野菜ソムリエプロtamitanのブログ

野菜ソムリエプロtamitanが旬なお野菜を独自目線で紹介します。
その他、趣味のこともいろいろと・・・。

青春18切符旅 高山へ ~下呂温泉編~

2020-08-22 | 旅のコト

今年、生まれて初めて青春18切符で列車の旅をした。行先は飛騨高山。なぜか飛騨地方が大好き。山深く日本的な風景に心が落ち着く。
朝8時。神戸を出発。米原までは新快速が走っているので割と早いが、米原から先はあまり電車で移動したことがない。しかも青春18切符となると特急には乗れないので普通列車を乗り継ぐことになる。乗換案内アプリなどで検索すると、1本後がすごい時間があいたりするので、結構旅程管理はシビア。でもいちおう私は旅程管理主任者(添乗員)ですので、時刻表とにらめっこしながら旅程を組む。

米原から岐阜へ。ここもまぁ電車の本数が多いところ。
問題はその先、高山本線。1本で高山までいけるのだがほとんどが特急列車のため、普通に乗ろうと思ったら時間調整が必要。高山に早く着きすぎても時間を持て余すだろうと、下呂温泉で途中下車してブラブラすることにした。

高山本線に入った途端、周りの景色が一変。清流が流れる日本の景色だ。
こういうのをゆっくり眺めながら旅できるのは列車の旅の魅力。もちろん車でドライブや単車ツーリングも楽しいけど、何時間も走りっぱなしじゃぁしんどい。
列車にゆられてうたたねなんぞしながら高山方面へ向かう。


途中で何本も特急列車の通過待ちのため停車。1駅の区間が長い。
下呂温泉にはお昼過ぎて到着。ここでお昼ご飯でも食べて足湯に入るか。

下呂温泉も来るのは初めて。付近を車で通ったことはある。もちろん風呂に入ったこともない。
パンフレットや観光ガイドブックなどでしかみたことがない河原の露天風呂、入ってみたいなぁ・・・。
しかし今年の豪雨で河原の露天風呂は土砂に埋もれてしまったのだとか?
今日は復活してるのだろうか。
まずは温泉街をブラブラする。


下呂(ゲロ)というからにはカエルにちなんだものが多い。
かえる神社というのがあるらしいので行ってみる。うちの娘たちがカエル好きなので話のネタに写真でも撮ってくるか。

かえる神社到着。祠はちっちゃいが、灯篭がカエルの形にくりぬかれていてかわいらしい。うっすらグリーン。夜になって明かりがともると、緑のカエルちゃんが出現する仕組み。


カエルが水吐いてます(笑)


そしてさっそく足湯へ。
下呂温泉にはやたらたくさん足湯がある。コロナの影響もあってか観光客も少なく、足湯に入っている人も少ない。

ちょうど誰もいなかったので入ってみることにする。
足を入れると・・・・超熱い。下呂温泉のお湯ってこんなに熱いのね。温度は有馬温泉並み。
あまりに熱くて足の指先くらいしかつけれない。でも思い切ってひざ下までざぶんとつけてみる。しばらく我慢してるとだんだん体が温度に慣れてきた。
長時間電車で座りっぱなしでむくんだ足の血行がよくなり気持ちいい。
湯上りもさっぱり。お肌がさらさらしている。


この足湯の目の前にあった「下呂プリン」でプリンを購入。店内では食べるスペースがないのでスプーンをもらって猛暑の屋外で食べる羽目になったが、日陰を探してなんとか座って食べることができた。
カエルをイメージしたのか、緑色のメロンゼリーとプリンが組み合わさったメロンソーダプリンを購入。赤いチェリーが入ってて見た目が可愛い。
この暑い日にさっぱりしたゼリーが美味い!プリンもバニラビーンズたっぷり入ってて美味しかった。
そういえば下呂温泉でお昼ご飯を食べようといってたのに、先にデザート食べちゃったよ。


マンホールにもカエル。
あと白鷺のマンホールもあった。下呂温泉には白鷺伝説が伝承されている。ずっと沸き続けていた温泉が突然止まってしまったが、一羽の白鷺が舞い降りたところに温泉が湧いていたという話。


お次は温泉寺へ。下呂温泉マップを見ていてちょっと気になってたので行ってみることにした。
なが~~い階段を上ったところにあり、下呂温泉街や山々を一望できるという。

この酷暑の中、この長い階段を上がるのはちょっと勇気がいるが、またあとで足湯に入ってリフレッシュすればよい。

いざ登ってみると、階段の高さは登りやすいように低めに作られていて、とても登りやすかった。


そしてこちらが温泉街一望の景色。
これといってアイコン的なものが存在しないのがちょっと残念かな。下呂といえばやはり河原の温泉。でもここからだと川が見えない。

ただとても天気が良くて空がきれい。雲が美しい。


続きまして「温泉博物館」。
これがなかなか面白かった。まず入り口で手を洗ってくださいと言われるのだが、手洗い場に温泉が出ている。ただし温泉の湯は温度が高く熱いので、それをぬるめるための水がでるホースと2本用意されていてミックスさせてお好みの温度にできる。

JAFの割引もきくので割引料金で入館。
普段は外国人に大人気の高山。今年は海外からの旅行者がいないので外国人がほとんどいない。もちろん日本人もいつもより少ないだろう。博物館の中も私たち以外に1~2組程度。


中には全国の温泉地の湯が集められており比較できる。
見たことがない緑の湯。なにこれ?どここれ?行ってみたい。岩手県の国見温泉かぁ、遠いなぁ・・・。


温泉の水の色が違えば湯の花もさまざま。
湯の花といえば白くてふわふわしたものと思い込んでいたのだが、茶色いのとかあってなかなか興味深い。
成分が違うから色も手触りも違う。当然効能も違ってくるわけだ。
いろんな温泉に行ってみたくなる。

温泉博物館内にも足湯があり、しかも歩行浴できるようになっている。
温度も熱いのから冷たいのへと変化し、血行をよくするように工夫されている。
そこに玉砂利がしかれていて足裏を刺激。これは気持ちいい。


温泉についていろいろと学び、足湯でリラックスしたらなんだかお腹が空いたので飛騨牛まんなどを買い食い。結局これらの買い食いが本日のお昼ご飯となった。

そして河原の温泉を探しに川の方へ戻る。
どこらへんにあるのだろうか、右も左もきょろきょろと見渡すがそれらしき温泉が見当たらない。
すると同行してた友人が「あったあった!誰か入ってる!」という。
指さす方を見ると、想像してたよりはるかに小さな風呂だった。もっと大きいのを探してたので見つからなかったんだな。

さっそく行ってみる。
といってもこの河原の温泉は水着着用でないと入ることができない。ので、足だけつかる。
ここもまぁまぁお湯は熱い。川の水は冷たいのにここだけ熱いというのもなんだか不思議。
でも水着でお風呂に入ってたら、熱くなったら冷たい川に入って、体が冷えたら温泉はいってと交互に入れるのでいつまででも楽しめるだろう。
家族連れが1組いて、子供たちは川でざぶざぶ遊んでいてお父さんが一人でお風呂に入っていた。
観光客がいない今年は逆にお出かけのチャンスかもしれない。


では再び駅へ。本数のすくない高山線の普通列車にのって高山へ向かう。
6時ごろ高山駅到着予定。宿にはチェックイン19時と伝えてあるので、ちょうどいい頃合いだ。

~高山編に続く~









最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。