして作ったのが本作品というわけだ。

 そう映画は巨額な制作費がかかるだけに、儲からないといけないのですよ、その意味でも映画は監督の私物ではないのです。いい悪いは別として、儲からない映画は続かないのですね。だからして、ファンの望ましい作品を作らざる負えない。冒険は許されないけど、適度に想像を超えないといけない。I am your father! っていう展開はまた使われましたよねええ。

 そういや奇しくもガンダムが1979年(だったよなたしか?)スター・ウォーズが(1977)に始まり、今まさに時を同じくして、ガンダムが 安彦良和さんのガンダムオリジンで、ファーストガンダムの新しい話を紡いでいるのと時を同じくして スター・ウォーズも新境地に入っているのと偶然じゃないよなあ。コアなファンの年齢も一致し、登場人物が親子で話を展開させているように、ファンの親が子連れで見に来るわけですか。うまく出来てるよなあ

 ちなみに私の友人のKさんは ガンダムのコアなファンでもあるのです。親子で見に行ってるのかなあ??

 


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