7月17日のつづき
この日のディナーは、リクヴィールの一つ星レストラン、
Table du Gourmetにて。リクヴィールの街のど真ん中にあります。古い外観なのに、店内は一転してモダン。ウェブサイトで見ると内装はどぎつい色使いに見えますが、実際にはそんな感じには見えず落ち着いています(久しぶりにウェブサイト見たら、部分的に日本語のヴァージョンがあった。びっくり)。
サービス担当は女性のみで、キビキビと動いています。ワインを頼もうかと思い、「ドゥミで白、赤をお願いしたいんだけど・・」というと、「わかったわ。白はコレ、赤はコレがいいわよ」というのはウンブレヒトのリースリングとヒューゲル(フランス語的にはユゲルか)のピノノワール。的確な選択かとも思いつつも、翌日ダイスを訪問する予定があったので、ダイスを飲んでみようかな、と。リストを見るとダイスの赤、バーレンブルグ99がリストにあった(白のショーネンブールの古酒もあったが、結構いいお値段だったので断念(泣))ので、「赤はこれにしてください」と言ったところ・・。
「何ですって?!」 とやや気色ばんだ答え。
「いや、コレを飲もうと思って・・」 というと更に、
「あなたはこのワイン、飲んだことがあるの?!」 と更に突っ込まれ・・。
「いや、飲んだことはないけど、飲んでみたいなあ、と・・」 もう向こうは僕の言うことなんざ聞いてくれず、フランス語で延々と何か喋っています。
「マダム、英語で喋ってくれませんか?」といってもいつまでたってもフランス語で何か喋っている・・。何か気に触るようなことしたかなあ??
ようやく喋り終えて、わかったわ、って感じで去っていきました。どうしたんだろ?因みにワイン、白は最高でした。リースリングにありがちなシャバシャバな感じもなく、もたれるような感じもなく。畑名を失念したのが残念。赤は、98年でした。「99年を頼んだよね?」というと、また延々フランス語の説明が。「こっちの方が飲み頃だ」と言っていたんでしょう、おそらく。
料理ですが、少し和を意識した料理も多く、ワサビやらテンプラという字がメニューの中に見られます。今回は食欲があまりなく(昼もフレンチだったし)、一番安いムニュをいただきました。今回はあまり印象がなかったなあ。
・前菜3種類(フォアグラのテリーヌ、他は忘れた・・)
・プーレの・・(忘れている・・)
前菜は3種類をそれぞれ小皿にのせて一気に持ってくるという出し方。フォアグラもそれほどの感動もなく、他の2品も美味しいことは美味しいのだが、なんか特にインパクトはなかったなあ。メイン、確か鶏の下に昆布のようなものがあったと思ったのだが・・。スミマセン、よく覚えていなくて。一番安いムニュで全体は判断できないとは思うのだが。
因みにデザートは本当にタダの「ケーキ」。何とかなりませんか、これ。あと食前酒はリキュールをクレマンで割ったものにしては、お値段が高かったような気が・・。
食後にハーヴティー(お腹一杯になった人にはオススメ)を頼みましたが、南部鉄瓶みたいな入れ物でサービスしてくれますので、興味のある方は是非。