ふくしま日記

食べ歩き、ワイン、などなど。
仙台、札幌、大阪、東京。

まはり@昭和町

2007年10月23日 | フランス料理
サッカー日本代表の試合を長居競技場まで見に行ってきました(このブログ、追い着いていない・・)。見終わった後に行った、昭和町の洋食屋。阿倍野区に行ったのは初めてか?

オープンキッチンで天井が高いこのお店、一昔前の流行のスタイルともいえますがこういうお店は結構好き。お店の方も感じがいいです。

定番の洋食メニューのほかに前菜も充実していてなかなかいける。クリームコロッケが美味しかった。ポークチャップはちょっと火が入りすぎていたような気がしましたが・・。こういうお店が近くにあるといいのですが。

エル・バウ・デコラシオン@岡町

2007年10月22日 | イタリア・スペイン料理
豊中のイタリアンで晩餐。住宅地のレストランらしく、家族連れが目立ちます。今回はおまかせのコースで。

・マグロのカルパッチョ

この写真では何がなんだかわからん・・。デジカメ忘れたので携帯で撮りましたが、限界が・・。

・イカスミのラビオリ

あ、少しマシに撮れている。皮にイカスミを織り込んだラビオリ、中にはホウボウが入っております。スープ仕立て。

・ヒラアジのポワレ

魚の名前、当たっているかな(爆)

・本シメジのオレキエッティ

パスタ再び。シメジの味が良く出ています。オレキエッティ、不思議な食感。

・シャラン鴨のロースト

この辺はフレンチと変わらないですね。飲んでいるワインがフランスだったのでお気遣いいただいたか。

・デセール


今回飲んだワインはこんな感じで。


◎Pol Roger Cuvee Winston Churchill 1995
○Bienvenues Batard Montrachet 1996 Paul Pernot
●Vosne Romanee Clos Des Reas 1987 Michel Gros
●Pesquera 1985
●Chambolle-Musigny Sentiers 2004 Jacky Truchot

ポールロジェとはシブイ、と思っていたらウィンストンチャーチルとは。きれいな泡立ち、洋梨のような味わい。爽やかな味わいの奥に、ほのかにカスタードっぽい感じが。ペルノのビアンビニュはまだ早かったですね。酸が支配的でボリューム感はあまり無し。あと5年は待ちたいところ。クロデレアは少しおとなしくて、あまり開かず終わってしまったような・・。
そして今回の白眉はペスケーラ。リリース直後のものを何度か飲んだことはあったものの特に印象はなかったのですが、このペスケーラはいい!20年以上経っているのに若々しい果実と酸のバランスが素晴らしい。スペイン恐るべし。
最後のトルショー、やはりいいですね。でも飲みすぎですね(汗)。 





弘屋@北新地

2007年10月21日 | フランス料理
久しぶりに弘屋へ。仕事が遅れて大慌てで参上。反省。
今回はコースで。

・銀杏と海老のオイル煮

スターターとしてはなかなかいけます。オイル系が好きなので食が進んで・・。メタボの原因(笑)。

・ガスパチョ

オイル系の次は青臭いガスパチョ。食欲がわきますね。

・ポルチーニとスクランブルエッグ

料理が出てきたときは、てっきりホロホロ鳥かと思っていたのですが・・。カウンターに置いてあるこのポルチーニかい!大振りで食べ応えあり。スクランブルエッグがとろとろに仕上げてあって、ポルチーニのジュがいい感じ。

・厚岸産の牡蠣とフォアグラの春巻き

牡蠣とフォアグラの組み合わせ??と思いきや不思議なマリアージュ。しかもそれを春巻きにするってのはどこで考えられているのか・・。以前は岩牡蠣でやっていたそうな。不思議で魅力的な組み合わせ。

