玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します。

オンラインによる「感想・意見」

2021-07-12 22:42:01 | 最近の動き
  • 玉川上水についての貴重にして有用な情報を平易に語っていただき有難かった
  • アサココの案内では自然の紹介をする会だと思っていたのですが、もっと深いもので、ちょっとびっくりしました。大変大切な問題だと思います。これからは問題意識を表して広報なさるつもりなのかなとちょっと思いました。若い世代の参加が無いことに危惧を覚えるということには全く同意いたします。森づくりの作業を伴った現場にはそれなりに若者も増えてきているので、導入部を工夫するとか、講義だけでなく作業を入れるとか、工夫の仕方は有るのかなと思います。来ない来ないと憤っているだけではダメなのではないかな。自分の若い時を考えてもそれ程立派ではなかったと思いますし…。
  • 桜は小金井部分と小金井公園に十分あるからこれ以上伐採の必要はありません。ありがとうございました。参加者の意見の「玉川上水グリーンベルト」良いと思います。
  • 長年のデータや研究をもとにしたお話でたいへんわかりやすかったです。鳥のお話はとても興味深く鳴き声も聞かせていただけて楽しかったです。貴重なお話をどうもありがとうございました。
  • 観察会のことは承知していましたが、参加出来ませんでしたので、他の方法で会の活動に、協力出来たらと考えております。
  • 地道な活動に心より敬服します。次世代に是非つなげていけるように祈念しております。
  • 生物多様性に無関心な多くの人々に玉川上水の貴重さを理解してもらうのは大変難しいことだと思います。活動の輪が広がってより多くの人々に声が届くことを願っています。
  • 玉川上水は、散歩や自転車で通っているが、改めてその歴史や自然の事を知れて大変勉強になりました。
  • これからは時間ができるので歩きたいです。
  • 玉川上水のこと何も知らないのですこしずつ知っていきたいです。
  • リー智子 いつものことですが、高槻先生のお話はわかりやすく、説得力があります。高槻先生が「若い人がこういう活動にこないのはなぜか」という質問の答えとして「謎です」と答えたのはとてもおかしかったです。それの解決方法は、いますぐには思いつかないですが、きっかけさえあれば、若い人がどっとやって来る可能性は十分にあります。
     
     私は鈴木さんのお話を初めて聞きましたが、知らない事柄が多く、面白かったです。鈴木さんがこういう活動をするようになったきっかけが、子供の頃の経験だということで、子供向け企画をやっている自分としてはとても励みになりました。サンコウチョウの鳴き声は素晴らしかったです。
  • 岡 義雄(小平市居住)
    先日は、貴重な、興味あるシンポジウムに参加させていただきありがとうございました。数か月前に先生が、喜平橋付近の玉川上水堤の大木が伐採されたことを問題視されたことを知り、私も現場を確認して愕然としました。どうしてこのようなことを行政は平気で実施するのか理解に苦しみましたが、今回のシンポジウムに参加して、同じことを目指している4つのボランティア団体がまとまって、調査データをもとに、少しでも強く行政にものを言えるようになる見通しができたことは、大変に喜ばしいと感じております。いろいろな意見の方がいらっしゃると思いますが、これからもこの輪を広げられることを期待してます。このシンポジウムを通じて、生物の多様性をもっと学び、ボランティア活動に生かしていきたいと思います。第2回目も楽しみにしております。

 

  • 足達千恵子
    高槻先生のお話はわかりやすく、鈴木さんのお話は初めてで新鮮でした。
    鳴き声が上手でびっくりしました! 鳥のことももっと分かるようになりたいと思いました。
    Zoomで感じたのは、ノートパソコンで見ていると画面の中の資料画像が小さすぎるように思いました。
    画面で資料をアップにするか、別途送っていただくと嬉しいかもしれません。
    シンポジウムを続けることで関心を持つ人を増やし、一緒に考えていけるといいと思います。
    ありがとうございました。
  • 桜井秀雄
  • 1)玉川上水は生物多様性に優れていて、都会では非常に貴重な存在だと再確認できました。

    2) 小金井橋~茜屋橋 小金井桜の育成のため、樹木の伐採計画があるように聞いていますが左岸(小平市側)は小平三小に通学する児童達の通学路になってます。また、通勤、買い物、ウオーキング、遠方より樹木植物のウオッチングにくる人達等が多数います。夏季の防熱、冬季の防風、新緑、紅葉で癒されます。決して小金井地区のような状況には、させないで下さい。

