野菜ソムリエプロtamitanのブログ

野菜ソムリエプロtamitanが旬なお野菜を独自目線で紹介します。
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初めて有馬の湯につかる

2020-07-03 | 旅のコト

何度も来たことがある有馬温泉。写真撮りに来たりハイキングで来たり単車で通りがかったりと、何度もこの地には来ているクセに、実は有馬の湯に入ったことがない。
かの有名な有馬の金泉。鉄分を多く含んだ赤い湯と言われているが、それも実際に入ったことがない。

ちょうど職場の友人と珍しく休みの日があったので一緒に有馬温泉に行くことにした。もちろん目的は風呂!
いちおうカメラも持っていきますけれども・・・(笑)

今日は電車で有馬に向かいます。JRで三宮まで出てから地下鉄に乗り換え。へぇ~~、谷上までが神戸市営地下鉄になって電車賃がぐんと安くなったんだ。
それまでは谷上までのたった一駅がめちゃ高かった。
谷上で神鉄に乗り換えて有馬へ。この一駅区間が安くなったおかげで、新開地から神鉄乗ってくるより三宮で乗り換えルートの方が安上がりになった。

平日だしコロナの影響もあってか人は少ない。有馬温泉駅についてもガラガラ。
おや??なんだか休んでる店が多いなぁ・・・。そりゃぁ人は少ないはずだ。
バスの団体客がいない分、ぶらぶら歩くにはゆっくりできてちょうどいい。


では。
さっそく風呂へ(笑)
金の湯と銀の湯両方はいっても850円(だったかな??)なので安い。とうぜん両方入るつもりなのでそのチケットを買う。
公衆浴場ですが施設はめっちゃきれい。
靴のロッカーにコインは不要。カウンターで更衣ロッカーのキーをもらいます。
でっかいリュックを背負っていたせいか「おおきいロッカーを渡しときますね」となかなかの気配り。

2階へ上がる。階段の踊り場の窓から有馬温泉街の景色が見えて風情たっぷり。
さ~て、初めての有馬の赤い湯。どんだけ赤いんかな?タオル真っ赤になるんかな?
更衣室もすいてて広い。でもいつもはもっとたくさん人が来てるだろうからこれでも狭く感じるんだろうな。今日来てよかったかも。ご高齢の方が割とたくさんいらっしゃって、風呂で寝てはる。死ぬで(笑)

あつ湯(44度)とぬる湯(42度)の浴槽があった。
ぬる湯ったって42度。我が家の風呂の温度設定は41度やで。
でも基本あっつ~い風呂が好きなので、まずはあつ湯から入る。

うぉぉぉ~~~っ。あつっ。
でも入れないことはない。しばらくすると体が慣れてきて気持ちいい。
しばらくあつ湯につかったあとぬる湯にいくとめちゃぬるく感じる。
そしてまたあつ湯にもどるとめちゃ熱い。

でもこの熱い湯にはいったおかげで毛穴が全部開いたのか、風呂上りはすっきりさっぱり。
汗はかくけど、べったりした感じはなく、なんだかとってもすっきりして気持ちいい。


風呂上りの水分補給に「ありまサイダー」を飲む。
甘みのあるサイダーなんだが、甘さは控えめでさっぱりしていて風呂上りは最高だ。
火照った体に冷たくてシュワシュワしたサイダーがしみこんでいく感じがする。
しばし休憩。もう動くの嫌になる(まだどこにも行ってないが・・・)。

散策マップでこの後どこにいくかを相談。
泉源をめぐる「泉源コース」1.5kmにしよう。
いったんねね橋まで戻ってマップのルート通りに歩いてみることにする。


駅前のお土産屋さんが立ち並ぶ筋で炭酸せんべいの顔出しパネルを発見。
実は顔出し写真も当然撮ってるのだがここではマル秘だ(笑)

この炭酸せんべい屋さんで「なま炭酸せんべい」というのを売っていて、ちょっとどんなものか気になったのだが実演販売が14時からだということでやっていなかった。
賞味期限5秒!なんじゃそりゃ。
つまり焼けたばっかりのあつあつふにゃふにゃの炭酸せんべいってことですね。
たった5秒でパリパリに固まってくるんやね~。
でもそれが炭酸せんべいの良いところであって、ふにゃふにゃの炭酸せんべいって湿気ったせんべいみたいなもんとちゃうんかなぁ・・・。ま、話のネタにはなるかもしれんけど。


マップを見ながら歩いていると、温泉街の中だというのに普通に住んでいらっしゃる民家もたくさんあった。
「この辺に住んでる人はやっぱり、自宅の風呂のお湯は温泉なのかなぁ?」なんてしゃべりながら歩いていると・・・・。

温泉流れてる。

やっぱりそうか。
道路脇にパイプから温泉が流れ出てくる。
自宅の風呂が温泉かけ流しってことかな?いいなぁ・・・。
でも風呂のなか真っ赤っかになって手入れが大変かも。


これはティラミスではない(笑)

泉源のちかくにこのでかいティラミスみたいな塊がゴロゴロ置かれていた。
なんだろうこれは・・・。でも色からして金泉の湯の花?
温泉の成分の結晶みたいなものかしら。
ということは、これを粉にして風呂に入れたら温泉になるんとちゃう?お土産屋さんで売ってる「有馬温泉の素」ができるんとちゃう?