・牛テールのタヤリン

これがタヤリンか~。タヤリンデビュー。牛テールもとろとろで、お腹いっぱい。コースの最後に相応しい。

ワインはこんな感じで。


●Clos de la Roche 1994 Hubert Lignier
●Beaune cuvee Maurice Drouhin 1972 Hospices de Beaune

リニエはブラインドで。全然わかりませんでした(汗)。おとなしく感じられたのはヴィンテージの所為?素晴らしいワインを出していただいたBさんに感謝。ついつい拝んでしまいました(笑)。
オスピスは滅多に飲まないんですが、これは良かった。最初は少し酸っぱいか?って感じでしたが、じわじわと旨みが出てきて。今飲み頃です。ドルーアンはいいねえ。



せいろ@高知

2007年10月14日 | 和食
先日初めてお会いした方からご指摘がありました。

「tamuyasuさんはもっと太っていて、豪快な方かと思っていました」

・・確かに食べてばかりのような日記なので・・。実態は、貧相な小市民です(爆)。

さて、高知のせいろで鰻。
地元の商店街の一角にあるこのお店、テレビやスポーツ新聞も置いてあるのがいい感じです。炭火で焼かれた鰻は、表面がパリッと焼かれていて脂の乗りも上品。美味しいです。
ただ実感するのは、もはや鰻丼を食べる年齢ではなくなっているようで・・。ご飯残してしまいました。鰻だけではあれだけのご飯は食べきれない・・。

Volnay Clos de la Bousse d'Or 1975 Pousse d'Or

2007年10月13日 | ワイン
珍しくオフヴィンテージの古酒なぞ。

●Volnay Clos de Bousse d'Or 1975 Pousse d'Or

抜栓しようとキャップシールを剥がしてみると・・。うーん、コルクが乾燥している・・。これは相当苦労しそうだな、と思いながらナイフを入れ・・

あれっ?って感じでコルクは滑るようにボトルの中に落ちてしまいました。久々に茶漉し&デキャンタの出番でなんとか中身は飲めそうかな・・。

色は褐色がかっています。香りは少し紹興酒っぽい香りが出ていていやな予感。アルコールも感じます。ですが結果としてはなかなか美味しかったです。2時間くらい飲みましたが、ヘタることもなく・・。オフヴィンであっても保存状態が良かったのか??コルクはダメダメでしたが。熟成したものにしかない味わいがあって、上品な紅茶のような、湿った落ち葉のような。久々に古酒らしいワインを飲んだ気がしました。

Kamosiya Kusumoto@福島

2007年10月10日 | イタリア・スペイン料理
たまには福島の話も書かないと・・。というわけで、話題のこのお店に。

福島の外れにあるこのお店、路地裏っぽい店が多い福島でも意表をつくロケーションです。22時まではおまかせコースのみ。この日のメニューはこんな感じで。

・いろいろな野菜のチップ


・的矢の生牡蠣、マンゴーのソース


写真ブレまくりでわかりにくいですが、マンゴーのソースの上に香菜が乗っています。美味しい!

・秋カマスと松茸の茶碗蒸し


お子ちゃまなので茶碗蒸しが好物で・・。カマスも軽く火を入れただけ。大人の茶碗蒸し。

・短角牛のタルタル、最中の皮にのせて


美味しいですが、最中の皮は口の中でパサつくのであまり好みではないかも・・。

・秋刀魚のミルフィーユ、肝のソース


こういうのいいですね。季節のものを上品に作っていて。

・いろいろな茸のリゾット、フォアグラを散らして


茸好きにはたまらん・・。フォアグラがのるといいアクセント。口の中でとろける感じがいける。

・甘鯛の・・


調理方法忘れてしまいましたが、皮の美味しいこと。パリッと仕上がっていて口当たりがいい!

