たまごの晩餐Ver.3

たまごの徒然なる日記です。3回目の引っ越しをしました。

ジブリッシュでファシリテーション

2016-12-04 22:32:17 | Weblog

土曜日、日本ファシリテーション協会九州支部定例会に参加してきました。

先々月ファシリテーション基礎講座を受講し、定例会へは初めての参加です。

この日のテーマは「パンケーキづくり」or「ジブリッシュトレーニング」。

どちらに参加しようか迷った結果、HPの以下の部分よりジブリッシュへの参加を決める(以下、FAJホームページより引用)。

ジブリッシュとは?

ジブリッシュは、赤ん坊が話すような無意味な無茶苦茶言葉のこと。演劇の役者の訓練や企業のマネージャー研修に使われています。

非言語表現の意味とは

無意味な非言語を大げさな表情と身体で表現するその意味として、このように考えています。
人は言語/非言語という2種類の言語コミュニケーションにより絶えず思考していて、そのコミュニケーションの相手も自分と会話する「内語」と、自分以外と会話する「外語」があると考えています。
現在のIT社会は、「内語」「外語」ともに、言語情報が溢れている状況となっていることで、常に左脳中心の言語思考に偏りがちです。また、非言語で感情を発散する機会も少なく、それらがストレスを多く引き起こす要因となっているのではないか、とも考えています。

非言語で表現するトレーニングは、役者の演劇修練はもとより企業のマネージャー研修でも用いられています。また、ファシリテーターのスキル向上トレーニングとして非常に有効と考えています。

こんな方におススメです!
  • 日頃からものごとを考え過ぎる方
  • 日頃からまじめ過ぎると思う方
  • 日頃から理屈っぽ過ぎると感じる方
  • 日頃から悩みが多いと思う方
  • たまには大声で笑ってみるか!と思う方
  • 身体をしっかり動かしたいと思う方
                                             (ここまで)

で、およそ4時間、おもしろいこともないのにひたすらに笑い、意味のない言語を用い、他者にメッセージを伝えるべく体を動かした。

コミュニケーションは日々主に言語を使って取っている。

教師という立場上、私の発する言葉が生徒に大きな影響をもたらすことをよく知っている。

職場もまだ4月に赴任したばっかりで、相手の感情を考えながら慎重に言葉を選んでいる。

考えることや思っていることと違うことも発する。

が、この日はそんな難しいことは考えていられない。

たとえばこんな感じ。

「Yさんとはどういったお知り合いなのですか?」

という問いに「実は10年ほど前、東京で一緒に仕事をしたいたことがあったんです」ということを

「ファイト」という単語とジェスチャーだけで伝えなくてはいけないという課題。

「伝える」ということに全力投球である。余分なことを考える余裕はない。

 

私たちは10万回/日ほど考えているらしい。考え過ぎだ。

最近流行の「マインドフルネス」というのをチャレンジしたこともあったが「考えないこと」は難しい。

私はいつからこんなにも考えるようになってしまったのだろうか。

子供の頃はトランプをすればトランプを楽しむことに集中し、鬼ごっこだって鬼につかまらないことに必死だった。

今は遊んでいても「今日の夕飯どうしようかな」とか「帰りが遅くなると明日の仕事に響くなー」とか、とにかくその場でやっているそのことに集中できない。

先週なんてコブクロのライブに参加して楽しんでいる真っ最中に「帰り、車多いんだろうなー、嫌だなぁ。あ、せっかくライブ中なのにまた先にどうでもいいことを考えてしまった!」などという思考をしていた。

私は注意散漫タイプだし、予期不安が強いタイプなので人一倍考えてしまうタイプだと自覚している。

そんな事をちょうど考えていた今日この頃で、私にとってはタイムリーなテーマだった。

純粋に、今取り組んでいるまさにそのことに全身神経を集中できたのはいつぶりだろうか。

 

最後に「体験(ジブリッシュ)」→「指摘(体験の言語化、内省)」→「分析」→「一般化」のサイクルで振り返る。

このサイクルもおそらく何かの体系的理論があるんだよきっと、学生に伝えるよ、と私の直感が言っている。

来週は協同学習です!

たまご