    3)沿道の住民より要望があれば、伐採するのではなく、定期的な樹木管理が必要だと思います。

    4)水面の樹木の枝、雑草を無くせば、野鳥も増えると思います。

  •  

    大変勉強になりました。ありがとうございました。野草に関せば①フデリンドウ等の貴重種がすぐに盗掘されるのか、なくなってしまい残念に思ってます。②新府中街道予定地にも貴重な野草がありなんとか回避できないものかなどと思います。 

      
  • 澤口節子(小平市)

     玉川上水の野草の分布を調べるという、シンプルながら非常に根気のいる作業が色々な人たちの手で行われたのは素晴らしいと思いました。玉川上水を歩いていて、いつもこの辺でこれが咲くとか急に増えたり減ったりすること、遠くまで歩いてみると普段近くで見ている植物とは違ったものが見られることなど、漠然と感じていたことがきちんと調べるとこんな風になるとわかりました。また、つい珍しいものだけを取り上げたい気持ちになりますが、それよりも定点で持続的に平易に観察できる方法をとっていることが、この調査のすごい点ということもわかりました。
     最近気になることはナラ枯れの被害です。7月になり、葉が茶色になることで被害の大きさが見えるようになりました。今は青々と葉を茂らせている木でも根元には細かい木くずがたまっていて、いずれ葉も枯れていくだろうと思われます。近くの林も同様で、大きな木が茶色になっているのは胸が痛みます。カシノナガキクイムシは大木につくということなので、これからますます伐採が進むのではないかと危惧されます。

     鳥は冬に見やすかったのでよく見たり聞いたりするようになりましたが、なかなか姿を見たり声を聴き分けたりすることはできません。鈴木様による鳥のお話や鳴き声はとても興味深くお聞きしました。
     生物多様性について考えていたら、伐採、下草の刈り取、落ち葉掃き、園芸種の植栽などどう考えるべきかと思います。玉川上水の自然を保ってきたこれまでの長い時間とこれからの時間を考えたいと思います。そのためにも玉川上水のみどりといきもの会議の役割は大きいと感じています。


オンラインによる「期待すること」

2021-07-12 22:40:14 | 最近の動き
  • 東京都との伐採に関する折衝
  • 行政に働きかけていくきっかけにする。
  • 樹木伐採が止まることを期待します。
  • ご研究をもっと一般に周知し、自然の植生と鳥などの重要性を市井の人々に啓蒙していただければと思います。行政の人々も動かせる活動となることが期待されます。
  • 玉川上水を守る会のように住民の協力により上水の存続に具体的な活動を
  • 上水の周りに人が集まるようなイベントを頻繁に行うこと。
  • 講師の皆様の思いや方向性をもっと強く出されては。
  • 行政の皆さんには、狭い国土でいろいろな思いを持った人々が生活しているわけで、上水の持つ多様性をもっと考えて施策を進めてもらいたい。
  • ケヤキの巨木だけが熱帯雨林のフタバガキ科の樹木のように突出して生立していますが、これからの温暖化で豪雨等の影響を心配します。鱗木の変遷にも留意すべきかと思います。
  • 都市化の中で、上水の果たす役割は生物生態的にも多岐にわたると思います。人々の営みとの関係を考えるとなおさらです。単純な回答の出るものでもないと思いますが、どうぞお導きのほどをお願いいいたします。
  • 開催(日程を土曜か日曜の午後にした方が出席しやすいですね。)
  • もっと活動を広報してほしい
  • 貴重なデータの積み重ねが、世間を動かす力になることを願っています。
  • 引き続き、野鳥やお花の調査を続けていただき、研修会もしてほしい
  • 実際に上水を歩き、観察に参加できるイベントを開催して欲しいです。
  • 自然を保全する為の取り組みの紹介
  • 今後も継続して頂きたい
  • 実現するにはかなりの困難があるでしょうが、伐採派や行政の方々を含めたシンポジウムができると良いと思います。
  • 活動の中心が「多様性」を大切にすることであり続けること。
  • 植物、野鳥と伺ったので、玉川上水を利用する動物のことも知りたいです。
  • 野鳥や昆虫、野草の保護に関する話題
  • 今回はZoomでのリモート参加をさせていただき、有り難うございました。会場にいらした参加者の方々の様子がわかる映像をZoom上で見ることができれば、会場との一体感がより深まるかと思いました。
  • 玉川上水の管理の問題、次回以降にとおっしゃっていたので、楽しみにしています。また、以前玉川上水でアライグマの調査をやっているのを見たことがあるので、今どうなっているかも知りたいです。