・低温調理した黒豚


結構なボリュームです。一瞬生かと思わせる色合い。最後にガツン!って感じですか。

・だだちゃ豆とビールのアイスクリーム


これはやられました。枝豆の味がバンバン出ています。ビールと組み合わせるとなんとも言えないマリアージュ(笑)

ワインはグラスで
◎Pierre Moncuit
○Gruner Veltliner Federspiel 2005 Wachau
●Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2005 Lecheneaut

ワインの他に吟醸酒も多数置いているようで、確かにこの料理には日本酒でもあうよなあ、と思わせるものがあります。うーん、いいですねこのお店。22時以降のバータイムでも使い勝手良さそうですね。


某所@心斎橋

2007年10月09日 | ワイン
別に隠すわけではなくて、お店の名前を忘れてしまったのです。心斎橋の日航ホテル近くのワインバー。

○Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2005 Gros Frere et Soeur
●Bonnes Mares 1997 Drouhin Laroze
●Vina Bosconia Gran Reserva 1976

グロフレのオートコートは相変わらずのリッチ&トロピカル。ソムリエ氏があえて高めの温度で、とのことでしたが、ネットリとしていてグロらしさ全開。モンラッシェグラスで出すところが憎い。
1997年のグランクリュはそろそろ飲み頃、との話を聞いたことがありますが、ドルーアンラルーズのワインも今が飲み頃ではないかと。酸が少ないヴィンテージゆえ、今の感じから大きく化けるとも思えず・・。いまの味わいがピークか。シンプルに美味しい。
最後は驚愕のリオハ。うーん、こんな味になりますか。事前に話を聞いていたにもかかわらず、ブルゴーニュにしか思えない味わい。アメリカンオークも感じることなく、ケミカルな感じもなく。今までテンプラニーニョは安いやつしか飲んでいなかったのかなあ。

珍しく夜遅くまで。皆様ありがとうございました。


こんなワインを飲んだ

2007年10月08日 | ワイン
レザール・サンテ!にはワインは持ち込みで。もっとも私は持ち込んでいないのですが・・。
店内暗かったので、画像は思い切り修正してあります。

◎Eric Rodez Brut 1996
○Puligny Montrachet Pucelles 1982 Marc Morey
●Volnay Clos Des Chenes 1991 Comtes Lafon
●Ch.Rouget 1988

エリックロデズは初めて。クリュッグにいた方とか。実はシャンパーニュはあまり詳しくないのです。そこまで行ったら破産してしまうので(笑)。キレイなゴールド。落ち着いた味わい。
モレのピュリニーは熟成が進んでいて、色合いも褐色がかっています。これくらいになるとピュセルって言われても全然わからず。ボリューム感有り。
ヴォルネはこれくらい熟成してくれるといい感じですね。まだまだ若々しいですが。キリっと引き締まった感じが心地いいです。まだ熟成可能かと。
ルジェは久しぶりに飲んだポムロール。メルロ100%かと思いきや、フランも入っているんですね。ジャムっぽい感じで美味しいですが、ブルゴーニュ派としては「さ、酸が欲しい・・」

全体的に満足度の高いラインナップでした。ありがとうございました。

レザール・サンテ!@豊中

2007年10月07日 | フランス料理
最近全然更新できていませんでしたが、秋の始まりとともにワインも飲み始めました。今年は暑かったよなあ。

今回は豊中のレザール・サンテ!。ミチノール・トゥールビヨンのシェフが野菜をメインにはじめたお店。週末なのにお客さん少な目ですが・・。
食べたものはこんな感じで。

・クリュディテ(4種類の盛り合わせ)


・鯨のカツレツと温野菜

鯨のカツと聞いて懐かしいと思ってしまう、そんな歳です(笑)。

・サンマとピーマンのリゾット


・帆立貝のポワレと白菜のクリーム煮


・和牛のロースト


・デセール


うーん、全体的にそつなく美味しいんですが、目新しさはないというか・・。何かもう少しインパクトが欲しいですね。シェフはインパクトのある料理作りすぎて、オーソドックスなほうに帰っているのかな。