野菜ソムリエプロtamitanのブログ

野菜ソムリエプロtamitanが旬なお野菜を独自目線で紹介します。
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新種のリンゴ「おぜの紅」

2018-09-04 | 野菜のコト


先日、夏休みキャンプのために岐阜県平湯温泉へ行ってきた。
長野県松本インターから乗鞍岳へ向かう予定だったので中央道、長野道経由でいったのだが、途中のSAで知らないリンゴを見つけた。

「おぜの紅」

新しい品種で、群馬で生まれたリンゴだそう。
ここで売っていたのは長野県産だが、リンゴの品種自体は群馬生まれのリンゴ。
群馬のリンゴといえば私が大好きな「ぐんま名月」という青りんごがある。
青りんごというか正確には黄色いリンゴなのだが。
甘くてほどよい酸味があり、ジューシーで香りのよいリンゴ。今まで青りんごの中で一番好きだった「王林」を抜いてピカイチのお気に入り。
なので、群馬リンゴの新品種と聞くと買わずにはいられない。

5個入り1000円。


かなり大きい。平均して1個400g近くあるリンゴ。
あんまり大きなリンゴは味が薄いのでは・・・という懸念があったのだが、食べてみると超甘い。シャリシャリした食感。ジューシー。甘みと酸味のバランスがよく、酸味が甘みをより引立てている。
皮もパリッとしていて、皮と実のギャップを感じることなく、皮ごと食べてもシャキシャキした実と皮が違和感なくすっと入ってくる。

美味しい~~~~!!

おっと!野菜ソムリエプロとして「美味しい」という単純な表現は避けたいところ。
では。

「おぜの紅」
1個400g程度の大型品種で、シャキシャキとしたしっかりした実と薄く張りのある皮は、皮ごと食べても口の中に皮だけが残るようなことはなく皮と実が一体化して自然に口の中にはいってくる。
果汁が多く甘みが強い。さらに甘みを引立てるほどよい酸味が効いている。
食べ終わった後に口の中に甘い芳香が残る。
全体的に赤く色づきしっかりとした実は日持ちもよく、常温で10日ほど保存が可能。
芯の部分が少なく可食部が多い。

といった感じでしょうか。

地方に行くと、普段近所のスーパーでは見たことがない果物や野菜を見つけることができる。
野菜は日持ちがせず傷みやすいので、キャンプなどでその日に食べることができなければなかなか買って帰れないのだが、果物は割と持ち帰りが可能なので買って帰ることが多い。
SAや道の駅などに頻繁に立ち寄っては知らない野菜・果物を探すのも旅の楽しみだ。

この季節にこの地域でないと手に入らない果物というのがある。

何年か前に長野で見つけてから、機会があれば必ず買うのが「ワッサー」だ。
7月下旬からお盆の頃までの短い期間、長野県須坂市周辺でしか栽培されていないとても珍しい果物です。
おとりよせはできますが、やはり「ワッサー買いに長野へ行こう!」ってなりますね。
毎年は無理ですが。

これからは「おぜの紅と名月買いに群馬に行こう!」ってなるかも・・・。



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