すっかり更新をサボっていますが、そろそろ復活しようかと。
しかし暑いですね~。特に大阪は暑い・・。
しばらくぶりの更新なので、5日に行った京都のワイングロッサリーさん主催のフェルトンロードのセミナーから。
フェルトンロードのセミナーは5年前に東京で参加予定だったのですが、仕事の関係で参加できなかったので、ようやくブレア・ウォルター氏にお会いできました。
東京にいた頃はニュージーランドのワインの会を定期的にしたりしていましたが、最近はあまり飲んでいないなあ、と思いながらもフェルトンロードは定期的に飲んでおりますぞ。
さて、セミナーの内容。
ニュージーランドの南端にあるセントラル・オタゴは南緯45度ほどのところで、ワイン生産地として最南端にあります。国土の大半が海洋性気候のニュージーランド中で、大陸性気候で雨が少なく寒暖の差が激しい、葡萄の成育に適した土地です。
フェルトンロードは1992年に初めて葡萄を植え、97年が初リリース。生産量の70%がピノノワール、20%がシャルドネ、10%がリースリング。65-70%を輸出している。
樹齢が若くても美味しいワインが出来るのは何故?との質問には、この土地で葡萄を栽培したのは彼らが初めてで、土地がまだまだ栄養分を持っているため、深く根が伸びていなくても栄養を吸収できるということであった。
さて試飲。
○Dry Riesling 2007
○Riesling 2007
最近はドライなタイプが苦手で、ノーマルの方がいいかなあ。もう少しミネラルと酸が欲しいが。Block1はノーマルの倍近い残糖とか。たしかにBlock1は甘すぎ。
○Chadonnay Barrel Fermented 2002
○Chadonnay 2006
2006年からバレル・ファーメンテッドを表記をやめているそうで、同じものとのこと。バレル、と書くと樽香が強いと思われるらしい。ただ、最近は新樽比率は下げているそうな。
やはり02年の方がゴールドの色合い。少し焦げたような味わいもあるが、リッチ。
●Pinot Noir 2006
●Pinot Noir Block5 2006
写真ではわかり難いですが、Block5のほうが透明感のある色合い。なんか今までに比べるとドライな味わい。造りが変わったのかな?
スクリューキャップの安全性はオーストラリアで検証済みとのことだったので、「ピノノワールはどれくらい熟成するのか?」と質問してみる。「3~6年」とのお答え。うーん、確かにそれくらいの熟成期間を考えれば、スクリューキャップのほいがリスクはないか。でももう少し熟成しそうな気がするのですが・・。
というわけで、またフェルトンロード古酒の会でも東京でやりますので、みなさんよろしく<誰に?(笑)