さわってみるとガッチガチ。
なんか表面はほわほわしてるように見えるけど、さわると完全に岩です。
なんだか不思議だなぁ・・・。


マップでは結構遠いと思ったが歩いてみると予想してたよりはるかに距離が近い。
あっというまに銀の湯に出てきてしまった。
ここで風呂に入る前に、ちょっと一か所行ってみたかったところがある。

それは「炭酸泉源公園」。金泉は赤い湯だが、銀泉は無色透明の炭酸泉。
この炭酸泉の泉源があり、蛇口がついていて飲めるというのだ。


これが銀泉の泉源。
今は沸いてない。
水は溜まってるけど・・・。


でこちらが飲む蛇口。

飲んでみたが、めっちゃまずい。
まず、炭酸といっても市販の炭酸水のように口に含んだ瞬間からシュワシュワするものではなく、口に含んでしばらくすると口の中がピリリと感じる程度。
意識して飲めば炭酸だとわかる感じ。
で、味は金属の味がする(笑)
これは鉄分なのか??貧血に効くのか?
でも飲みすぎるとおなかをこわすらしいので、2口でやめておいた。

あと口がめっちゃ悪いので、早くなんか食べたい。
昼飯だ昼飯!!


お昼ご飯はさっき看板みつけたお蕎麦屋さんにしようと思う。
泉源公園から引き返していく途中、というか、この泉源公園のすぐとなりに炭酸せんべいの老舗「三ツ森」さんの工場店舗がある。
が、本日はやっていなかった・・・・。
いつもはここで炭酸せんべいを焼いているところをガラス越しに見ることができて、切り落とす回りの部分を味見でくれたりしてるのだが。残念。


で、昼飯。

「たたらそば」という緑がかったおそばと「信州そば」の2色盛り。
ここは10割そばを出す店で、この見たことがない「たたらそば」が名物らしい。
そもそもたたらそばとはなんぞや?
店員さんに聞いてみると韃靼そばのことらしい。
なんだか苦みがある。体にはよさそう。でも私は信州そばのほうが好みだなぁ・・・。

おでんを1品サービスでお好きなものをどうぞと言われて厚揚げをいただく。
麺とおでんって、香川の讃岐うどん屋かっ(笑)
でも、しっかりだしがしみて色が黒っぽくなっている厚揚げは美味しかった。
コロナの影響でお客さんも少なくなって、回転率が悪いんだろうな。廃棄するくらいなら来てくれたお客さんにサービスで食べてもらおうってことかな?

それと、薬味についていたオレンジ色の立方体。
紅葉おろしかと思ってたのに、食べたらやけに酸っぱい。
どうやらそこら中にべたべた手書きで貼り紙貼ってある「乳酸菌たっぷりぬか漬け」らしい。
たしかに乳酸菌はたっぷり含まれていそうな酸っぱさだ。


おなかもいっぱいになったところで、ちょっとぶらぶら歩いて銀泉へ行くとしますか。
ちょうどお蕎麦屋さんの真正面に神社へ続く階段があった。
お風呂入る前の軽い運動がてら登ってみる。
駐車場にクロネコヤマトのトラックが停まってたなぁ~と思ったら、この長い長い階段を段ボールかかえてクロネコの兄ちゃんが登ってた。ご苦労様。


ここは源泉神社。
初詣ならぬ、「夏詣」ののぼりがあがっていた。
夏にきたら涼しくてよい。階段上り下りで汗かいたら温泉にも入れるし、これは超オススメ(笑)


階段上り切ったら鳥居をくぐるところで大きな藁の輪っかをくぐって境内へ。
この輪の中にうまく入って写真撮ったら「インスタ映え~~!!」とか言って若い女子は喜ぶのだろうな。


鳥居くぐったら真正面に正殿があるが、すぐ右手にあるハイキングコースに続く階段が気になった。
ちょっと登ってみたが、すぐに倒木だらけで先へ進めない。
先日の大雨で木が倒れてしまったようだ。これはしばらくまた六甲山ハイキングは無理だなぁ・・・。

途中階段の隅っこにひっそりとカジカガエルが擬態ごっこをしていた。
あんまりにも枯れ葉と同化してたので踏んづけそうになってしまったぞ。


神社から降りてきて銀の湯へ。
こちらは無色透明の炭酸泉。この水で炭酸せんべいができるのか~。(ホントに??)

こちらもガラガラですいている。金泉よりもさらに空いている。

湯は・・・。やっぱり無色透明で無臭だと温泉っぽさが弱い。
もちろん炭酸効果はあるんだろうけど、やっぱり金泉のほうが有馬の湯に入った!という実感が沸く。
ただ空いているのでゆっくり入れてよい。
たぶん、観光客がたくさんいるシーズンでも、金泉よりは銀泉のほうが空いてるんだろうな。駅からこっちの方が遠いし。

銀泉はそもそも源泉の温度が18度と低い。温泉といいながら水なのだ。
金泉の源泉温度が98度なので、銀泉の風呂に入ろうとおもったら源泉を沸かしなおさなければならない。
金泉のような「あつ湯」はなく、普通の風呂の温度だった。
金泉のあつ湯、よかったなぁ・・・。


そしてお風呂上りには豆乳ソフトクリーム!!!
風呂上りはやっぱりアイスですよアイス!
いや、フルーツ牛乳も捨てがたい。
しかし有馬温泉に来たのならやっぱり有馬サイダーか??
ここにはすべてあります。

この豆乳ソフトクリーム、黒豆ソフトとミックスを頼んだのだが、黒豆ソフトはしっかり黒豆の味、豆乳ソフトは豆腐の味がちゃんとする。
さっぱりしていて風呂上りにはオススメ。

デザートたべて火照った体を冷まして、ぶらぶらお土産を買いながら駅に戻る。

お土産に買ったのは、金泉焼き(醤油味のあんこ餅)、炭酸せんべい3種類、有馬温泉名物カメ印の石鹸と化粧水ミストとTシャツ、そして有馬サイダーのキーホルダー。
なんじゃかんじゃといろいろ買ってしまった。
何度も来たことあるのに~、そして近いからいつでも何度でも来れるのに(笑)。

また行こうっと。






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