 

 


オンラインによる「印象に残ったこと」

2021-07-12 22:37:30 | 最近の動き

(明らかな誤記、誤入力は正しました)

 

  • 玉川上水の希少性と重要性
  • サクラの伐採についての報告
  • 玉川上水が野草の避難地になっているというお話
  • 樹種と花と鳥の関係性と重要性のお話。小金井市が欅の大木を伐採して、桜ばかり植えているということを今まで知らずにいたことが市民としてショックでした。
  • 生物多様性の重要さ
  • 玉川上水を取り巻く環境の変化により、鳥や草花がどの様な影響を受けるのか、緻密な調査結果
  • 雑木林が生物の多様性を支えているということを知ったこと。夏鳥、冬鳥、旅鳥、漂鳥、留鳥という区別があること。
  • 玉川上水に関して、何らかの関心を持っている方が年代を問わずおられることがわかりました。私も、上水の多摩川からの取水口から高井戸中央自動車道の辺りまで歩いてみましたが、上水と都市化の関係がよくわかり、上水の将来性に危惧の念を持ちました。
  • 玉川上水の法面にケヤキなどの大木が何故生えた状態になったのか疑問に思っていたがその原因の一端が判った。
  • 玉川上水の生態系を沿線各市のネットワークで守ろうとする連携力
  • 多くの方がフィールドワークに参加していること
  • 玉川上水に住む鳥の説明、生息する花など楽しかったです
  • 野鳥の鳴き声の物まねがあまりに素晴らしくて、とても印象に残りました。
  • お花の種類が多かった事引き続き(調べてください)
  • 上水の花や鳥の豊かさ
  • 玉川上水の自然の重要性
  • 玉川上水の小平市と小金井市の捉え方の違い。

玉川上水みどりといきもの会議について

2021-07-12 22:13:38 | 最近の動き

このシンポジウムは玉川上水みどりといきもの会議が主催する第1回のものなので、この団体の説明をしておきます。今年(2021年)の元旦にできたばかりの若い団体ですが(趣意はこちら)、その背景としてそれまでにも多くの団体が独自の活動をしてきました。私が代表を務める「玉川上水花マップネットワーク」は玉川上水の野草を素朴に記録してきました(こちら)。その他子供の活動に力を入れている団体や、自然だけでなく保護活動に関心が強い団体もあれば、場所ごとに井の頭の方に力を入れている団体などさまざまです。そのような違いはありますが、玉川上水の未来を考えた時、今行われている玉川上水の管理には問題があり、なんとか良いものにしたいという思いは共通しています。その思いを具体的に活動としていこうということでこの団体が発足しました。そして、作ったロゴは、玉川上水の土と水と植物を象徴するものとしました。

玉川上水みどりといきもの会議を構成する団体

 

 これまでに日本自然保護協会と話し合うとか、TBSの「噂の!東京チャンネル」の取材を受けるなどの活動をしてきました。

玉川上水みどりといきもの会議の活動

 

 また本団体の方針として、考えを主張するだけでなく、生物学的な調査をし、そのデータに基づいた発言をしたいということがあり、これまで樹木調査や野鳥調査をしてきました。

 

 こうした中で、今回第1回のシンポジウムを開催することができました。今後、上水の管理など応用的な話題も取り上げますが、今回は玉川上水に生きる生き物として野草と鳥を取り上げることにしました。それによって玉川上水の生き物の豊かさを知ってもらえれば幸いです。


