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未だカラオケの無い時代、このメロディを口ずさみがら、郷愁に駆られた膝小僧を撫で回した青春時代を愛おしく想い出した。
これに較べ同じ郷里の民謡に「田原坂」があるが、やたらと空威張りが多く権力にしがみ付く人間に共通する「自棄のやんぱち」といった歌詞であり、どうも肌に合わない。
自治体の市議会議員の選挙で、政策どころか誹謗中傷に明け暮れる、熱心すぎる(熱くなりすぎる)応援者が目立つ昨今だ。コンナ手合いは、楽しい同窓の酒席にも青筋立てて捲くし立てる。最も最高の被害者はコンナクレージーの応援を拒否できない候補者自身かもしれない。
特に「右手(メテニ)にー血刀なー、左手(ユンデニ)にたずな、馬上ー豊かな美少年」そして「泣くな騒ぐな天下の事は暫し美人の膝枕」なんて事になる。
空威張りだよねー。 一億聡右傾化の最中、センターポジションを崩したくはない。
せめて生涯現役でいたい。短い人生を心豊かに人間的に堂々と生き抜き、出来れば終末を寿げるスポーツマンシップでの人生でいたい。
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