なかよしリトミックピアノ

神戸市垂水区のリトミック&プレピアノの教室です。

ネタのタネ 「しかく」でどれだけレッスンできる?

2012-06-24 06:30:00 | ネタのタネ
久々の「ネタのタネ」シリーズです。

絵本を使ってのプレピアノ、ピアノレッスンを考えてみました。

お題はこちら
絵本「さよならさんかく」


おなじみのわらべうた「♪さよならさんかく またきてしかく」の絵本です。

これを使って何がレッスンできるか?

「しかくは とうふ」のページに載っているのは
積み木・さいころ・窓、色紙、旗、豆腐、です。

うっわ~
あるわ、あるわ。
ネタの宝庫!

アイデアを付箋に書いて貼ってみた


・サイコロは振って、数につなげる→音数の聞き取り、拍子、音価

・窓は「キレイに拭こう!高いところも低いところもね」ということで→音の高低、鍵盤上で色々な高さのドの確認
・「窓から誰か来たよ。ノックしてるね」ということで、リズム、強弱。
・窓からのお客さんが「1」なら指1本で打鍵、「2」なら指2本または両手で打鍵、などもできますね。

・積み木を積んで集中力をつける。

・積み木の角やを押さえて4拍子。
・角を押さえるのを4分音符とし、辺を2分音符としてなぞる。
・または角はスタッカート、辺はレガート。

・小さい積み木(くもんから出てる小さくてカラフルな積み木?がウチにあるのだ)を五線に音符替わりに置いて、
読譜の練習。


・色紙は破る、千切る、切る、吹いてみる。
最近、「あ~、手先を使う遊びをあんまりしてないな~」というお子さんが結構多いので。
「吹く」のは息のコントロールになります。
あと、息の強さや長さで「強弱」「リズム」もできます。
音符の長さも、実際に息を吹くと、わかりやすそうですね。


・大小の色紙を並べて、クレシェンド・デクレッシェンドを視覚的に表す。
ピアノは一度打鍵した音は、消えていくだけなのです。
太鼓などもそうですね。
だんだん大きくしようと思うと、徐々に強く打鍵しなければなりません。
この「だんだん」という感覚的で抽象的なものは、難しいです。
「だんだん」が理解できるのは、4歳くらいだそうです。
視覚的に表して、理解を助けます。

・先生がさわった色紙を追いかけっこでさわる→カノンの導入。

・旗はスカーフで代用して音価、拍子、強弱、高低につなげる

・振りながら歌→複リズム


そして豆腐は…スポンジを豆腐に見立てて
・そ~っと持って歩く

・持つ物が重たい荷物などに変わると、歩き方が変わる。

・豆腐(に見立てたスポンジ)を持つ手の形を(たぶん、指先がちょっとまがって、手のひらが真っ平らになっていないはずなので)
そのままひっくり返すと、ピアノを弾く手の形になる(はず)

・もう、自分が豆腐になっちゃって、「ぷるぷるだよ~」と脱力の練習
…いかん、いかん…そろそろネタ切れだ




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