スタッフからの感想・提案

2021-07-12 11:09:31 | 最近の動き
アイウエオ順
 
- 小島
当日は1階の入り口で来られた方をお迎えしてエレベーターで会場にご案内しましたが、悪天候の中をご参加頂き、本当に頭の下がる思いでした。会場もアットホームな感じで、すばらしいシンポジュウムであったと思います。両先生のご講演も分かり易く、とっても素晴らしい内容であったと思い ました。あらためて興味深く拝聴しました。データーにもとずくお話は、納得のゆく迫力を感じました。この自然環境の大切なことを次の世代の方々にどうやって伝え、繋いでゆくのかがこれからの課題だと思いました。このシンポジュウムをユーチューブやブログなどを活用してい、広く伝えることが出来ないでしょうか?テレビや新聞・情報誌などでも取り上げてもらえればと思います。
 三鷹橋にある東京水道局の掲示板には「~当時の素掘り水路・法面が多く残され、往年の姿を今日に伝えています。玉川上水は近世の水利技術を知るうえで重要な土木施設・遺構である~平成15年8月に開渠約30㎞が国の史跡にされた」と明記してあります。この法面の崩壊を防ぐためにネットなどでカバーすることが許されるのでしょうか?言語道断だと思います。人間の勝手な行動が自然環境に与える影響を熟慮することが大切だと思います。

- 田頭

・高槻先生のたまゆら草のお話しが好きです。玉川上水の価値が良く表現されていると思います。これを聞いたら桜派の人も、「それはまずいな」と多少なりとも思うのでは。

・小金井に特化したお話しではない流れで、小金井の現状に警鐘を鳴らしていただいたことがありがたいと思いました。

・会場で質問された方の多くが、小金井市民ではないがこの現状に驚き憂いておられました。この声がどのくらいの数だったか、アンケートなどで把握すれば良かったと思いました。

・鈴木さんの鳥と樹木のお話は新鮮でした。鳴き声、また聞きたいです。

・法面と樹木の関係は、今後更に深く知りたいと思います。楽しみです。

・会場設営や撤収、案内など役割の担当はスムーズだった。

・オンライン申し込みは名前をあらかじめ把握できていたので良かったようだ。当日のオンライン受付担当も混乱はなかったと聞いた。

 

- 森
スタッフとして、受付で検温係とマイク係をしていましたグリーフサポートこだいらの森です。当日の感想は、悪天候の中いらっしゃった参加者の方にお熱のある方がいなかったことにホッとしました。
 マイクを差し出して意見を聞くのは、時間を決めた方が良いと思いました。多くの参加者の声を届けるためには、タイムキーパーが必要かと感じます。
 お話の内容は、今まで気がつかなかった野鳥にとっての樹木の大切さを教えていただき感謝しています。桜ばかりになってしまう玉川上水の危うさと、法面の保護にこれからも関心を持ちつづけたいと思います。ありがとうございました。
 
- 安田
シンポジウムお疲れ様でした。
玉川上水への関心が高いこと、これから良い動きが生まれるような予感がしました。これから、この場に集まった皆さんで建設的な議論が出来るような集まりになるといいなと思いました。
反省点ですが、一番後ろで聞いていましたが音声が少し聞き取りづらかったです。
また、質疑応答でマイクなしで話を続ける場面もあり、オンライン参加の方に配慮が足りない部分があったのではと感じました。オンラインは映像よりも音声が大事ですので、
音声がきちんと届いているか、オンライン参加者への確認が必要ではと思います。また、絵ハガキを販売しましたが、絵柄がわかるよう展示できたらもっと販売数が伸びるのではないでしょうか。
以上です。
 
- 横須賀
シンポジウムお疲れ様でした。講演の内容がよかったのはもちろんですが、初めて集まったメンバーですが大きな問題もなく皆さんテキパキと動かれて、やはりこれまで様々熱心に活動して来られた方々が集結したんだと感じました。そのことにとても意味がありますね。小金井だけでは乗り越えられなかった問題が乗り越えられそう!希望が見えた気がしました。まだまだついていくのに必死ではありますが、はけ文もできる限り頑張って行きたいと思います。
 オンラインの受講者のことですが、3分の1くらいの方が顔出しで受講していました。
その感じを見ているととても熱心に聞いていました。確かにリアルで参加するよりも距離感はあるかもしれませんが、アンケートの戻りが少なかったのは、グーグルフォームが苦手に感じる世代の方が多かったせいではないでしょうか。そのあたり課題ですが、プリントしてファックスで返してというのもどうかと思いますが、色々やって見たらいいのかもしれませんね。
みなさまお疲れ様でした。ありがとうございました。